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(回答先: 自主発行償還の地方債 北京など10カ所で試行:銀行融資以外の金融をシャドーではなく表立った仕組みに移行させる政策の一環 投稿者 あっしら 日時 2014 年 5 月 23 日 11:32:37)
「影の銀行、適切な規制を」専門家が指摘 [日経新聞]
2014/5/23 17:22
第20回国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社・日本経済研究センター共催)で23日、「中国経済の行方〜アジアにもたらすインパクト」をテーマに日本、中国、タイの専門家らが討論した。中国経済の分析と、当局の監視の目が届かないシャドーバンキング(影の銀行)について意見を表明した。影の銀行問題については、「当局の適切な規制が欠かせない」との指摘が相次いだ。
中国社会科学院アジア太平洋研究所の張蘊嶺前所長は「これまでのような10%を超す高い国内総生産(GDP)の成長は見込めず、7%台の安定した成長の段階に移りつつある」と述べた。従来の輸出や投資、資本流入に依存した成長から、「規制を緩和して民間の新分野への参入を促す」ことにより構造改革に取り組んでいると説明した。
丸川知雄・東京大学社会科学研究所教授は「住宅バブルがはじけつつあるが、投資規制を緩めれば需要を生み出せる」との認識を示した。タイ開発研究所のチャロンポップ・スサンカーン特別フェローは「北京と内陸部の所得格差は大きい。今後の成長の果実をどう配分するか」と課題を投げかけた。
影の銀行を巡っては、張氏は「国有銀行がリスクの高い資金提供を避けているために、民間は当局の監視の目が届きにくい金融に頼らざるをえない」と現状を分析。「より深刻な状況になれば、政府が支援に乗り出すとの見方もある」と語った。
丸川氏は「(信託会社が投資家から集めた資金を融通する)信託融資の比重が大きいとみられる。健全な競争を阻害する事態になれば、モラルハザードの懸念が高まるのでないか」と強調した。
チャロンポップ氏は「金利が非常に高いので、経営環境が悪化すれば、経済に大きな衝撃を及ぼす可能性がある」と警告。当局が適切な管理下に置くべきだとの考えを示した。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2303M_T20C14A5000000/?dg=1
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