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小渕王国継続か脱却か衆院選前哨戦始まる
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20141126-1401049.html
政治資金問題で経済産業相を辞任した小渕優子氏(40)の地元、群馬県中之条町で衆院選の“前哨戦”が始まった。問題の政治資金収支報告書を作成した折田謙一郎町長(66)が先月24日に辞任。町長選が25日、告示された(30日投開票=選挙人名簿登録者数1万4691人)。折田町政を引き継ぐ前副町長の伊能(いよく)正夫氏(63=無所属)と、脱却を訴える前町議長の原沢今朝司(けさじ)氏(63=無所属)の一騎打ち。政治とカネの問題に揺れる「小渕王国」の選択に注目が集まる。
小渕王国の将来を占う町長選の第一声が、冷たい雨の中に響いた。42年間、町役場の職員として働いた伊能氏は「行政に携わってきた実績を訴えたい」と語る一方、折田前町長の政治とカネの問題には言及しなかった。逆に、原沢氏は「政治とカネの問題を払拭(ふっしょく)する町政をつくっていこうではありませんか」と訴えた。
伊能陣営はカネ問題のイメージを消すのに躍起だ。後援会の役員には選挙未経験者を起用し、前町長を支えた支援者は表舞台を避けているという。選挙事務所には「小渕優子」の為書きが掲げられたが「事務所内で写真は撮らないで」との方針だった。
原沢陣営は町長選と小渕問題をつなげたい。「町民は小渕さんの問題と一緒に考えている」と原沢氏。保守派のある町議も、共産党員の原沢氏を支持する異例の状況。「当初は優子さんへの同情論が町民に根付いているのかなと思い、疑惑について言及しない方がいいかと思っていた。しかし、優子さんを非難する声が意外にも大きく、訴えることにした」という。
町民にも変化が生まれている。「カネの問題が起きて選挙に行くのも嫌になった。結局(折田氏も)自分のためだったんだって思うよ」。そう話す年金生活者の65歳男性は、これまで「小渕派」だった。しかし、「優子さんは中之条に婚姻届を出すなど、くだらないパフォーマンスだけ。ほとんど戻って来ない。中之条を利用するな! 利用したあげく今回、悪いイメージまでつけてしまった」と怒りがこみ上げた。73歳女性も「クリーンな町政に戻って」と切実だった。
一方、小渕派も根強い。70歳女性は「子どもの頃、親から『自民党じゃなきゃ日本はだめになる』と教わった。絶対に優子さんですよ!」。73歳男性は疑惑について「政治家の裏を洗えば誰だってやってること」と問題視しなかった。23歳女性も「優子さんを信じている」。
無投票選挙が続き、10年ぶりとなる町長選。原沢票が伸びれば、王国で小渕氏への“不信任”が広がったとも受け取れる。衆院選に影響するのは必至の状況だ。【三須一紀】
◆小渕優子氏の政治資金問題 小渕氏の4つの関連政治団体が支援者向けに開いた明治座観劇会や野球観戦の政治資金収支報告書上の収支が食い違っていたことが判明。過少に報告されており、08〜11年で収支差は約5510万円に上った。さらに、政治資金から小渕氏の姉の夫が経営する服飾雑貨店と姉のデザイン事務所に約500万円を支出していたほか、事務所費や組織活動費としてベビー用品や下仁田ネギなどを購入していたことも発覚。また有権者への顔写真入りワイン、カレンダー配布なども判明した。
[nikkansports.com 2014/11/26]
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