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ピント外れの残薬対策
http://www.asyura2.com/14/iryo4/msg/892.html
投稿者 八景島 日時 2016 年 4 月 20 日 16:03:50: MX6mc2lq14xEA lKqMaZOH
 

日本薬剤師会によると在宅の75歳以上の高齢者だけでも残薬は年間およそ475億円分に上ると推計されています。

1000億円をはるかに超えるという専門家もいます。国の医療費はどんどん増えて39兆円を超えています。このうち薬剤費はおよそ8兆円で2割以上を占めます。

高齢になると高血圧や糖尿病など様々な病気を抱えるようになって1回に10種類以上の薬を飲む人も珍しくありません。

或る県における多剤投与の状況、後期高齢者医療広域連合の被保険者(75歳以上)に係る 平成26年12月の診療データより集計によると、5種類以上9種類の薬を同時に飲んでいる高齢者の比率は41.4%、10種類以上14種類が20.2%、15種類以上が7.1%と驚くべき現状です。

厚生省をはじめ各医療機関の残薬対策はと云えば、「全部残さず飲ませる指導をしている」と云うことです。
当然全部飲めば残薬はなくなるでしょう。しかし根本的に10種類にも及ぶ薬を毎日欠かさず飲ませると云うことがお年寄りにとって拷問に等しい無茶な強制であり、副作用等を考えると同時に飲む薬の種類を減らす努力こそが医療機関に求められるべきではないでしょうか?


根本対策を怠っている厚生省はじめ医療関係者は誰のために仕事をしているのでしょうか?。国民に向かって仕事をしていると云うより、製薬会社のために仕事をしていると云われても仕方がないひどい現状です。  

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コメント
 
1. 2016年4月21日 17:43:18 : DZxrR0YRhw : vluMhBekMJo[1]

製薬会社にとっては全薬飲んでもらわないと治験にならない。ある薬には特殊な

成分が配合されているので副作用による発病効果を検証しなくてはならない。

そもそも副作用で新しい患者が生まれるように配合するのが製薬のノウハウだ。


2. 2016年4月22日 12:16:05 : UE35x0eg2g : wH9fSPSrrCQ[1]
うちの親ももらった薬をほとんどのんでいない。
なんで具合がいいからいらないと言えないのか、と聞くと先生に悪いからと言う。元気だが病院に行かなければならない事情というか仕組みがあるらしい。要支援の認定を受けておりそのサービスを受けるには定期的な受診が必要らしい。医者は、なにも聞かずに山ほどの薬を出している。

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