http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/130.html
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豪貿易相「車関税で譲歩の用意」 対日EPA[日経新聞]
2014/3/20 0:45
【キャンベラ=高橋香織】オーストラリアのロブ貿易・投資相は日本経済新聞と会見し、日本との2国間の経済連携協定(EPA)交渉について「自動車と自動車部品の関税障壁で大幅な前進をする用意がある」と語り譲歩を検討していることを明らかにした。「決着は近い」とも述べ、アボット首相が日本を訪問して4月7日に開く日豪首脳会談での合意に期待を示した。日本は農産品の市場開放で決断を迫られる。
日豪EPAは安倍晋三首相の第1次政権下で2007年に交渉を開始。焦点である豪州の自動車関税と日本の農産品市場開放を巡り交渉はヤマ場を迎えている。日本は牛肉の関税率を38.5%から引き下げる検討に入り、20%台で決着する案が浮上している。
通商交渉の責任者であるロブ氏は「双方が努力し、決着する時を迎えた」と語り、日本が求める自動車・同部品の関税撤廃に柔軟に応じる構えを示した。一方で日本の「農産品での同等の前進」が条件とも強調。豪州が重視する「牛肉と乳製品が非常に重要」と指摘し、牛肉などの関税率の一段の削減を求めた。
日豪両政府は自動車と牛肉・乳製品の関税を巡り譲り合う形で、4月の交渉妥結を目指す。
豪州は韓国と妥結した自由貿易協定(FTA)で中小型車の関税の即時撤廃を決めた。ロブ氏は豪州の輸入車市場で「日本車の規模は韓国車よりも大きい」とし、日本に韓国と同等の条件を与えるのは「関税がもたらしてきた歳入への影響から容易ではない」と訴えた。農産品の市場開放で日本側に圧力をかける姿勢も改めて示した。
ロブ氏は25日に訪日し、詰めの交渉に臨む。EPAの合意は農業国の豪州にとって「閉ざされていた日本の農産品市場を開放する意義が大きい」と期待を示した。
=英文をNikkei Asian Review (http://asia.nikkei.com/)に
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1902K_Z10C14A3FF1000/?dg=1
※ 参照投稿
「TPP日米協議は極めて厳しい、日豪合意もリスク=米高官:下地はつくったので、自動車産業が消える豪の交渉力に委ね成果を共有」
http://www.asyura2.com/14/senkyo162/msg/553.html
- 豪、農産品で米に先行狙う EPA交渉妥結急ぐ:米国は自動車で憂いのない豪に農産品の関税を引き下げさせ成果を共有 あっしら 2014/3/20 02:51:31
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