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国連、北朝鮮・金正恩をヒトラーと同列と認定?警備兵が性的暴行、高官が異常性行為強制
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141128-00010002-bjournal-bus_all
Business Journal 11月28日(金)6時0分配信
人権問題を取り扱う国連総会第3委員会は18日、北朝鮮の人権侵害を非難する決議案を採択した。決議自体は10年連続で行われたものだったが、今回は人権侵害について、国連安全保障理事会が国際刑事裁判所(ICC)への付託を検討するように促す厳しい内容となった。
ICCは個人による集団殺害犯罪、人道に対する犯罪などの国際犯罪を対象とする国際機関だ。ICCに加盟していない北朝鮮に対する捜査には、安保理からの付託が必要となる。
12月の国連総会で北朝鮮の人権侵害非難決議が採択される見通しだが、安保理常任理事国の中国とロシアが拒否権を行使することはほぼ確実で、安保理が北朝鮮の人権侵害をICCへ付託する可能性はほぼない。
この外交ゲームのような状況で、実際にICCによる捜査へと発展しなくとも、今回の決議は「非常に重要な意味がある」と外務省関係者は言う。
「国連で、北朝鮮の人権侵害が『国家の最高レベルで決定された』と認定されました。すなわち、金正恩(キム・ジョンウン)第一書記が、大量虐殺を行ったナチスのヒトラーやユーゴスラビアのミロシェヴィッチと同じく、国際的な人道犯罪者であると名指しされたに等しいのです。指導者になったばかりの金正恩氏としては、ヒトラーと同列の犯罪者呼ばわりされるのは我慢できないでしょう。
そこで、北朝鮮は金正恩氏を『国家の最高尊厳』と呼称し、侮辱に対しては武力行使を含めた断固たる措置を取る態度を示しています。北朝鮮が国連の決議に際して核実験の実施を示唆してまで反対した背景も、この辺りにあるのではないかと思われます。ICCによる捜査の実現可能性にかかわらず、北朝鮮としては絶対に見過ごすことができない状況なのです」
●北朝鮮の人権侵害の実態
2008年に北朝鮮から脱出したAさんは、北朝鮮の人権侵害状況についてこう語る。
「そもそも北朝鮮には、“人権”という概念がありません。人民は金正恩第一書記の一族とその取り巻きに支配され、彼らに奉仕する存在でしかないのです。理由もなく逮捕され、収容所に入れられれば家族はバラバラにされます。満足な食料もないので、生きるために看守に身を売る女性も多いです。脱北しようとして警備兵に捕まり、目の前で妻と娘が性的暴行された事件もあります。こんな悲惨な話が北朝鮮では吐いて捨てるほどあるのです」
また、北朝鮮専門家のBさんは、朝鮮労働党組織指導部の悪行について指摘する。
「18日にモスクワでプーチン露大統領と会談した北朝鮮ナンバー2、崔竜海(チェ・リョンヘ)氏は“変態”として有名です。彼は口腔性交好きで知られており、歯がない女性からの行為が気持ちいいと聞きつけ、お気に入りの女性接待員の歯をすべて抜かせたりしているのです。北朝鮮の指導部は公私を問わず、このような非人道的な行為を繰り返しています」
崔竜海氏がロシアを訪問したのは北朝鮮との関係が悪化した中国へのさや当てとみられているが、「国家の最高レベル」の一人としてICCから逮捕状が出されかねない同氏は、プーチン大統領にICCへの付託を阻止するように頼み込んだのかもしれない。核実験の実施まで示唆した北朝鮮の今後の動向からは、まだまだ目が離せない。
三城隆
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