02. 2014年8月07日 11:03:09
: nJF6kGWndY
昔の情報のパクリかhttp://biz-journal.jp/2013/02/post_1486.html 2013.02.12 “駐在員の下僕”海外現地採用社員の実態〜コストカット要員、そのまま最下層へ… 停滞する日本に見切りをつけ、海外に活路を見いだすーー。 転職希望者の間で、「現地採用」、通称「現採」が人気だ。 本社から海外に派遣される駐在員になるには、商社やグローバルなメーカーの正社員になるしかないが、そのハードルは驚くほど高い。でも、海外で働くことをあきらめきれない……。そんな人が、現採にピッタリはまるのかもしれない。最近では海外での転職を斡旋するエージェント(人材紹介会社)も増えているから、日本にいながらにして現採案件が探せる手軽さも、“現採人気”を後押しする。 しかし、だ。現地採用は、そんな甘いものじゃないと苦言を呈する人事関係者は多い。人事コンサルティング会社・wealth shareの代表取締役鈴木智之氏も「結論から言って、現採は絶対にやめたほうがいい」と断言する。 「理由はただ1つ。駐在員と現採では、身分が違うからです」 給料1つとっても、“身分差”は歴然だ。 例えば、商社の海外駐在員は、ただでさえ高い本邦給与と海外給与が2本建てで支給され、国内で働く場合のおよそ2〜3割の上乗せ分が期待できるのに対し、アジア諸国の現採日本人の給与は、日本円にして9万円〜17万円が目安。 さらに駐在員は、社宅として借り上げた現地最高クラスの住居を、メイドと運転手付きであてがわれ、接待費など経費も使い放題なんて場合も多々あるが、現採日本人は年金や雇用保険などの福利厚生さえ、あまり期待できない。 ●使用人扱い その上、中にはあからさまに現採日本人を見下す駐在員もいる。 「東南アジアだと駐在員が2〜3人しかいない拠点も多く、そのわりに1人の裁量が大きいため、天狗になってしまう人が多い。そのため、現採日本人に『俺は100メートルも歩かないから、車を出せ』だとか、『書類はメールで送りつけるな! 俺の席まで持参しろ』などと言って、使用人扱いする駐在員もいるにはいます」(食品メーカー元駐在員) 仕事内容も、本社駐在員と現採日本人では、まるで違う。本社から来る駐在員は、会社の経営戦略の1つとしての現地事業という枠で、ダイナミックな仕事ができるのに対し、現採日本人は現地職員の取りまとめ程度の仕事しかさせてもらえない。 「あるグローバル企業の現採日本人が、本社幹部とテレビ会議したところ、『君たちはしょせん小さなマーケットの現地スタッフなのだから、こぢんまりした戦略より、もっと思い切ったことをしなさい。君たちの市場を失っても、本社はまったく痛くもかゆくもないのだから』とハッキリ言われたことさえあるそうです」(鈴木氏) 現地支局の業績が振るわなければ、あっという間に本社スタッフが「再建」あるいは「撤退」しにやってきて、現採日本人の出る幕がないどころか、正社員ではないだけに、あっけなく解雇されることも多々あるという。 ●クビを切られ、帰国もままならない クビを切られ、失意のまま日本に帰国といっても、帰りの旅費さえ出ない会社もある。また、「故郷に錦を飾る」つもりで日本を後にしているだけに、おいそれとは帰国できず、「そのまま現地の下層階級へと沈んでいく人も多い」(食品メーカー元駐在員)。 現採組は雇用保険に入っていない場合が多いため、失業保険の給付さえ受けられないから、失業期間をしのぐには、かなりの貯金がないときつい。さらに言うなら、転職もそう容易ではないという。 「現地採用は、しょせん現地採用。どれだけ優秀だろうが、現地の事業や言語に精通していようが、現地採用という枠からは出られません。本社組になりたいと言っても、人事部に『しょせん、現地採用なんでしょ?』と扱われるだけです」 そもそも現採日本人は、駐在員と比べて給料が安い「コストカット要員」だからこその使い勝手があったわけで、そこからのキャリアアップは、かなり難しいようだ。 自分が好きな土地に住み、好きな文化に触れながら仕事をするのが幸せ、といった価値観で現採日本人として働くのは有意義かもしれないが、「世界を股にかけて活躍する第一歩に」なんて野心から現採を目指すのは、無謀かもしれない。 (文=佐藤留美) http://kirajo.net/83/ 悲惨!?海外現地採用社員の実態 2014年01月05日 「現地採用は絶対に辞めた方が良い」という意見を持つ人事担当者の話をまとめました。 本社から海外に派遣される駐在員になるには、商社やグローバルなメーカーの正社員になるしかないですが、実際に正社員になるのは本当に難しいです。 それでも、海外で働くことをあきらめきれ人が、現地採用という選択肢を選ぶ事が増えて増えてきている。最近では海外での転職を斡旋するエージェント(人材紹介会社)も増えているから、日本にいながらにして現地採用案件が探せる手軽さも、“現採人気”を後押しているようです。 海外で働くチャンスを得るためにはとても良い現地採用ですが、実際には、現地採用は、そんな甘いものじゃないと苦言を呈する人事関係者は多いです。人事関係者の中には「結論から言って、現採は絶対にやめたほうがいい。」と言い切る人もいるようです。 その人達がそのように言っている「理由はただ1つ。駐在員と現採では、身分が違うから」だそうです。 給料1つとっても、“身分差”は歴然です。 例えば、商社の海外駐在員は、ただでさえ高い本邦給与と海外給与が2本建てで支給され、国内で働く場合のおよそ2〜3割の上乗せ分が期待できるのに対し、アジア諸国の現採日本人の給与は、日本円にして9万円〜17万円が目安です。 さらに駐在員は、社宅として借り上げた現地最高クラスの住居を、メイドと運転手付きであてがわれ、接待費など経費も使い放題なんて場合も多々ありますが、現地採用の日本人は年金や雇用保険などの福利厚生さえ、あまり期待できません。 インドにある大手建設の現地法人で、インド人を含め日本人現地採用以外の全員が、基本給が出て更に特別賞与が出たのにも関わらず、現地採用者には何もなかったという酷い話を聞いたこともあります。 使用人扱い その上、中にはあからさまに現採日本人を見下す駐在員は沢山います。 その地域毎にある日本人会のような、現地コミュニティの中でも現地採用か、駐在員かで対応を変える人がたくさんいます。 仕事に関係ない人にもそのような対応をするのだから、会社の人にはもっと酷い対応をするのだろうなと簡単に想像が出来ます。 実際の仕事内容に関しても、本社駐在員と現採日本人では、まるで違うことが多いです。本社から来る駐在員は、会社の経営戦略の1つとしての現地事業という枠で、ダイナミックな仕事ができるのに対し、現採日本人は現地職員の取りまとめ程度の仕事しかさせてもらえない会社は多いようです。 解雇になったら、さらに悲惨 解雇になり、日本に帰国といっても、帰りの旅費さえ出ない会社もあります。 現採組は雇用保険に入っていない場合が多いため、失業保険の給付さえ受けられないから、失業期間をしのぐには、かなりの貯金がないときつい。 現地採用は、しょせん現地採用。 どれだけ優秀だろうが、現地の事業や言語に精通していようが、現地採用という枠からでることは難しいようです。『しょせん、現地採用なんでしょ?』という扱いをする会社もたくさんあります。 そもそも現採日本人は、駐在員と比べて給料が安い「コストカット要員」だからこその使い勝手があったわけで、そこからのキャリアアップは、難しいという考え方もあるようです。 大手の商社や大手のメーカーになるほど、駐在員と現地採用の身分差は大きくなります。実際に働く時の人間関係や待遇はとても大切な事です。大事にされず、便利屋としてしか自分を見てくれないような会社で働くことはとてつもないリスクだということを考えながら就職活動をすることをおススメします。 とはいえ、海外就職は魅力的 自分が何をしたいのか、何が出来るのか、得られる利益は妥当なのか、そしてなにより今後の自分の人生にとってプラスになるのかを考えた上で、現地採用を選ぶのであれば、それは素晴らしいことです。 森山たつをという人が書かれている本で、セカ就! 世界で就職するという選択肢 には色々な業種の主人公が5人出てきて、その5人全員が、海外就職を成功させています。 話は、フィクションなのですが、様々な人へのインタビューをもとに書いてある本ですので、実際の例しても参考になります。 日本で就職するのと同じで、海外就職も、企業次第で良いものにも悪いものにもなります。大事なことは、相場を知ることや得られる知識や経験を考慮して職場を探すことが大切です。 日本ブログ村には海外就職に役立つ現地情報がたくさん登録されています。詳しくはこちらを御覧下さい。
http://diamond.jp/articles/-/40786 【第3回】 2013年8月28日 高野秀敏 [株式会社キープレイヤーズ代表取締役] 駐在員でなくても海外で働きたい日本人が増加中!? 月給20万→8万円になった現地採用社員の現実 海外で働きたい――。そうした転職の相談は、以前よりも確実に増えています。 しかしその一方で、海外駐在員の募集案件はそう多くはありません。ですから、グローバル展開をしている企業に転職して海外駐在できるかというと、確かに実例はあるものの、数が限られるのが現状です。 では、それでもなお海外で働きたいという場合には、どのような可能性が残されているのでしょうか。今回は、最近最も相談が多い「アジア」にフォーカスし、駐在ではない形で海外で働く方たちの事例をご紹介していきましょう。 「自分の学歴・経歴では駐在はムリ」 月給半分以下でもタイで働く20代男性 【事例@】 Aさん(20代前半、男性) 働いている国:タイ 日本では新卒で通信関連の営業会社に入ったものの、あまり続かず、1年で退社したAさん。転職活動をしようと思いましたが、あまりモチベーションが上がりません。そんななかで見つけたのが、「タイでの住居付き事務作業、コールセンター」の仕事でした。 学生時代に一度タイに行ったことがあったAさんは、この求人を見た瞬間、タイの気候や食事が気に入ったことを思い出し、すぐに応募を決意。一部の海外勤務希望者などが言うような「日本の将来性に疑問を感じて…」などとかっこつけるつもりはありませんが、Aさん自身が一流大学の出身でもなく、突出した才能もないため、「このまま日本にいても自分の先は見えているな」とずっと感じていたことが背中を押しました。 実は中国、シンガポール、インドネシアなどの国にも訪れたことがありましたが、そのなかでもタイ人とは気が合いそうだと感じていたというAさん。タイは日本人も多くいるので比較的安心というのもあります。そして何より大きな動機づけになったのは、タイの女性は綺麗な人が多いと感じていたことでした。 選考を通過し、日本で面接を受けたAさん。その後、直接現地に行き、拠点長と面接。すぐに話がまとまりました。 実際にタイで働き始めたAさんですが、新卒で入社したのが日本で“ブラック企業”とも言われている会社であったせいか、転職して仕事が大変だと思うことはないといいます。仕事の内容は、主に事務系の仕事とコールセンター業務で、月給は前職での20万円少々から、8万円へと減少しました。しかし、家賃や一部食事は会社負担であるため、確かに条件は下がってしまいましたが、あまり気にならないそうです。 将来の具体的なキャリアプランなどは、まだ考えられていません。日本にいたときのように朝から深夜まで働くということはないので気は楽ですが、将来を考えると、マネジメント側にまわらなければいけないのだろうなと漠然と思っています。正直、駐在員の方は給料も高く、良い場所に住んでいるため、うらやましく思うこともあるそうです。 そうは言いながらも、自分が日本で働きながら海外駐在のキャリアを歩むことは、学歴、経歴的には難しいということも充分認識しています。ですから、今はどこまでできるかわかりませんが、言葉も覚えてタイでのビジネス経験を積み、トップキャリアにはならなくても、それに次ぐようなポジションに就きたいと思い、頑張っているようです。 キムタク!?のようなタイ人と結婚 「日本には帰ろうと思わない」30歳女性 【事例A】 Bさん(30歳、女性) 働いている国:タイ 日本でエステシャンとして働いていたBさん。マッサージの技術を学びたいと思い、タイへ行くことを決めました。当初はチェンマイで働きながら、学びました。タイのマッサージの技術力はとても高く、実際に非常に勉強になったといいます。 給料は日本の10分の1ほどになりましたが、結局この地に残ることを決めます。それはなぜか。ずばり、キムタクばりにかっこいいタイ人と交際できたから、です。その彼は今、Bさんの旦那様になっています。こちらでは、多くのタイ人が浮気をするとも言われているようですが、Bさんの旦那様はとても誠実な方。こんな素敵な方と出会えたことがこの国で働いている本当の理由だとBさんは語ります。最近は日本人女性が、タイ人男性と恋愛、結婚することも少なくないようで、Bさんのまわりにも同じような方がいるといいます。 とはいえ、チェンマイでは給料がさすがに低過ぎたため、現在はバンコクで働いており、以前の2倍ほど稼げるようになりました。同じタイといっても地域によって給料の格差はとても大きい模様。今は、日系のマッサージ店のマネジャーとして仕事をしています。 職場では、どういうわけか困ったことに、自分の給料がいくらかなどを他のタイ人が知ってしまい、特有の嫉妬を受けることもあるよう。そうは言っても、うまくやっているつもりで、気候も良く、人も良いタイを気に入って働いているようです。 そして、旦那様もきちんと真面目にお仕事してくれていることもあり、現在は日本に帰ろうとは思わないといいます。 「日本も良いですが、あまり海外に出たことがない方は、まずいろいろな国に行ってみるだけでも良いかもしれません。価値観が変わることもあると思いますよ」(Bさん) Bさんの友人のなかにも月給10万円くらいにもかかわらずタイで働き、ときおり海外旅行をするという暮らしをしている女性の方がいます。こちらでは普段真面目に働いていれば、1週間ほど休みをとることができる会社もままあるようです。 海外出張での挫折からフィリピンへ 「別の自分」になった30歳男性 【事例B】 Cさん(30歳、男性) 働いている国:フィリピン 新卒でIT関連の会社に入り、ディレクターとして頑張ってきたCさん。仕事の内容にも会社にも満足していたといいます。しかし、一度海外出張を命じられ、そこであまりにも英語が話せずにいたことで、「このままではいけない!」と人生観が変化しました。そこから突然会社を辞めて、フィリピン留学をし、英語を徹底的に勉強。せっかく身につけた英語を使いたいと思い、1社目のIT企業での経験も活かして、仕事ができないものかとフィリピン内で探したところ、日系企業での仕事のチャンスを得ました。 給料は半分くらいになりましたが、生活コストが低くなったうえ、家賃は会社負担。フィリピンに来たら物欲がなくなってきたのか、結果として日本にいるよりも貯金ができるようになったそう。日本にいた自分とは別の自分、考え方になったようです。英語を使って仕事をしていますが、文法など学べるものは日本でも十分学べるので、できればもっと日本にいるときから勉強していれば良かったと思うこともあります。 「日本が嫌だから海外、ということではなく、海外に出て活躍するという強い気持ちが必要です。文化の違いからくるトラブルや軋轢もあるので、そういったことを乗り越えてやっていきたいと考えられるかどうか、が重要でしょう」(Cさん) 海外に出て一番良かったことのひとつは、日本人の良さ、素晴らしさを外国人の方から褒められること。これは、日本を出てはじめてわかったことで、日本人であることを誇らしく感じて、フィリピンで働いている毎日です。 家族を日本に残しミャンマーへ 家賃高騰中のヤンゴンで働く30代男性 【事例C】 Dさん(30代前半、男性) 働く国:ミャンマー 人材関連の会社でマネジャーとして働いていたDさん。順調なキャリアを積んでいましたが、アジアでもチャレンジしてみたいと思い、日系企業のミャンマー支社立ち上げに参画することに。給料は以前の半分以下になりましたが、それでも現地の方も10倍程度の給料を得て働いています。 ミャンマーにきて良かったことは、視野が広がったこと。お国柄もありますが、政治に対する関心が高まったといいます。 「ニーズがあるからやろうというだけでは駄目で、この国のルールではできるのかどうかも考えなければなりません。日本にいるときは常識的に考えればわかることが、こちらでは通じないということは多々あります。ですから、日々勉強です」(Dさん) また、こちらでは事業の立ち上げをしているので、営業から、企画、管理系業務等をすべてひとりで行い、さらにローカルスタッフを採用して、マネジメントをしています。日本では自分ですべてやった経験はなかったので、かなり貴重な体験ができていると感じているようです。 「日本の感覚で、ローカルスタッフに仕事を求めると、なかなかそれに適応はしていただけないこともあります。この苦労は、どの国でもあると思うのですが、スタッフ教育は大事な仕事のひとつです」(Dさん) やや想定外だったことは、英語が思ったよりも通じないということ。できる人ももちろんいるのですが、やはり英語だけではなく、この国の言語をきちんと覚えていきたいと今は考えています。ビザ更新のタイミングで、他アジアエリアへ営業に行ったりすることもなり、比較的自由に仕事ができており、やり甲斐は言葉で表現できないくらいにあるといいます。 ただ、旧首都でもある大都市ヤンゴンでは、この1年で家賃が4倍に上がったと言われています。マーサー社の行った「2012年世界生計費調査-都市ランキング」によれば、ヤンゴンの外国人駐在員の生計費の高さは、世界214都市中35位とのこと。アジアに出れば生活費が安くなるわけでは必ずしもないと言えます。 インフラもまだまだ脆弱で、水回り、電気、通信など日本と比較してしまえば大変なことばかりです。Dさんは、家族を日本に残してきているので、正直寂しい気持ちは多々あるようですが、だからこそ、いち早く成功をしたいと思っています。 海外で幸せに働く人は 細かく計算や計画を立てない このように、アジアでお仕事をされている方と直接お話をさせていただきますと、大変刺激になります。そして皆さんがそれぞれの人生を大変ながらも謳歌されているようで、とても嬉しい気持ちになります。何となく海外で働くというのはこういうことか?と空想していることやネットで調べてみたこととも微妙に違うこともありますし、変化もあります。やはり直接聞いてみるのは大事ですね。 現地採用社員の方で、幸せに頑張っている方の共通項としては、ズバリ「日本の常識にとらわれていないこと」だと思います。また皆さん、細かく計算やプランニングして現在があるというよりは行動して、今の地位を掴んだたくましさを感じます。考えることも大切ですが、やはり人生、まずは調べてみる、そして行動してみることが大切です。 いずれの方からも充実感が伝わってきて、同じ日本人として嬉しく思います。固定概念、常識にこだわりすぎることなく、新しいチャレンジをする方がもう少し増えることを願ってやみません。 |