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富裕層たちの「お金の使い方」にある共通点とは?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140718-00652989-sspa-bus_all#!bhcCFZ
週刊SPA! 7月18日(金)9時21分配信
世間ではよく「お金持ちはケチ」と言われるが、取材を進めると、お金持ちは単にケチなのではなく、“使うところ”と“使わないところ”のメリハリが利いている人が多いことがわかった。富裕層たちは何にお金を使い、逆に何にお金を使わないのか。一般人とのお金の使い方や考え方の違いに迫る
◆富裕層たちのお金の使い方には共通点があった!
富裕層と接する機会の多い人々は「生き金」をどう捉えているのか。OL時代に結婚したイスラエル国籍のユダヤ人の元夫や不動産投資家の義父との出会いからユダヤ的思考を得た星野陽子氏はこう語る。
「元夫は1か月の生活費が3万円の倹約家でしたが、例えば本当に必要な家電の買い替えなどには徹底的に調べ尽くして、たとえ高くても購入していました。値段ではなく、値段に対して商品価値が高いものを選ぶんです」
旦那の倹約ぶりにお金の使い方を学び、その後、不動産投資に成功。親交を持つようになった富裕層をこう分析する。
「お金持ちは、自分だけよければいい“守銭奴”と、人のためや、使うところではしっかり使う“倹約家金持ち”の2つに分かれますね。後者は、周りからの人望も厚く幸せそう。倹約した分を寄付に回すという話もよく耳にします。倹約する目的がハッキリしているのも特徴ですね」
◆自己投資で自分の不安や悩みを解決しよう
よく「自己投資」というが、具体的に何をすればいいのか? 年収1億円を超える顧客を抱えるフィナンシャルプランナーの江上治氏は、生き金となる自己投資のあり方をこう説明する。
「今より稼ぎたいのであれば、『時間、お金、人との付き合い方』を変えるしかありません。例えば自己投資として本を読んだら、感銘を受けた著者の出版パーティに参加するなど、“自分が今いる場所”を変えて、人が集まるところに積極的に足を運ぶことも大切。ただ、もっと重要なのは、そこに集まる人たちとの出会いです」
とはいえ、人脈を広げるだけではまったく意味がない。
「会いにいく目的を明確にしておくことが重要です。そのためには、自分が現在抱えている悩みや不安を書き出してみるといいでしょう。そこで出会った成功者や実績のある人を食事などに誘って、悩みや不安を質問してみる。こうしたお金の使い方こそが、生きた自己投資なのです」
◆お金持ちは好き嫌い、損得で判断する
そして、「超がつくほどの大金持ちのお金の使い方には、共通する法則がある」と、伊藤喜之氏は話す。
「お金を出す出さないの判断基準は、他人や一般常識にとらわれることなく『好きか嫌いか』『得か損か』だけ。例えば、一般的に考えて価値が見いだせない商品でも気に入れば買うし、常識的に考えればリスクの高い投資案件でも得だと思えば出資する。しかも、その判断を第三者に相談し、判断を委ねることは絶対にありません」
我々も、そこをマネすれば彼らに近づけるという。
「この1週間に使ったお金の内訳を書き出してみてください。おそらく8割は常識や習慣で使ったお金のはずです。その中から100円や1000円でもいいので、常識を捨ててお金を使うように心掛けてみてください。例えば、コーヒーショップで3種類のコーヒーが飲みたいと思えば、『普通は1個』という常識を捨てて3種類すべて買ってみるとか。お金の使い方に対する意識を変えていくことが、彼らに近づく第一歩なんです」
生き金の使い方はすぐにでもマネできそうなことばかり。あとはやるかやらないか、だ。
【星野陽子氏】
翻訳者、不動産投資家。最新刊『貧困OLから資産6億をつかんだ「金持ち母さん」の方法』が発売中
【江上治氏】
年収1億円以上の顧客を数多く抱えるFP。著書に『一生かかっても知り得ない 年収1億円思考』など、多数
【伊藤喜之氏】
バカリーマン日本代表。数々のヒット事例を生み出す広告戦略コンサルタント。著書に『バカでも年収1000万円』
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