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(回答先: デフレ脱却後にすべきこと:5年先の期待成長率が1%近傍で低迷のため設備投資性向は50%近くまで低下 投稿者 あっしら 日時 2014 年 6 月 03 日 02:07:19)
24業種で投資増 14年度調査 鉄鋼や食品伸びる
ソフトバンクは1.3兆円
2014年度の設備投資動向調査では、32業種のうち24業種が13年度実績を上回る投資を計画している。製造業は自動車や電機に加えて鉄鋼や食品など、投資規模の大きな業種が伸びる。非製造業では通信や鉄道が高額の投資を予定し、ソフトバンクは1兆3000億円を使う。買収した海外企業による投資や新興国市場の開拓など、成長に向けた戦略が目立つ。
通信の投資額はほぼ前年度並みの3兆7511億円。ソフトバンクでは昨年7月に買収した米携帯電話3位のスプリントが、高速通信「LTE」の基地局建設などに約7500億円を投じる。
国際石油開発帝石は14年度に前年度比14.5%増の設備投資を計画。豪州で開発を進めている液化天然ガス(LNG)プロジェクトの関連投資が大半を占める。
13年度実績が2割減だった鉄鋼は14.3%の増加に転じる。新日鉄住金は国内製鉄所の圧延ラインなどで実施する定期修理に加え、米国で買収した製鉄工場で自動車用鋼板の生産ライン改修に資金を投じる。「3000億円台を目安に継続的に投資を続けていく」(太田克彦副社長)方針だ。
機械は5.8%増の1兆776億円。航空機向け投資などが活発になる。IHIは福島県などでエンジン部品の工場を増強する。1兆91億円で6.7%伸びる食品は、新興国市場の開拓に向けた投資が多い。味の素はインドネシアやブラジルなど新興国5カ国を中心に生産能力を拡大する。
自動車の投資増は関連産業に波及する。住友ゴム工業は新興国で相次ぎタイヤの生産能力を増強する。総額400億円を投じ、トルコで新工場を建設する。日本電産も100億円をかけてインドに自動車など向けモーターの新工場を建てる。
鉄道・バスは1兆9670億円で16.3%伸びる。東海旅客鉄道(JR東海)はリニア中央新幹線の本体工事の着工を今秋に控え、前年度実績を35.5%上回る3260億円を計画している。
機械設備の出荷動向を示す資本財総供給は1〜3月期で前期比11.2%増えた。内閣府幹部は「投資の広がりがうかがえ、足元はしっかりとしている」とみる。
[日経新聞6月2日朝刊P.11]
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