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ひとごとながら、溢れんばかりに不祥事が立て続けで起きている韓国は、この変死体=兪容疑者事件がやらせだということになると、ほんとうに溶融するのではと心配になる。
人の生き死にに係わることだが、ご勘弁いただき、ざっと疑問点をあげる。
変死体が発見された場所は、兪容疑者が潜伏していたところとされる建物(信者の別荘)からそう離れておらず、潜伏が“確認”されて2週間ほどで発見された変死体なら、兪容疑者かもしれないと考えるのは初歩の初歩である。
それが、変死体発見後、その事実を検察に連絡することもなく、40日も経ってから、DNA鑑定をしてみたら実は兪容疑者だったと公表して世間に通用するのなら笑うしかない。
記事に、「発見当時、兪容疑者の遺体は冬用の衣服を身に着けており、かばんの中にはマッコリ(韓国式濁り酒)や焼酎の瓶などが入っていた。顔の部分は完全に腐敗し、兪容疑者と確認することは不可能だったという。警察はとりあえず変死として処理し、国立科学捜査研究院にDNA鑑定を依頼していた」とある。
しかし、兪容疑者5月20日頃まで生きて順天の信者別荘にいたなら、すぐに死んだとしてお、遺体が発見された6月12日まで“わずか”3週間である。気候条件にも左右されるが、それだけの期間で、腐敗は進んでも「顔の部分は完全に腐敗」という状態にはならないだろう。
とにかく、発見時に撮影しているはずの変死体写真の公開が待たれる。
韓国の警察内部からも、身長が違う、110%の確率で兪容疑者ではないという声も上がっているという。
兪容疑者が、政界官界にカネをばらまいていたのなら、義理では助けないとしても、バラマキが暴露されるのを恐れて助ける可能性はあるだろう。
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旅客船沈没:「変死体、99%以上の確率で兪容疑者」
6月12日に順天市内で変死体で発見
DNA鑑定で「本人の確率99%以上」
沈没した旅客船「セウォル号」運航会社の実質的オーナー、兪炳彦(ユ・ビョンオン)容疑者(73)とみられる遺体が先月12日ごろ韓国国内で発見され、DNA鑑定によって本人とほぼ確認されたことが今月21日分かった。
警察によると、先月12日ごろ、全羅南道順天市内のドライブインから2.5キロ離れた梅畑で男性の変死体が発見され、DNA鑑定の結果、指名手配中の兪容疑者である可能性が99%以上であることが分かったという。
兪容疑者の遺体は順天から求礼郡に向かう道路沿いの梅畑の中で発見された。発見当時、兪容疑者の遺体は冬用の衣服を身に着けており、かばんの中にはマッコリ(韓国式濁り酒)や焼酎の瓶などが入っていた。顔の部分は完全に腐敗し、兪容疑者と確認することは不可能だったという。警察はとりあえず変死として処理し、国立科学捜査研究院にDNA鑑定を依頼していた。
全羅南道地方警察庁の関係者は「DNA鑑定の結果、変死体のDNAは兪容疑者の兄のビョンイル氏(逮捕・起訴済み)と相当部分で一致したことが分かった」と語った。警察の首脳部もこの日、順天警察署から「変死体の身元を確認していた科学捜査研究院から、兪容疑者に間違いないとの連絡があった」と報告を受けたという。警察は22日、DNA鑑定の結果について説明を行う予定だ。警察は、兪容疑者が一人で山林をさまよっているうちに死亡したとみている。兪容疑者の側近は検察の事情聴取に対し「兪容疑者は逃亡中、1日におかゆ1杯ほどしか食べていなかった」と話していたという。
兪容疑者は4月20日に検察の捜査が始まった直後、自身の率いる宗教団体「キリスト教福音浸礼会(通称:救援派)」の施設「クムスウォン」(京畿道安城市)に潜伏。5月16日には検察が出頭を要請したがこれに応じなかったため、検察は即座に逮捕状を請求した。兪容疑者は4月末にはすでに、信者の車でひそかにクムスウォンを離れていたことが分かっている。検察はクムスウォンを捜索したが、兪容疑者を検挙できなかった。検察はその後、兪容疑者を全国に指名手配し、5億ウォン(約4900万円)の懸賞金をかけて行方を追った。5月24日ごろには順天市内のドライブイン近くにある信者の別荘で、兪容疑者のものとみられる体液が見つかっている。だが、兪容疑者はその後2カ月以上にわたり全く足取りが分からなくなっていた。検察は検挙チームを立ち上げて兪容疑者の行方を追った。検察は21日、兪容疑者の一度逮捕状を返納し、新たに有効期間6カ月の逮捕状の交付を受けた。
兪容疑者は、セウォル号運航会社の清海鎮海運などグループ会社の資金を横領した疑いなどが持たれていた。
同容疑者は2011年から、自身の撮影した写真をグループ会社に高額で買い取らせてグループ会社の資金約446億ウォン(約44億円)を海外に持ち出すなど、総額1289億ウォン(約127億円)の背任および横領の疑いと、自身の写真事業に関する101億ウォン(約10億円)の贈与税を納めなかった疑いが持たれている。
検察は出頭要請に応じずに逃亡している兪容疑者の長男、大均(テギュン)氏(44)についても全国に指名手配して全力で行方を追っている。
順天(全羅南道)=チョ・ホンボク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/07/22/2014072200444.html
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