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ドサクサ紛れ/(C)日刊ゲンダイ
菅官房長官が受け取った親密弁理士からの怪しい個人献金
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155462
2014年12月4日 日刊ゲンダイ
選挙戦のドサクサ紛れに、平成25年分の政治資金収支報告書が公開されたが、その中で見過ごせないのが、菅義偉官房長官の「収支報告」に出てくる怪しい献金だ。
「東日本税理士法人」(新宿区)の代表社員の長隆氏なる人物が、菅が代表者の「自由民主党神奈川県第二選挙区支部」に対し、平成25年2月から12月まで毎月10万円、合計で110万円を献金。さらに菅が代表の「横浜政経懇話会」にも10万円を献金していることだ。
これが問題視されているのは、長氏がいわくつきの人物だからである。
「長氏は税理士の立場を利用して、『公的病院等への補助制度(特別交付税措置制度)』に関するコンサル業務をやっている人です。『病院経営改革へ なぜ、わたしは戦い続けるのか』という著書もある。第1次安倍政権時代に総務大臣だった菅氏は、省内に『公立病院改革懇談会』をつくった。その座長に抜擢したのが長氏という関係です」(関係者)
その後、この懇談会は「公立病院改革ガイドライン」を答申。公立病院は積極的に経営改革のコンサルタントを雇うことを後押しされ、予算もついた。病院コンサル業務を商売にしている長氏にしてみれば、菅氏の後ろ盾を受けて、政治家とのパイプの太さをアピールし、商売に利用したことになる。ちなみに長氏の“官製ビジネス”の拠点は「公的病院等経営研究会」(新宿区西早稲田)。一見、公益性のあるような印象を受けるが、事務局長は長氏が代表社員の「東日本税理士法人」にも所属している“身内”だ。また「東日本税理士法人」や、その別動隊のような「公的病院等経営研究会」なる組織は地方自治体や医療関係者向けのセミナーを開いていて、そこには総務省や厚労省の役人が講演に来る。
■ベッタリ癒着
その上、長氏の著書には菅氏の「全国の病院改革を実現させるために、長さんのコピーを一〇〇人つくりたいのだ」という発言も。そうしたら、長氏はちゃっかり、菅に献金していたわけである。
ま、百歩譲って、長氏のコンサルが病院経営にプラスになっているのであればまだしも、否定的な見方をよく聞く。
長氏が病院経営改革業務を請負った「旭中央病院」(千葉県旭市)や「共立湊病院」(現下田メディカルセンター、静岡県下田市)などの関係者から、「対価に見合った仕事をしているのか」という声が出ている。
「旭中央病院は経営状態が良好で、多大な現金や資産を保有しており、格付けはトリプルAクラスでした。それなのに、長さんは赤字病院を立て直す“ショック療法”である民営化を持ち込み、病院職員の不当解雇などが問題になっています」(旭中央病院関係者)
菅官房長官との関係は見過ごせない。
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