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原発日誌(154)福島第一原発 死亡事故から分かること
http://ameblo.jp/masaya1015/entry-11811558542.html
2014-04-02 14:09:33 疲労困憊したおじさんのブログ
記事の更新が遅れたが、私なりにまとめてみたいと思う。事故が起きた時間は3月28日午後2時過ぎのことである。下に東電が公表した推定図だが、これを見ると土砂とコンクリート破片の下敷きになられた被災者の安藤さんだが作業の状況から考えてみても分かるのだが、瞬時に崩落してくる土砂とコンクリートの塊から身をかわすことなど到底無理である。何故なら移動確保の余裕すらない、また座り込み、上を向いての作業であり、尚且つ電動ピックと呼ばれるコンクリートや硬化した土砂をハツルための10キロ相当はある電動機械を両手で使いながらの作業である。コンクリートをハツレば当然小さな破片や粉塵は全面マスクに落ち視野が妨げられる。下の図をみても分かるが崩落した土砂とコンクリート魂は重量的に考えても、土砂の土圧を考えても体力のある人でさえ死亡する量である。
(赤の部分と黄色の部分が崩落)
崩落するという想定があるにかかわらず、何故このような無謀と考えられる作業が行われていたのか、作業前の危険予知活動に監督管理者としての東京電力をはじめとした元受業者は現場の状況を認識して作業を行わせていたのか、先だっても汚染水タンクの清掃において原発は人海戦術という過酷な労働が東京新聞により報道された矢先の出来事である。いつまで下請け労働者は苦難を強いられるのか、私ははっきりこの問題を追求し広く社会に訴えなければならないと強く思う今日このごろである。
(文責:弓場清孝)
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