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2014年 03月 18日
お昼に、ネットでニュースを見ていたら「NHK予算案に反対=維新」のタイトルが。(・・)
ほ〜、超保守系の太陽族が牛耳っている維新の会も、NHKの会長や経営委員会の発言には、問題を感じているんだ〜と思ったら、全く逆の理由だった。(>_<)
『日本維新の会は18日の道州社会部会で、2014年度のNHK予算案に反対する方針を決めた。部会では、NHKの放送内容に関して「日本に対して自虐的な偏向報道が多い」などと不満の声が出た。(時事通信14年3月18日)』
<つまり、もっと籾井会長の持論に従って、「右向け右」をしなさいってことね。(~_~;)>
ただ、民主党をはじめ野党は、NHKの籾井会長や経営委員の言動に関して、追及を続けるつもりの様子。
籾井会長は、3月にはいっても、国会の審議に参考人として呼ばれることが多いのだが。国会でも問題のある答弁をしては、その謝罪を行なうというパターンを繰り返している。(-"-)
<まあ、野党はそれを狙って、籾井氏を国会に呼び続けているとこもあるかも知れないけどね。^^;>
昨日17日の参院予算委員会でも、籾井会長は前週の発言を撤回&謝罪したという。(~_~;)
『NHKの籾井勝人会長は17日の参院総務委員会で、「糾弾されているという不適切な表現を使ったことについて、撤回するとともに、深くおわび申し上げる」と述べ、自身の発言を撤回し、謝罪した。籾井氏は14日の参院総務委で、「私が私的発言をしたことで、これだけ糾弾されている」などと答弁していた。(読売新聞14年3月17日)』
* * * * *
mewは、同じ14日の委員会での、この最後の発言も引っかかったです。(-"-)
『NHKの籾井会長が野党からの辞任を求める集中砲火を浴びました。
日本維新の会・片山議員団政調会長:「収束・収拾させるには、けじめをつけるしかない。説明責任を果たすと言うが、いつどのような形でやるのか」
NHK・籾井会長:「しかるべき時期に、本当に私でタイミングは決めるつもりだ」
日本維新の会・片山議員団政調会長:「一番のけじめは辞めることだ」
これに対し、籾井会長は「会長職を全うしたい」と辞任しない意向を強調しました。
さらに、事態収拾をどうするかとの問いに、「国会に呼ばれているので時間が無い」と答え、議員から猛烈な批判を浴びました。(ANN14年3月14日)』
いや〜、mew周辺にも、たまにこういう人を見かけるのだけど。この人は、TPOに応じた物言いの仕方を知らない上に、何かどうしても、他人が不快に思うような皮肉や反論をクチにせずにはいられないタイプなんでしょうね〜。(^_^;)
<そこら辺のおじさんなら、個人のリスクにおいて、そういう自己満足のための発言を続けていればいいと思うけど。公共放送であるNHKの会長としての資質という点では、アウトでしょうね!(**)>
* * * * *
小松一郎内閣法制局長官も、今月にはいって、野党議員と「辞めろ」「辞めない」の応酬を繰り返していて、すっかりモミイ化している感じがあるのだけど・・・。
さすがに、昨日は、政府与党も小松氏に苦言を呈していたとか。(>_<)
『小松内閣法制局長官は国会での質疑で、集団的自衛権の行使容認に関連して、自民党が公約に掲げた国家安全保障基本法案を、安倍総理大臣は国会に提出する考えはないと答弁し、その後、陳謝したほか、委員長の制止を無視して答弁を続けたという批判も出ているうえ、国会での質疑を巡って、共産党の参議院議員と国会内の廊下で激しく言い争いました。
こうしたなか、17日、開かれた政府・与党の幹部による協議会で、菅官房長官は小松長官の一連の言動を念頭に「新年度・平成26年度予算案の参議院での審議が大詰めを迎えており、閣僚や政府参考人の答弁は丁寧かつ簡潔にするよう努めていきたい」と述べました。
これを受けて、公明党の井上幹事長は「内閣法制局長官は憲法の番人であり、政府が長い間に積み重ねてきた憲法解釈を踏まえ、慎重の上にも慎重を期して答弁してほしい」と政府側に注文を付けました。(NHK14年3月17日)』
ちなみに、小松長官は17日に、こんな答弁を行なったという。
『小松一郎内閣法制局長官は17日の参院外交防衛委員会で、集団的自衛権行使容認に向けた憲法解釈変更に関し、法制局内で進める検討作業の関連資料を同委に提出すると明言した。「遅滞なく提出できるようにしたい」と述べた。結いの党の小野次郎氏に対する答弁。
小松氏は13日に同委で答弁し、憲法解釈変更について法制局内で議論を始めたとした上で、その内容を委員会に提出する用意があるとの考えを示していた。(産経新聞14年3月17日)』
安倍首相は国会で、4月に有識者会議の報告を受けてから、解釈変更を検討するとの答弁を繰り返しているのだけど。
内閣法制局が、それに先駆けて、自ら集団的自衛権行使容認に向けた憲法解釈変更に関して検討作業や議論を行なうことには、問題があるのではないかと思うし。安倍首相の答弁との整合性も「???」だし。
この資料提供発言も、今後、問題視される可能性がありそうだ。(^_^;)
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先週、『M赤坂、橋下演説会で羽交い絞め+武器原則の見直しに怒+日韓協議アウト+鹿児島で脱原発を!』という記事の最後の方で、鹿児島補選の話を書いたのだけど。
自民党の徳田毅氏が、徳洲会事件で衆院議員を辞職したのを受けて、4月に鹿児島2区で衆院補選が行なわれることに。(4月15日告示、27日投開票)
そして、鹿児島には、川内原発があるのだけど。原子力規制委員会の計画によれば、ここが全ての原発の中で最も早く、もしかしたら今夏にも再稼動をする可能性があるという。(-_-;)
鹿児島県民の中にも、原発再稼動に反対or慎重な人が少なからずいるようで。16日には鹿児島市内で、再稼働反対を訴える集会が行なわれ、6000人が参加したとのこと。
『脱原発を訴える集会が16日、鹿児島市内で開かれ、大勢の参加者が原発の再稼働反対を訴えながら繁華街を練り歩いた。原子力規制委員会が九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の優先審査を決定後、同県内で初の大規模集会となり、主催者によると県内外から約6000人が参加した。
複数の市民団体が主催した。鹿児島市中央公園で開かれた集会では、優先審査によって川内原発が今夏にも再稼働する可能性があることから、「川内原発建設反対連絡協議会」の鳥原良子会長(65)が「子供たちに安全な環境を残すため再稼働は絶対にさせない。福島の苦しみを分かち合おう」と呼びかけた。(毎日新聞14年3月16日)』
川内原発は、鹿児島3区に位置しているのだが。もし原発事故が起きれば、2区の地域にも大きな影響が生じかねないし。
また、これは国政選挙ゆえ、当然にして原発政策も争点になり得ることから、mewは、この鹿児島補選で脱原発派の政党が結集して、自民党の候補に対峙して欲しいと考えている。(・・)
<アベノミクス効果が、国民全体、特に地方に行き渡らず、また様々な格差が拡大し始めていることも、訴えて欲しいです。(++)>
* * * * *
自民党は11日、前鹿児島県議会議長の金子万寿夫県議(67)を公認すると発表。昨日、安倍首相から公認証書を受けたという。^^;
『自民党公認で新人の金子万寿夫県議は12日、県庁で記者会見し、「アベノミクス効果を地方の隅々まで行き渡らせたい。地方の声を党の経済政策にしっかり織り込む役割を果たす」と出馬の決意を語った。(時事通信14年3月12日)』
先に言えば、mewは、今回、自民党の議員の家族が、選挙資金に不正があったとして起訴されている(本人も裁判の中で、容疑事実を認めている)にもかかわらず、メディアが自民党の関わりや責任に関してほとんど触れないのも不思議だし。
自民党本部も鹿児島の支部も、まるで他人事or他党の議員の事件であるかのようにして、何の反省も見せずに、とっとと候補者を擁立するのはいかがなものかと、言いたいところがある。(・・)
とはいえ、鹿児島2区は、小選挙区制が始まって以来、自民党&徳田保守党の保守系議員の牙城となって来ただけに、この議席は何とか死守したいと考えているのだろう。(^_^;)
* * * * *
他方、野党側では、元・民主党衆院議員の打越明司氏が立候補を表明している。(**)
『打越明司元衆院議員も会見し、民主党を離党して無所属で出馬する意向を表明。打越氏は「政治とカネを争点に訴えていく。賛同していただける方と戦っていきたい」と述べ、民主のほか、日本維新の会など野党各党の支援を求めた。(同上)』
打越氏(51)は、松下政経塾2期生。自民党公認で県議に4期連続当選した後、衆院議員を目指すも、自民党から公認が得られず。05年に無所属で出馬して落選。09年には民主党公認で出馬し、徳田毅氏の2位に終わるも比例復活で当選し、衆院議員を1期務めたものの、12年には徳田氏に大差をつけられ、比例復活もならずに落選した。
<09年衆院選では、県議に4期連続当選しているだけあって、鹿児島2区の大票田である鹿児島市谷山地区や元々の地盤である指宿市では前職の徳田を上回る票を獲得したとか。>
民主党は、13日に打越氏の推薦を決定。生活の党と維新の会も、推薦を決めたほか、結いの党、社民連も支援する予定だという。(@@)
* * * * *
ただ、共産党は、新人で元奄美市議の三島照氏も立候補を予定しているとのこと。
また、山本太郎参院議員が、上述した脱原発集会に参加した際に、公募によって脱原発派の候補を立てる案を発表したという。
『山本太郎参院議員(39)=無所属=は16日に鹿児島市内で開かれた脱原発集会で、衆院鹿児島2区補選(4月15日告示、27日投開票)に出馬する候補者を公募すると表明した。鹿児島県出身者を中心に選ぶ。安倍政権の問題点や九州電力川内原発(同県薩摩川内市)の再稼働反対などを共に訴えていくという。(毎日新聞14年3月16日)』
これは、mewの邪推なのだけど。打越氏は、元自民党所属&松下政経塾出身ゆえ、民主党では野田元首相と親しい保守系の議員であったとのこと。それゆえ、消費税増税や安保政策などに関しては、共産党や山本太郎氏とは方針が一致しない部分が大きいのかも知れない。^^;
でも、この国政選挙で野党が足を引っ張り合って、自民党候補が圧勝することになると、安倍自民党は、原発再稼動やアブナイ安保政策をさらに推進する根拠にするかも知れず。(-"-)
何とか野党全体で共闘して、自民党候補に対峙できないものかな〜と、祈るような気持ちで鹿児島補選の行方を案じているmewなのだった。(@@)
THANKS
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