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鈴木貴子、枝野幸男、浅尾慶一郎各議員/(C)日刊ゲンダイ
落としたら総崩れ 野党壊滅情報流れる「天王山7選挙区」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155463
2014年12月4日 日刊ゲンダイ
今度の衆院選は、公示直後から「自民圧勝」との予測が出回っている。空前の低投票率になりそうだからだ。無党派が寝てしまえば、直撃を受けるのは首都圏や各県の県庁所在地である1区。東京なんて「生き残るのは長妻昭氏(民主、7区)、長島昭久氏(民主、21区)、柿沢未途氏(維新、15区)くらい」なんていわれる始末。いい気になっている自民党は大物弁士を続々投入し、野党幹部を落とすハラだ。果たして、そんな事態になったらどうなるのか。天王山といわれるのは以下の選挙区。野党はここを落としてはならない。
自民が力点を入れる選挙区は北海道や沖縄など数多くある。中でもターゲットにしているのが埼玉5区の枝野幸男・民主幹事長だ。自民・牧原秀樹氏に3連勝しているが、前々回は4万5000だった票差が前回は9000票差まで追い上げられた。もともと5区は民主が強いが、首都圏を中心に有権者がシラけ切っている現状では不利。自民、公明の組織票によって逆転される可能性もある。
神奈川の4区と8区も野党が盤石とはいえない。4区は元みんなの党代表で無所属の浅尾慶一郎氏の選挙区で、浅尾氏は前回、自民・山本朋広氏の2倍の票を取って当選した。
「しかし今回は甘くない。浅尾議員には解党後遺症があるし、一方、山本議員は2カ月ほど前からあちこちにポスターを張り、党員を掘り起こすなど準備を進めてきた。安倍首相も応援に入るので山本議員はかなり躍進しそうなのです」(地元関係者)
■安倍首相も応援演説にしゃかりき
8区は前回同様、維新の共同代表・江田憲司氏に自民の福田峰之氏が挑む。
「前回、自民は“江田氏にはかなわない”と最初から諦めていましたが、この1年ほど福田陣営がまめに地回りを続けている。自民が本腰を入れた証拠です」(関係者)
無党派層が多い選挙区だけにシラケ選挙は江田氏に厳しい。江田氏が小選挙区で落ちるような事態になれば、ホント、野党総崩れだ。
北海道では今回、民主から出馬する新党大地の鈴木宗男代表の娘・鈴木貴子氏の当否が天下分け目の試金石になる。前回は親の七光が通用せず、自民の伊東良孝氏に2万票差で敗れたが、今回は統一候補で楽勝かと思ったら、やっぱり苦戦なのである。「花の東京1区」は前回比例復活した海江田万里・民主代表と自民の山田美樹氏が再びぶつかる。普通なら海江田氏が横綱相撲だが、そうなっていない。
「もともと海江田代表は選挙に弱いので今回は正念場。野党第1党の党首のクビを取るべく、安倍総理は28日、山田氏の応援演説に入りました」(選対関係者)
同じく1区で自民がシャカリキなのが香川。自民の平井卓也氏と民主の小川淳也氏の戦いだ。
「1区を奪われてなるかと、自民は2日さっそく、麻生副総理の現地入りを決めました」(地元マスコミ関係者)
加藤紘一元幹事長の三女・鮎子氏がいる山形3区も最大激戦区になる。前回は紘一氏が、元酒田市長で無所属の阿部寿一氏に敗れたが、その差はわずか1500票。自民は最重要選挙区にして、大物投入のハラだ。
以上、7選挙区の動向が日本の民主主義の行方を決めることになる。有権者は寝てはいけない。
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