http://www.asyura2.com/14/genpatu39/msg/211.html
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みなさんも不快に思われているだろうが、小出裕章さんに対する工作員の誹謗中傷がひどい。
小出さん関連の投稿になると、待ってましたとばかりウジ虫のようにわいてきて、中傷を繰り返す。
もう原発推進を唱えても誰も聞いてくれないし、ぐうの音も出ないほど徹底的に反論・論破されてしまう。
しかたがないので、反原発のカリスマと言われている小出氏を叩くのだろう。
小出さんを叩けば反・脱原発運動にダメージを与えられると思っているところが痛い。
すでにパブコメの95%は反・脱原発だ。
小出さんがいようがいまいが、もはや反・脱原発の流れを止めることは不可能だ。
そうは言っても、黙っているとイイ気になって、阿修羅にはもう小出支持者はいないなどと言い出す始末だ。
小出さんの発言に対する彼らのイチャモンについて、ここではっきり反論をしておく。
(1) 福島の人たち(特に子供)の疎開を妨害した
デタラメである。被ばくは心配ない、避難しなくても大丈夫だなどと言う主張は、小出さんは一度もしていない。
一般人は立入禁止、飲食もできない放射線管理区域に相当する汚染地域には暮らしてはいけないと、
繰り返し、繰り返し言っている。
http://www.asyura2.com/14/genpatu38/msg/357.html
(2) 大人は放射能食材を引き受けろと主張
もしすべての国産食材が大なり小なり汚染されてしまったら、という前提での話。
現実的にそうなりつつあるが、そうなったら、汚染のひどいものを大人が食べて、
子供にはできるだけ汚染の無いものを与えるのは当たり前である。
それをどう実現するかにはいろいろ議論があるだろう。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw115677
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/07/20/terumi-jul-20/
(3) 大人は全て福島原発事故に責任があると主張
反・脱原発活動を長年やってきた人間は、こう言われたら反発するかも知れない。
しかし、同じことを何の罪のない子供たちが言ったらどうか。
大人として自分に責任がないとはとても言えない。
「君たちの未来を放射能汚染でだいなしにしてしまった。申しわけない」と頭を垂れて謝るしかない。
子供たちからすれば、すべての大人に汚染の責任はある。当たり前の話だ。
(4) とりあえずセシウムに気をつけろと主張
ウラン、プルトニウム、ストロンチウムなどが放出するアルファ、ベータ線の測定は難しい。
セシウムのほうが量的には圧倒的に多く、セシウムあるところにはこれらの放射性物質もあり、
逆にこれらが存在するところにはセシウムも大量に存在する。だからセシウムに注目するのは正しい。
他の放射性核種は安全で無視してよいなどとは一度も言っていない。
そう曲解するのは、工作員の典型的な揚げ足取りだ。
(5) 放射能汚染瓦礫全国拡散焼却を容認した
無条件で容認などしていない。
放射性物質を除去できるフィルターをつけること、焼却灰は東電に返すことの二つが条件だと言っている。
2つとも満足できないのは明らかだから、焼却すべきでないと主張しているのと同じだ。
「2つの条件をクリアしない限り受け入れてはダメ」 (阿修羅・たね蒔きジャーナル 2012/3/22)
http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/223.html
「徹底的に間違えている 日本の国のがれき問題」 (みんな楽しくHappyがいい 2012/11/24)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2567.html
(6) 全国の汚染マップを作らないのは怠慢
言いがかり以外の何ものでもない。
他の組織、ボランティア・グループがすでにやっている。測定器があれば誰でもできる。
専門家として、もっと高度な知識や技術の必要な研究に注力するのは当然だろう。
(7) 反原発なのに実験炉で仕事をしている
小出さんの研究テーマの1つは、原発を安全に終わらせる、廃炉にする技術の研究開発である。
原発から撤退するにしても、核廃棄物処理や廃炉の技術は確立されておらず、
原子力専門家も実験施設での研究も当分必要だ。
ソフトウェア開発のように、PC1台あればどこでもできます、というような内容の研究ではないのだ。
(8) 熊取の実験炉は住宅地にあり危ない
この施設の利用者は、京大の御用研究者たちである。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/
隣接する原子燃料工業株式会社と協力して、加圧水型原発用燃料を研究・開発している。
http://www.nfi.co.jp/company/kumatori.html
彼らにしてみれば、反原発の小出さんには、しぶしぶ「施設を利用させてやっている」状況だろう。
実験施設の安全性を保証するのは、主たる利用者である御用研究者たちの責任である。
もし付近に住宅が増えて危険だというのなら、原燃工業も含めて移転しなければならないが、
そうなると困るのは原子力ムラだ。
実にトンチンカンな批判である。
(9) 3/11以前は反原発関連の著述はないし、活動もしていない
これも真っ赤なウソ。数え切れないほどの記事や論文を書いているし、共著で出版もしている。
人形峠ウラン残土や伊方原発訴訟などにも住民側証人として参加・協力している。
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/04/written-may4/
一般向け著書が意外と少ないのは、1970年代から反・脱原発活動をしてきた人たちの中では最年少だから。
高木仁三郎氏や、熊取六人衆最年長の海老沢・小林氏より10歳、広瀬隆氏より4つ若い。
チェルノブイリ原発事故当時は、まだ30代半ばだった。
先輩をさしおいて単独で出版する機会はなかったのだ。
先輩たちが亡くなったり引退したりで、一番若く現役である小出氏にマスコミが殺到する結果となった。
政治活動や売名行為の嫌いな小出さんとしては、「反原発のカリスマ」と祭り上げられて、
さぞ不本意、不愉快なことだろう。
(10) 同じ説明を何度も繰り返す
マスメディアが同じことを何度も繰り返して質問するからだ。
貴重な研究の時間を割いて、初歩的な質問にも繰り返し丁寧に答えてくれる。
国民の税金から給料をもらっている専門家とはいえ、非常に誠実だと思う。
(11) 3号機爆発は水素爆発であると主張
優秀な学者は、確実なデータが得られない限り、憶測でものごとは言わない。極めて慎重である。
しっかりした裏づけもなくいい加減な主張をすればどうなるか、STAP騒動を見ればわかるだろう。
3号機爆発に関する重要なデータは一切公表されていないのだから、東電の「水素爆発」という発表を
繰り返すしかないのは理解できる。
阿修羅でああだこうだと自由に議論ができるわれわれとは違う。
以上、工作員の繰り返す批判が、前提・仮定を無視した揚げ足とりや言いがかり、
根拠のない誹謗中傷に過ぎないことは明らかである。
反・脱原発の観点から小出さんの発言の大半は正しく、頭ごなしに否定する人間は、
原子力ムラの人間か、その工作員と思われてもしかたがないだろう。
もちろん、私個人として小出さんに不満がないわけではない。
総論ばかりで、具体的なデータが出てこないのは疑問に思う。
A・ガンダーセン氏らが、名古屋や茨城の家の塵から溶融核燃料の微粒子をすでに検出しているが、
こういった重要な事実の公表に関し、外国の研究機関に先を越されるのは恥であり、大問題だろう。
また(11)の問題では、3号機爆発でオレンジ色の炎が吹き出ており、水素爆発でないことは素人にもわかる。
確証はなくても、きちんと見解を述べるべきではないか。
もっとも、漫画の原作者でさえ、鼻血が出たと言っただけでリンチしろと脅迫されるご時世である。
専門家の小出さんが、溶融燃料がホットパーティクルとなって何百キロもの範囲に拡がっている、
3号機は核爆発だろう、溶融燃料は地下深く沈下している、などと言おうものなら、
職を追われるどころか、暗殺されるかも知れない。
小出さんにとんでもな圧力がかかっていて、自由に発言できない状況にあるのは容易に想像できる。
何しろ原子力ムラの住人に囲まれて仕事をしているのだから、何をされるかわかったものではない。
自分たちの利益のためには迷わず人を殺す悪魔のような連中である。
飲食物に放射性物質を混ぜるぐらいのことは平気でやるだろう。
何はともあれ、小出さんも来年で退職である。
逆境下での長年の活動に感謝するとともに、退職後は、国立大教員・公務員のくびきから離れて、
自由に研究活動、発言をしていただきたいと切に願う。
この件に限らないが、最近は、反・脱原発のふりをして活動に加わり、特定の人物を攻撃したり、
内部対立を煽ったりして混乱を企てる工作員が増えているようだ。
正攻法ではとても太刀打ちできないので、内部に潜入し内側から攻撃する「トロイの馬」作戦を遂行中らしい。
反・脱原発活動をしている方は、身近に挙動不審な人間がいないか気をつけたほうがよい。
とくに、最近になって参加し、とても"協力的"な人間には注意されたい。
- 小出裕章氏のここがおかしい! taked4700 2014/7/08 12:10:45
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- ナイス投稿!誹謗中傷クズ共のデマが粉砕される小出さんの7/5最新講演映像を見よ!戸田もちょこっと発言! ヒゲ-戸田 2014/7/07 17:44:10
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