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(回答先: 《バラ撒き》 日本政府、中国や韓国等のアジア諸国への支援金拡大へ!従来の約12兆円から約24兆円に! 投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 7 月 20 日 23:00:15)
眠いので、事実関係についてのみ:
CMIへの資金拠出をバラマキと考えているようだが、CMIは、外貨不足で国際決済に問題が生じた際、その国の通貨や債券を担保として外貨を融通し合う制度。
実際の発動にも意味があるが、CMI的制度があれば、ヘッジファンドなどが危機に乗じて荒っぽい取引をする動きを抑制できる“備え”として大きな意味がある。
ご存じのように、日本企業は東南アジアで広く深く直接投資を行っているから、それらの国々で起きるかもしれない通貨危機に備えておくことは、日本企業にも大きなメリットがある。
【引用】
「このチェンマイ・イニシアチブは東南アジア諸国連合(ASEAN)に日中韓と香港を加えた外貨融通の仕組みで、今回の改定で日本は資金枠を従来の1200億ドル(約12兆円)から2400億ドル(約24兆円)に拡大することになったと発表されています。」
【コメント】
2400億ドルは、チェンマイ・イニシアチブ(CMI)全体の資金枠であり、日本の貢献額(資金拠出額)は中国と同じ32%の768億ドル(約7兆7千億円)である。
韓国は16%の384億ドル。
【引用】
「釈然としないというか、バカバカしすぎて開いた口が塞がらないですよね。
何故かと言えば、このチェンマイ・イニシチブは、主に中国や韓国等が万が一の事態に遭遇した場合の安全装置であるからなのです。
どうして、日本のことを悪くしか言わない韓国や中国のためになることをするのか、と。 」
【コメント】
CMIは、アジア通貨危機のような短期の外貨流動性不如意に対応するための通貨スワップネットワークだが、日中韓をメインのターゲットにしているわけではなく、ASEAN諸国など国際経常収支や外貨準備の安定性に問題がある国で起きるかも知れない危機に備えた支援制度である。
とにかく、韓国はほんの少しだけ可能性があるが、日本より外貨準備が大きい中国が恩恵を受けることはないだろう。
【引用】
「何故かと言えば、日本が提供する円はハードカレンシーであるのに対し、韓国が提供するウォンや中国が提供する人民元は、ハードカレンシーとは呼べず、万が一のときにどれだけ役に立つかは何とも言えないからなのです。」
【コメント】
拠出する資金も融通する通貨も今なお国際基軸通貨であるドルのはずだが、仮に、ウォンや人民元が使われるとしても、それは、その国が韓国や中国(の企業)に対する決済資金を欲していることを意味しているから、ウォンや人民元でも十分“役に立つ”。
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