★阿修羅♪ > 中国4 > 674.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
香港の普通選挙をどう実施するか 中央が鶴の一声
http://www.asyura2.com/14/china4/msg/674.html
投稿者 あっしら 日時 2014 年 9 月 01 日 15:33:32: Mo7ApAlflbQ6s
 

(回答先: 香港長官選から民主派排除、非公認候補の立候補認めず(CNN) 投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 01 日 14:26:05)


香港の普通選挙をどう実施するか 中央が鶴の一声
人民網日本語版 2014年09月01日13:14

 第12期全国人民代表大会(全人代)常務委員会第10回会議は8月31日、香港特別行政区の行政長官普通選挙問題と2016年立法会選出方法に関する決定(以下、略称「決定」)を審議・採択した。これに対する香港社会の反応は一様ではないに違いないが、これは完全に理解できる。香港は高度の自由を持つ多元社会だからだ。最高国家権力機関の常設機関である全人代常務委員会の採択した決定は法的効力を持つ。「決定」採択の重大な意義は、中央が香港の現実に基づき、香港社会の共通認識形成を促すため、普通選挙において譲れぬ一線を示したことにある。この意義において、今回の決定は重大な原則的問題において争いを止めさせる、「鶴の一声」の役割を果たす。(文:張定淮・全国港澳研究会理事、深セン大学港澳基本法研究センター副センター長。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 香港社会は法治社会だ。法治というこの社会的特性を強調する以上、法的効力を持つ「決定」に対して非理性的な方法で問題を処理するのではなく、法にのっとって理性的に向き合うよう香港社会に要求する。「セントラル占拠」は違法行為として、必ず法的処罰を受けることになる。
 香港社会は利益多元社会でもある。利益多元というこの社会的特性ゆえに、普通選挙問題における訴えは利益主体によって異なるものとなる。だが国が香港の政治制度発展について明確な原則規定を打ち出した以上、香港の各利益主体は自らの訴えを調整すべきだ。中央の決定は国全体の利益と香港社会の全体的訴えに基づき考えられたものだからだ。

 香港社会は高度に自由な社会でもある。自由という香港社会のこの特性は、様々な見解の表明を人々に認めている。そして香港社会の高度の開放性も、様々な見解の表明を円滑化している。だが香港社会には長い間、中央と特区との政治関係を直視しようとしない者たちが少数いる。彼らは全体政策「一国二制度」における「一国」と「二制度」を対立させて理解するか、中央と特区との関係を曲解するかして、中央の権威に挑戦する声や行為が香港社会に絶えず生じる事態をもたらしている。これは「一国二制度」政策において「一国」が「二制度」の前提であるという基本的な政治的意味・精神と合致しない。

 筆者が香港社会の三大特性を列挙したのは、全人代常務委員会の決定が出た後に香港社会で生じるであろう反応および「決定」の枠内で香港社会が共通認識を一歩一歩形成していく過程の困難さを説明するためだ。今回の全人代常務委員会の決定は基本法の規定に厳格に従った行動であり、勝手な行動ではない。これは行政長官普通選挙問題において基本法から逸脱して別の手法をとろうとする主張に対する断固たる否定であり、法治へと向かい、法治を守る国の決意と意志を存分に示すものであり、香港政治の発展に対する中央の主導権の表れだ。

 だが、現行制度の規定に基づき、香港が普通選挙を真に実現するには、まだいくつかのステップを踏む必要がある。このうち最も注視されるのが、行政長官普通選挙案は香港立法会で3分の2以上の多数で可決する必要があるが、鍵となる少数の議席を民主派議員が押さえていることだ。選挙の方法について香港社会にこれほど大きな争いがある以上、普通選挙を順調に実施するには、共通認識を形成する作業をまだ多くこなさなければならないだろう。さもなくば普通選挙は停滞する危険性がある。これが香港市民を含む理性ある各方面にとって受け入れたくない結果であることは間違いない。

 香港の民主的政治制度発展に対して中央は非常に明確な方針を持ち、非常に積極的な姿勢でもある。原則的な譲れぬ一線も非常に明確かつ断固たるものだ。行政長官普通選挙問題において香港社会に深刻な溝が存在することも明らかだ。行政長官普通選挙を真に実現するには、香港社会各界が香港発展の大局を重視する精神に基づき、理性を発揚し、先入観を棄てて、「決定」の枠内で普通選挙の具体的な実施案をしっかりと話し合い、まとめる必要がある。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年9月1日

http://www.japanese.peopledaily.jp/n/2014/0901/c94474-8777010.html

--------------------------------------------------------------------------------------------------
全人代常務委員会、香港行政長官普通選挙問題に関する決定などを採択
人民網日本語版 2014年09月01日11:07

 第12期全国人民代表大会(全人代)常務委員会第10回会議は8月31日午後閉幕した。会議は予算法改正に関する決定、安全生産法改正に関する決定、保険法など法律5件の改正に関する決定を採択。習近平国家主席が第12号、第13号、第14号主席令に署名してこれを公布した。また、香港特別行政区の行政長官普通選挙問題と2016年立法会選出方法に関する決定を採択した。さらに烈士記念日制定に関する決定、北京、上海、広州での知的財産裁判所設立に関する決定を採択した。

 張徳江委員長は「今回の会議の重要な内容は、香港特別行政区の行政長官普通選挙問題と2016年立法会選出方法に関する決定を審議・採択したことだ。これは香港特別行政区の政治制度発展の問題について全人代常務委員会が法にのっとり行った新たな重要決定であり、『一国二制度』、『香港人による香港統治』、高度の自治、香港基本法を全面的に貫徹・実施し、香港の民主の段階的発展および2017年行政長官普通選挙の法にのっとった実行を推進するうえで重大な意義を持つ」と指摘。

 「香港特別行政区が基本法の規定に基づき香港の実情に沿った民主制度を発展させることを支持するのは、中央の一貫した、明確な立場だ。香港社会各界が香港基本法と全人代常務委員会の決定の枠組み内で、引き続き理性的、実務的に討議し、共通認識を固め続け、香港特別行政区政府と香港同胞の共同努力を通じて、政治制度発展の問題を法にのっとり適切に処理し、2017年に行政長官を普通選挙で選出するとの目標を順調に実現することを希望する」と述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年9月1日

http://www.japanese.peopledaily.jp/n/2014/0901/c94474-8776979.html

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。) ★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 中国4掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
中国4掲示板  
次へ