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安全保障法制担当相に取り沙汰される自民党議員(写真:産経新聞)
石破氏「安保相は中谷氏が適任」 安倍首相の打診かわす
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140802-00000107-san-pol
産経新聞 8月2日(土)7時55分配信
■幹事長に未練、水面下でさや当て
9月3日で最終調整している内閣改造をめぐり、自民党の石破茂幹事長が安倍晋三首相に対し、新設する安全保障法制担当相に中谷元・元防衛庁長官を推挙していたことが1日、分かった。石破氏は、首相から安保担当相を打診され、難色を示したとされる。自身以外を推薦してまでの“抵抗”に首相は不快感を覚えているとみられ、水面下ではさや当てが始まっている。(力武崇樹)
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石破氏周辺によると同氏は7月に首相から安保担当相の打診を受けた際、集団的自衛権の行使容認をめぐる与党協議会のメンバーでもある中谷氏の名を挙げ「安保法制にも詳しく適任だ」と推薦した。
首相からの安保担当相の打診が報道されて以降、石破氏の元にはひっきりなしに、政財界の関係者から電話がかかってきているという。「幹事長まで務めた人が安保担当相というのはいかがなものか」「幹事長職を続けるべきだ」など、断るべきだとする内容が大半で、石破氏は「これでは担当相は受けられない」と周囲に漏らしている。
こうした中、石破氏は7月31日の講演で「(来年春の)統一地方選に勝って初めて政権交代は完成する」と発言。党内には今後も幹事長を続投し、自ら統一選の指揮を執る意思表示と受け止める向きは少なくない。ただ、人事は首相の専権事項だ。ただでさえそりが合わない2人とはいえ、専権事項に反発する石破氏に首相が面白いと思うはずがない。首相は31日、チリの首都サンティアゴ市で記者団に幹事長に必要な資質について「地方選にはそれぞれ地域の事情がある。組織を運営していくマネジメント(能力)が求められる」と語った。
11月の沖縄県知事選の候補者選定をめぐり、石破氏は沖縄県連との調整に手間取り、県連は見切り発車する形で仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事の擁立を決めた。同知事選は米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題が問われるだけに、首相サイドが石破氏の「マネジメント能力」に疑問を抱いている可能性は低くない。
党内では安保担当相に岩屋毅安全保障調査会長の起用や小野寺五典(いつのり)防衛相の兼務も取り沙汰されている。
さまざまな臆測が飛び交う中、石破氏の心中は穏やかではないようだ。1日のブログで「心煩わされることなく、日々の職務に精励したい」とつづった。
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