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「プーチン大統領演説「世界秩序:新たなルールはあるのか、それともルールのないゲームなのか?」-2」
http://sun.ap.teacup.com/souun/15695.html
2014/11/1 晴耕雨読
在日ロシア連邦大使館のツイートより。https://twitter.com/RusEmbassyJ
今夜も、バルダイ会議で行われたプーチン大統領演説からの引用を少し紹介してみたいと思います。
ご参考になりましたら、幸いです ♪
ロ大統領:世界政治では異文と沈黙の時代が始まりました。
法律虚無主義の圧力に押され、国際法は一歩ずつ後退していきました。
客観性と公平性は政治的便宜主義の犠牲になりました。
法的ルールは勝手な解釈と不公平な判断に取って代わられました。
それでも、世界のマスコミを完全に支配することで、やろうと思えば、白のものを黒にし、黒のものを白として世界に伝えることができたのです。
一国とその同盟国、あるいは別の言い方をすれば、衛星国が大勢をなしている状況では、グローバルな解決策を模索するところが、往々にして、自分たちの独自の処方箋を普遍的なものであるとして押しつけるような動きになっていました。
この集団の野心はどこまでも膨張し、自分たちが内々に策定したアプローチがあたかも国際社会全体の意見であるかのように提示されるようになりました。
しかし、それは間違っているのです。
「国家主権」という概念自体も、多くの国々にとっては相対的な数値となりました。
実際には、次のような公式が適用されます:世界唯一の為政者に対する忠誠心が強ければ強いほど、その国の政府の正当性が増すというものです。
言いなりにならない国への対処策は周知の通りで、実際に幾度となく試されています:
それは武力行使、経済的圧力やプロパガンダによる圧力、内政干渉であり、紛争を非合法に解決しなくてはならない時には「法を超える」正当性なるものに訴え、気に入らない体制は打倒するというものだ。
昨今では、一連の世界の指導者に対してあからさまな脅迫がなされている証拠もでてきています。
いわゆるビッグ・ブラザーが、自分の近しい同盟国を含め、世界中を監視するためも何十億ドルも支払っているのは故あってのことなのです。
ここで自らに問うてみましょう。
そんな世界に暮らすことが私たち全員にとってどれほど快適で安全で心地よいものなのだろうか?
この世界はどれほど公平で合理的なのだろうか?
もしかすると私達が心配し論争し気まずい質問をしなければならない根拠などたいしてないのではないだろうか?
もしかすると米国の例外主義や指導力の使い方は実際に皆の役に立っているのではないだろうか?
米国が世界中のありとあらゆる出来事に干渉していることでもしかすると安寧と平穏、成長と繁栄、民主主義がもたらされていて私達はただリラックスして楽しんでいればいいのではないだろうか?
答えはノーです。
一方的な強制や独自の慣例の押しつけは全く逆の結果をもたらします:
紛争の解決のかわりに紛争の激化を、安定した主権国家ではなくカオスの拡大を、民主主義ではなく、露骨なネオナチからイスラム過激派といった相当怪しげな手合いへの支持をもたらすのです。
どうしてこうした手合いが支持されるのでしょうか?
なぜならある段階で目的達成のための手段として使っているからだ。
その後、大失敗をして撤退するのだ。
相手達が、ロシア語で言うところの、何度も同じ轍を踏み続けている、つまり同じ過ちを犯し続けていることに私はいつも驚かされる かつて、彼ら(米国等)はソビエト連邦と闘うために、イスラム過激派に資金援助を行いました。
アフガニスタンで鍛えられた人たちです。
そうした中から「タリバン」や「アルカイダ」が育ちました。
西側は国際テロリストがロシアに、そして中央アジア諸国に侵入するのを、支持はしなくとも、黙認していました。
いや、実際には情報面、政治面、資金面で支持していたと私は考えています。
私たちはこのことを忘れてはいません。
そして、恐ろしいテロが当のアメリカで発生して初めて、テロの脅威が共通であるという理解が得られたのです。
ちなみに、あのとき私たちはどこよりも早くアメリカ国民への支持を表明し、友人として、パートナーとして、あの恐ろしい9.11の悲劇に対応しました。
今日はここまでですね(*´-ω-`)・・・フゥ
ウクライナで行われた最高会議(議会)選挙で、相変わらずダース・ベイダーの人気が高かったようです o(*^▽^*)o http://youtu.be/H4wVqDf1xks
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