http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/767.html
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(回答先: シリアの体制転覆に利用しようとしたサリン問題は国連の調査が杜撰 《櫻井ジャーナル》 投稿者 stix 日時 2013 年 9 月 20 日 18:14:45)
2013.09.18
シリアでのサリン使用を調査した国連調査団の報告書が杜撰で疑問が噴出、再調査も検討
《櫻井ジャーナル》
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/
シリアの体制転覆を目指すアメリカ、イギリス、フランス政府はゴータでの化学兵器使用について調べていた国連調査団の報告書を自分たちに都合良く解釈、直接的な軍事攻撃に結びつけようとしているが、報告書への批判も吹き出ている。
Syria Gas Attack: Assad Wrongfully Blamed
http://warisacrime.org/content/syria-gas-attack-assad-wrongfully-blamed
ダマスカスの南にあるモアダミヤの環境調査でサリンが使われた可能性が小さいことを示すデータが示されている(付録6)ことは、すでに紹介したが、それ以外にも疑問点が指摘されている。
調査が反政府軍と情報を交換しながら行われただけでなく、反政府軍の管理下で行われていたことを報告書でも認めている。時間的な制約があって十分な調査ができなかったようだが、その制約を課したのも反政府軍。(付録3)しかも、「証拠品」は調査団が入る前に動かされるなど操作されていたとしている。証拠能力に大きな疑問があるということ。
検査はいくつかの研究所に依頼されているが、その検査結果としてN/Aが並んでいる、つまり検査結果が報告されていない。(15ページ)検査を依頼された研究所が真剣に作業をしたのかどうか、疑問だ。
要するに、国連の調査は杜撰なものだということ。その杜撰な調査を指揮したスウェーデン人、アケ・セルストロム団長に対する疑惑も出ている。生化学が専門だというのだが、所属しているCBRNEセンターはスウェーデン国防省をスポンサーにしている研究所で、NATOとの関係も疑われている。セルストロム団長はシリアで追加の調査を行うことを検討しているらしいが、それだけ批判が強いということだろう。
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