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自民滋賀県連大会 来賓嘉田知事に「宣戦布告」のエゲツなさ
http://gendai.net/articles/view/news/148248
2014年2月25日 日刊ゲンダイ
本人の面前で…/(C)日刊ゲンダイ
自民党の滋賀県連大会が22日、開かれたが、「人の道としてどうなのか?」という声が身内の党員からも上がっている。
来賓として嘉田由紀子知事(63)を招きながら、その目の前で、県連幹部が7月の知事選で候補者を立てることを宣言、嘉田県政を批判したからだ。
例えば、上野賢一郎県連会長はこう言った。
「7月に滋賀県知事選があります。これまで2期8年間、嘉田知事には大変なご努力をいただきましたが、これだけ経済の状況も含めまして非常に厳しい状況の中で、私どもはここを一つの区切りとさせていただいて、新しいリーダーの下で頑張らせていただきたい。その時には党員、党友の皆さまの大きなお力添えをなにとぞ、頂きますよう、心からお願い申し上げたいと思います」
嘉田知事も眼前で繰り広げられた宣戦布告にはさぞ、驚いただろうが、続いて挨拶した地元の二之湯武史参院議員はもっと露骨にこう言った。
「経済回復の道筋がようやく見えてきました。本県ではどうなのか。新しい滋賀県の未来を築いていくためには、我々の政府としっかりと協力できる、そういう県政を実現していかなければ、いけないのではないかと考えておりますが、皆さん、いかがでしょうか(拍手。『その通り』というかけ声)」
自民党が嘉田降ろしに動き始めたのは官邸や党本部の意向とみられている。脱原発の嘉田知事が続投では、今夏から秋といわれる大飯原発再稼働の障害になる。そこで47歳の経産官僚、小鑓隆史氏を担ぐ気だ。
「つまり、原子力ムラ=経産省からの刺客ですが、もうひとつ、自民党が嘉田降ろしをしたい理由がある。滋賀県は日本で初めて水害のリスクがひと目でわかるハザードマップ導入が柱となる流域治水条例を成立させようとしています。世界的には当たり前ですが、自民党県議はそんなもんを出されたら地価が下がると反発。それやこれやで、すでに水面下で経済界や業界団体に『嘉田を支援するな』と圧力がかかっている。今度の県連大会も嘉田知事への嫌がらせで、戦意をそぐ作戦でしょうが逆効果だと思います」(現地取材のジャーナリスト・横田一氏)
いつもながら、自民党のやることはえげつない。
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