http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/220.html
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9日付のイスラエル紙『The Times of Israel』は、イランの通信社「ファルス(FARS)」が伝えたところとして、サウジアラビア総合情報庁(GIP)のバンダル・ビン・スルタン(Bandar bin Sultan)長官が、秘かにモサド(MOSSAD)のタルミ・パルド(Tamir Pardo)長官をはじめ、複数のイスラエル情報機関幹部と会談していたと報じた。
この会談は、11月27日に行なわれた模様である。ちょうど時期的には、スイスの都市ジュネーブにおいて、イランの核開発問題をめぐり、国連安全保障理事会の常任理事国(米英仏ロ中)とドイツが、イランと協議を開いて、イランがウラン濃縮活動などを制限する見返りに、経済制裁を一部緩和するという合意が結ばれた頃に相当する。
ファルスによると、今回の事実は、「サウジアラビアの秘密機関の内部関係者」から聞いた話として伝えていて、サウジ・イスラエル両国の間で、イランの核開発を封じ込めるために、あらゆる手段を講じることが話し合われたとしている。ただし、『The Times of Israel』は、事実確認ができていないとして、断定的な報道を避けている。
なお、先月、英紙『Sunday Times』においては、イスラエルがサウジアラビアと協議し、イランへの軍事攻撃を行なう際、救護ヘリコプターや無人機を使用するために領空を通過してもよいという許可をサウジアラビアから得たと報じられており、もしかすると、そうした協力に関わることがジュネーブで話し合われた可能性も考えられる。
【関連記事】
"‘Saudi intelligence chief met with Israeli officials in Geneva’"
The Times of Israel, December 9, 2013.
サウジ情報機関トップ、モサド長官らと極秘会談? Intelligence News and Reports
http://blog.livedoor.jp/intel_news_reports/archives/34776681.html
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