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舞台でカネをとらずに見せるレベルの米露コンビ漫才に付き合うのはバカバカしいことだは思うが、真顔で米露激突を心配するひともいるようなので簡単に...。
ロシア政府の言い分や主張を事実と認めているわけではないが、MH17の墜落について、事故ではなく撃墜であるとし、撃墜方法(BUK)・撃墜主体(親露派武装勢力)・撃墜目的(ウクライナ軍用機と間違えた誤射)を世界に向けて広言した米国オバマ政権とウクライナ政府は、自分たちの主張を裏付ける証拠を示すとともに、ロシア政府からの疑義に応える義務がある。
昨日NHKBS1で放送されたロシア「RTRニュース」は、ロシア国防省が、ウクライナ政府や米国オバマ政権が公開した“証拠”が捏造やパクリであることを説明したことを報じた。
ロシア国防省が説明した内容:
● ロシア国防省がMH17便撃墜事故から4日後の21日にロシア国防軍のレーダー情報や航空写真に対してウクライナ政府が挙げた反証に再反証
ロシア国防省は、MH17便に近接するSu25(高度1万メートルを飛行)に関するレーダー情報とともに、MH17便が墜落した地点の近くにウクライナの防空システム(BUK)が存在していた航空写真(撮影日時17日午前11時ウクライナ時間かモスクワ時間かは不明)を示し、Su25の飛行目的やBUKの配置目的をウクライナ政府に質した。
(ウクライ軍が保有するSu25ではどれも、高度1万メートルで実用的な動きはできないと阿修羅で主張し続けている人もいるが、それが事実なら、ウクライ政府がロシアが公表したレーダー情報に反論するのは容易:「そんな高度で作戦活動ができるようなSu25は持っていないからロシアが提示したレーダー情報は誤りかウソ」の一言)
ウクライナ政府(保安庁)は、Su25飛行に関するレーダー情報には反論していないが、BUKが配置された航空写真はロシア側の捏造だと反論し、17日のものとする同じ場所の航空写真を公表した。
そのようなウクライナ保安庁の反論に、ロシア国防省はさらに反証し、ウクライナが示した写真は17日のものではなく14日午前11時のものであるとした。
また、その航空写真を撮ったのはウクライナではなく、写真の品質などからロシア批判の根拠に利用するには耐えられるレベルではなかったことから、撮影主体は自らの名前では発表する気にならなかったのだろう。発表してしまえば、米国の宇宙偵察能力は万能との神話を壊してしまうことになるからだ。ウクライの主要メディアは、米国の偵察衛星は100%信頼に足ると宣伝しているとコメントした。
● 米国が公表した「ロシアによるウクライナ越境砲撃」証拠のビデオと写真はゲームソフト「熱い岩」からの借用
ロシア国防省は、続いて、最近も、ロシアがウクライナ領土に砲撃を行ったとする証拠のビデオと写真を公開したが、スパイ衛星から撮ったとされるそのビデオは、コンピュータゲーム「熱い岩」からとったものである。それ以外に、証拠となるものは提示されていないと反論した。
● 「大口径の砲弾に撃ち抜かれた痕がある機材の残骸は見たが、ミサイルの破片は見なかった」
RTRは、目撃証言ほど明白な証拠はないのに、ウクライナ政府は西側諸国政府それを受け容れようとしないとし、国際的組織としてMH17便の墜落現場にいち早く到着したOSCE監視団メンバーがRTRのインタビューに応えて、「大口径の砲弾に撃ち抜かれた痕がある機材の残骸は見たが、ミサイルの破片は見なかった」と証言する映像を流した。
- ダイナモさんへ:反論に失敗しています。もう少し冷静に考えることをお奨めします。 あっしら 2014/8/04 02:47:53
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