http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/308.html
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(回答先: 米軍「イスラム国」空爆 攻撃はシリア都市ラッカなどに14回 イスラム国「24時間以内に空爆をやめないと男性を処刑」と警告 投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 23 日 18:47:05)
・http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/295.html#c4
>今夜(23日)の報道ステから。シリア北部とイラク北部を取材して、イラク北部にいるアジアプレスの玉本英子記者の生中継では、空爆に期待する現地の声はほとんど聞かれないこと。また、空爆してもイラク軍から奪った米国製の武器がどんどん入ってきていることや、トルコ経由で義勇兵がどんどん入っていることから、これを止めないことには意味がない、と報告していた。
番組ではイスラム国ではオバマの空爆発表の直後から、空爆されそうな都市から兵士がすっかり姿を消したこと、同時にクルド人の村6つを素早く占拠したこと、から早々と空爆への準備をしていたとみられること、クルド人は空爆は意味がないと評価していること、などを報じた。
さらにワシントンからの報告として、米政府も今後の見通しは何もないこと、シリア空爆が失敗に終われば、軍部は地上軍を送る提案を準備している、とも伝えてきていた。
・http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/295.html#c6
(所感)
>オバマがシリア内空爆を宣言してから、実際に踏み切るまで時間がかかったのは、国連、ロシア、イラクなどに根回しが必要だったからだろう。また湾岸5か国も道ずれにしたかった。ここに単独覇権主義(田中宇)の不徹底さが見られる。カタールなどはもともとイスラム国を支援していたが、米国と付き合って空爆に踏み切ったという。道ずれにされた5か国も、どれだけ本気で参加しているか分からないと、番組に登場した識者(宮田)は語っていた。
米国内でも空爆で効果が挙げられるか疑問視する声も上がっていて、軍は地上軍を派遣する提案を準備中ということだが、オバマの登場はイラクやアフガンからの撤退が公約だった。やっと嵌った溝から車輪を引き上げつつあるときに、再び溝に嵌り直し泥沼の道を歩むのか。単独覇権主義さえ陰りを見せている中、踏み切るとすれば規模は小さいものの多国籍軍という形をとるのではないか。そして数百人の米兵が犠牲になり、国内の反戦世論に押されて、すごすごと引き上げていくのではないか。
オバマは頭がいいという話だから、誰にでも見えるこんな未来が見えたらグイッと手綱を引き締め、思いとどまればオバマらしいし一貫性を貫いたことになる。
もう一つ大事なことを忘れていた。イスラム国の兵士は死を恐れないので滅法強いということであった(報道ステ)。つまり「死兵」と化しているわけである。これまでの破竹のごとき勢いを見れば、そうだったのかと、一つの謎が解けた気がする。
イラクーイラン戦争でも、武器・装備・兵隊の練度に劣っていたイランが8年にもわたり善戦したのは、20万ともされる義勇兵がみな「死兵」と化していたからだと言われている。彼らは出陣の前に宗教指導者から、この戦いで死ねば必ず天国に行けると言われ、それを固く信じていた(と何かに書いてあった)。
シオクラシーをの特異性と見られる(天皇を神と崇めた日本兵も強かった)。対するイラク兵は世俗化した兵士であったと思う。
イスラム国に同じような現象が起きていると考えられるのは非常に興味深い。
米兵は死兵には成り得ない。シリアの穏健な反政府組織を訓練して、イスラム国にぶつけても死兵にはならない。米国に勝ち目はない。
・Re: 「イスラム国」は、革命イランと同様、デモクラシーの対極にあるシオクラシー(神権政治)での建国を目指していると見る
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/264.html
投稿者 仁王像 日時 2014 年 9 月 18 日 20:05:28: jdZgmZ21Prm8E
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