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TPPで逆風…“徳洲会出直し”で浮上 自民の選挙違反疑惑
http://gendai.net/articles/view/news/149622
2014年4月19日 日刊ゲンダイ
今も堂々と(本人のフェイスブックから)
27日投開票の鹿児島2区補選で、安倍自民党が逆風にさらされている。焦る安倍は最後の週末の19日、現地に入って奄美群島と鹿児島市内で応援演説を行ったが、なりふり構わぬ選挙戦術に地元からもアキれる声が高まっている。
安倍自民党の頭痛のタネは大詰めを迎えたTPP交渉だ。鹿児島は農業県でTPP反対の農協票が選挙を左右する。特に奄美は「聖域」と呼ばれる「農産品5品目」のひとつ、サトウキビが主要作物だ。
安倍政権がTPPで妥協するほど、農協票が離れるため、自民公認の金子万寿夫(67)陣営は交渉の行方を神経をとがらせながら見つめている。
「18日には主要紙が米国産コメの優遇策を一斉に報じるなど、妥協姿勢が表面化しつつある。安倍首相が<日本農業が壊滅的な打撃を受けるような政治決断はできない>などと甘利TPP担当相に代弁させたのは、それだけ補選を気にしている証拠です。農協票欲しさに米国と闘っている姿勢を演出したいのです」(政府関係者)
■告示後も国道沿いの「公共物」に無数のポスター
今回の補選の想定投票率は40%前後。約11万票を無所属で野党4党が統一戦線を組む打越明司(56)、脱原発宣言の有川美子(42)、そして金子の有力3候補で分け合う構図だ。
金子は安倍の必死のアピールもむなしく、「現時点で打越に1万票差まで迫られた」(地元関係者)という。
安倍の焦燥感が選挙陣営のムチャを誘発するのか、地元で飛び出したのが金子陣営の選挙違反疑惑である。
「15日の告示以降も金子候補のポスターが、国道沿いの街路樹や電柱・ガードレールなどに大量に掲示されているのです。A1サイズの大きさで非常に目立ち、かなり威圧感を与えます」(現地を取材中のジャーナリスト・横田一氏)
公職選挙法は145条で、選挙期間中に国や地方が管理する「公共物」へのポスター掲示を禁じている。違反すれば1年以下の禁錮、または30万円以下の罰金を科せられる。金子陣営の行為は法に抵触する恐れがあるのだが…。
「他陣営がポスターの撤去を申し入れても、金子陣営は意に介さず。今も堂々とポスターを掲示しています。さすがに地元の有権者からも<今回の補選は自民党議員の選挙違反事件が原因なのに、露骨に選挙違反を疑われる行為をするとは、あまりにも驕りすぎ>と反発の声が聞こえてきます」(横田一氏)
TPPの逆風に安倍自民党もワラにもすがる思いのようだ。
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