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中国でも「涙を誘う」と話題になった日本の少女、小学2年生の道徳教材に―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a108271.html
2015年5月8日(金) 8時48分
2015年5月7日、新華網によると、がんで亡くなった母親のレシピでみそ汁をつくる少女として話題になった安武はなさんの作文「ママとの約束」が、今春から小学2年生の道徳の教材に使用されている。
今年12歳になるはなさんは、5歳のときに母・千恵さんを亡くした。千恵さんは、はなさんが4歳に時から包丁を持たせ、料理を教えた。「食べることは生きること。勉強は、二の次でいい。健康で、生きる力が身についていれば、将来どこに行っても、何をしても生きていける」という考え方からだ。2012年に出版された「はなちゃんのみそ汁」(文芸春秋)はベストセラーとなった。
2014年に中国メディア・人民網がはなさんを取り上げると、ネット上で「涙を誘う」と大きな話題となった。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)には、「日本人の精神には尊敬してしまう」「感動させられた。周りの人を大事にしなきゃという気持ちになった」「子どもに何を教えるべきか、考えさせられた」「母の愛は偉大だな。はなちゃんはすごいよ!」など、多数のコメントが寄せられた。
今回、道徳の教材に採用されたのははなさんが小学3年生のときに書いた作文「ママとの約束」。同作文は、2012年に出版された「娘・はなへ――ママが遺した いのちのレシピ」(角川書店)に収載されたもので、4月から教材として使われているという。(翻訳・編集/北田)
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