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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N1KO936K50Y901.html
2月25日(ブルームバーグ):電気自動車(EV)メーカー、米テスラ・モーターズ はイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が「ギガファクトリー」と呼ぶ工場の建設で電池生産を拡大する計画だ。EVの発展につながる動きだが、それよりさらに大きな影響を電力業界に与えるかもしれない。
全米の電力利用者は電気料金を減らし地元電力会社への依存を弱める方法として、すでに蓄電に目を向け始めている。この傾向は、100年以上前から続く独占的な電力事業モデルを脅かしている。こうした事業形態による電力販売は年間約3600億ドル(約37兆円)に上る。
リチウムイオン電池による蓄電コスト低減によってテスラは世界乗用車市場のシェアを従来の2倍の約1%に引き上げるとともに、電力業界の変革を加速させる可能性があると、モルガン・スタンレーのアナリスト、アダム・ジョナス氏が25日のリポートで指摘した。
マスクCEOは先週ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、EVをより手頃な価格にするために必要なリチウムイオン電池を生産する「ギガファクトリー」計画の詳細を説明する予定だと語った。テスラ車1台で家庭の平均電力使用量の3.5日分を蓄電でき、利用者の拡大は一国のインフラで保有され得る電力量の飛躍的な伸びを示す。
住宅所有者は蓄電を利用して電力会社への依存を一段と減らし、さらに電力会社に売電する可能性もある。電池があれば、太陽光パネルを持つ家庭は昼間蓄電し、夜は蓄電した電気を利用できるようになる。
大変革も
公益事業持ち株会社アメリカン・エレクトリック・パワーのニック・エーキンズ会長兼CEOは昨年のインタビューで、広範囲に普及するにはコストが高過ぎるとなお考えられているが、家庭の蓄電システムのコストが大幅に下がれば「大変革」をもたらし得ると語っている。
テスラのセダン「モデルS」を毎日運転して出勤している米NRGエナジーのデービッド・クレインCEOは、米電力業界は変わらない限り衰退する運命にあると語る。
マスクCEOは先週、電池工場は複数の提携先と建設することになるとし、「パナソニックがその一角になる可能性がある」とブルームバーグに語った。パナソニックはテスラの株主であると同時に、リチウムイオン電池の主要供給元だ。同CEOは、パナソニックの参加は「100%確定したわけではない」とも述べた。
25日のニューヨーク株式市場でテスラ株は前日比14%高の248ドルで取引を終えた。一時は過去最高値の259.20ドルを付けた。
原題:Tesla Battery Jolts Shares Higher While Upending PowerGrid (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:サンフランシスコ Mark Chediak mchediak@bloomberg.net;ニューヨーク Niamh Ring nring@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Susan Warren susanwarren@bloomberg.net
更新日時: 2014/02/26 10:40 JST
- パナソニック:米にEV向け電池工場 テスラと最終調整(毎日新聞) 五月晴郎 2014/2/27 05:25:23
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