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25日、中国メディア・騰訊によると、北京第一中級人民法院は22日、広電総局の違法性を初めて認める判決を下した。資料写真。
歴史が動いた!裁判所が広電総局の違法性を初めて認める―中国
http://www.recordchina.co.jp/a125915.html
2015年12月26日(土) 2時10分
2015年12月25日、中国メディア・騰訊によると、北京第一中級人民法院は22日、映画監督の範坡坡(ファン・ポーポー)氏が国家新聞出版広電総局(広電総局)を訴えた裁判で、広電総局側の違法性を認め、裁判費用50元(約950円)を支払うよう命じた。広電総局は中国のすべてのメディアを管轄する国家機関で、同機関の違法性が認められるのは初めてのこと。
今年2月12日、範氏が監督を務めた同性愛を扱ったドキュメンタリー作品「彩虹伴我心」が、動画サイトから一斉に削除された。範氏が動画サイトに問い合わせると、「広電総局から削除するようにとの文書が届いた」と説明された。そこで、削除された理由について広電総局に書面で問い合わせると、「われわれが同作品を削除するよう求めた事実は存在しない」と回答された。
範氏は9月8日に代理人の弁護士を通じて北京第一中級人民法院に訴えを起こし、同14日に正式に受理された。範氏は受理されたこと自体が意外だと語っていたが、結果的に裁判所は広電総局の違法性を認める判決を下し、範氏の裁判費用50元を支払うよう命じた。なお、その他の請求については棄却されている。(翻訳・編集/北田)
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