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(回答先: ウクライナ緊迫、非常事態も検討 米英ロに協議要請 クリミアの空港に武装集団 :プーチン政権の目標は? 投稿者 あっしら 日時 2014 年 3 月 01 日 03:22:27)
ヤヌコビッチ氏は、04年のいわゆる「オレンジ革命」で大統領職を失ったが、10年の大統領選では大統領として復活した。
えぐい噂が絶えないのに西欧諸国からは祭り上げられている金髪三つ編みのティモシェンコさんも、ユシチェンコ大統領時代に首相に選任されたが、対ロシア政策(ティモシェンコさんはロシアとの関係改善を主張)などで対立し力を失っていく。起死回生をはかったティモシェンコさんは、10年の大統領選でヤヌコビッチ氏と争い敗北し、翌年、汚職の罪で逮捕され有罪となる。
ウクライナでは、不正な手段であろうが蓄財ができないような人物が政治家としてのし上がることは難しいとされる。
野党で指導者として存在感を見せたクリチコ氏は、身一つでヘビー級チャンピオンとして財をなしたウクライナでは希有な政治家である。
そして、好き嫌いはともかく、GDPの30%以上が対ロシア向け生産を活力とする東南部工業地帯で生み出されていることやエネルギー資源を依存していることから、ロシアとの関係が権力者の政治力を大きく規定する。
現在ではバカバカしいことに思えるが、ロシアに逃げ込んだヤヌコビッチ氏が再びウクライナの最高権力者になることもなきにしもあらずである。
ヤヌコビッチ氏にとって代われるだけの手腕を発揮する政治家が他にいなければという話だが...。
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ロシアに軍事支援求めず ヤヌコビッチ氏が会見
2014/2/28 23:02
【モスクワ=田中孝幸】ウクライナの大統領職を解任されたヤヌコビッチ氏は28日、ロシア南部ロストフナドヌーで政変後初めて記者会見した。復権のためにロシアからの軍事支援を求めない考えを表明。「ウクライナの将来のため闘い続ける」と述べ、大統領続投の意向を明らかにした。
ロシアに入った後、プーチン大統領に電話し「機会ができ次第、会談することで合意した」と公表した。出国の理由について「私や親族の命に危険があった。怖かったわけではない」と強調。ロシアが黒海艦隊の基地を置くクリミア半島経由で出国したと説明した。
ヤヌコビッチ氏を保護下に置いたロシア政府は前政権関係者を支援する姿勢を見せている。ロシア内務省は28日、反政権デモの鎮圧に当たった内務省特殊部隊「ベルクト」を含むウクライナの治安機関関係者の亡命を受け入れ、雇用する用意があると発表した。
一方、新政権や欧米各国による前政権幹部への追及は強まっている。ウクライナの検察当局は28日、ロシアに滞在しているヤヌコビッチ氏の身柄引き渡しを求めると発表。反政権デモ隊の大量殺人への関与の疑いで、ザハルチェンコ前内相やベルクトの元幹部ら前政権幹部10人の身柄拘束を命じた。
オーストリア政府も同日、ウクライナ新政権の求めに応じ、汚職や人権侵害に関与した疑いがある前政権幹部ら18人のオーストリア国内の銀行口座を凍結したと発表した。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2804K_Y4A220C1FF2000/
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