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「東京暮らしは足立区で」 森永卓郎氏が説く生活防衛術
http://gendai.net/articles/view/life/149609
2014年4月18日 日刊ゲンダイ
消費増税には徹底反対/(C)日刊ゲンダイ
消費増税に徹底して反対してきた経済アナリストで独協大教授の森永卓郎氏(56)は、「引き上げられてしまった以上、とにかく節約してやりくりするしかない」と言う。財布のヒモの締め方を聞いた。
「これからは、経済が成長しないのに、物価だけが上がる構造になります。恥ずかしがらず、できるだけお金をかけないことが大切です。そのために、都内で暮らしたい人は、足立区に住みましょう。例えば、北千住や竹ノ塚などです。とにかく物価が安い。商店街では糸こんにゃくが2キロ50円で売っていたり、ニンジン、タマネギの100グラム10円セールをやっています。足立区は都心に出るにも交通の便が悪くないし、オススメします」
■固定費は徹底削減
節約を実践するには、あらゆるオプションを試す気概も必要だという。
「電球をLEDにして電気料金の基本アンペアを下げる、住居費、通信費、生命保険を見直して『固定費』を増やさない、といったことは、もはや当たり前。この増税社会を生き抜くためには、プラスアルファが必要です。自販機の飲料水の値段が上がったのに、ミネラルウオーターを買い続けているあなた。どこかで見えを張っていませんか? これからは、ティーバッグを入れた水筒を持ち歩きましょう。役所に行けばウオータークーラーがありますし、ほとんどの会社に給湯室がある。そこで水やお湯を補充すれば、特製のお茶を格安料金で飲めます」
スーパーで「メニューを考えてから必要な食材を買う」のもNGだ。
「発想を逆転させましょう。メニューを度外視して、セールの特売品を大量に買い込むのです。それを禅寺のお坊さんのように何時間もかけてひたすらジッと眺める。すると、難しい因数分解が解けたように、いくつものメニューがパッとひらめく瞬間が訪れるはずです。これは訓練次第でどんどん上達します」
■たばこはスーパーロングを両切り
たばこの値段も上がったが、愛煙家の森永さんのオススメは禁煙や節煙ではない。
「スーパーロングのたばこを買うのです。銘柄にもよりますが、長さ100ミリのたばこも、85ミリのたばこも同じ値段だったりします。ならば、100ミリのたばこを半分に切って吸うのです。両切りになった方は味が濃くなってしまいますが、今や高級品のたばこを吸い続けたいなら、それくらいのガマンはしてください」
最後にGW中の過ごし方のコツを教えてもらった。
「繰り返しますが、とにかくお金を使わないこと。ただでさえ値段が高い連休中に旅行なんて言語道断。お弁当を作って、家族で近場の公園にピクニックに行く。それで十分に旅行気分が味わえるはず。これからの時代、身近な幸せを幸せと感じることができるセンスと感覚が求められるようになってくると思います」
当たり前の節約じゃダメってことは、よーくわかった。
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