http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/431.html
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福助のおことわり。
激しい「情報戦」が戦われているのであり、その意味で戦争版に投稿しました。
言うまでもなく、今回行われている参院選も情報戦なのであり、いまだ日本では戦前から生き長らえて戦後体制に仕えてきたマスコミと戦後体制翼賛政党(いわゆる”革新”も含む協賛体制。その名の通りの転向政党も存在しています)による情報攻撃が多くの国民に有効に作用しており、それにより日本の転回を志向する勢力の質が高度化しているにも拘らず、情報真空地帯を多数の国民が離脱しない限り日本は窒息死に至るでしょう。
http://rockway.blog.shinobi.jp/
ロシア:スノーデンの暫定亡命申請を受理
ロシアへの暫定亡命申請をしたスノーデン(右)
◆7月17日
7月9日号の「ベネズエラ:スノーデンの亡命を受け入れ到着を待っている」で、「航空会社はパスポートが無効とされているスノーデンを乗客として受け入れることはできない、と言われているのだから、ベネズエラ当局が、彼を乗せる航空機を出さなければ、行きたくても行けないのではないだろうか?」と指摘したが、どうもベネズエラから彼を迎える航空機が来る様子も無いまま、今回スノーデンはロシアへの暫定亡命を申請したようだ。
映画の「ボーン・シリーズ」や、「デンジャラス・ラン」などでも、CIAの知られてはならない機密を知った工作員が問答無用で暗殺の標的にされる場面が出てくるが、裏でいくらでも汚い工作や陰謀を働いている情報機関の秘密を握っているスノーデンの生命が危険に晒されていることは、素人の我々にだって理解できる。
実際今回スノーデンがロシアへの亡命を申請した背景には、彼自身がやはり生命の危険を感じているからだ、という指摘がある。ベネズエラなどの第三世界へ出れば、そこでの彼の安全はロシア内でのよりはるかに危険度は高いであろう。まして現在のプーチン体制下では、プーチン自身が情報機関の出であるから、そのあたりの消息は心得ているはずで、生命の安全という面から見れば、ロシアが亡命先の選択肢の筆頭に上げられておかしくない。ヤクザの抗争でも、やはり頼りになるのは、物の道理の分かった親分なのだ。つまり、プーチン親分がオバマ親分に対して、「まあ、奴のことであんたには悪いようにはしないから、俺の方で預からせてくれ」と言い、オバマ親分が「あんたのことだ、悪いようにはしないだろうから、任せるわ」となる話なのだ。
勿論これは「暫定亡命」という形だから、今後彼が最終的にどうするかは、まだ分からない。しかしとりあえず彼がロシアに留まるとなれば、彼の生命の安全はかなり高い精度で確保され、かつアメリカもとりあえず「安心」するのではないだろうか?なにせ、プーチンはアメリカを害する行為を停止させることを亡命受け入れの条件としてスノーデンに提示したくらいだから、アメリカの微妙な心理と立場を理解していると考えられるからだ。
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●ロシア:スノーデンの暫定亡命申請を受理
http://rt.com/news/lawyer-asylum-russia-snowden-164/
【7月16日 Russia Today】
ロシア移民局はエドワード・スノーデンの暫定亡命申請を受理したことを明言した。この申請に対しては当局は三ヶ月かけて検討することができる。その間、スノーデンは難民センターに移送されることになろう。
「我々は申請書を受け取ったことを明言する」と連邦移民局(FMS)スポークスマンは語った。
このFMSは三ヶ月以内で彼の申請内容を吟味すると約束した。
その間、ロシア政府スポークスマンのドゥミトリー・ペスコフは、プーチン大統領がスノーデンの申請の件については承知しているが、この亡命の件ではいかなる影響も及ぼすことはない、と語った。
「暫定亡命のことを言えば、この問題は大統領の関わる問題ではなく、連邦移民局の問題であり、局長が扱う問題でさえないのだ」とペスコフは語った。
プーチンは露米関係は、この最近の問題がありながらもポジティブな方向で発展するだろうことを期待すると表明した、とロシア政府スポークスマンは語った。
16日朝、ロシア人権問題弁護士のアナトリー・クチェレナは、スノーデンが「シェレメティエボ連邦移民局スタッフに申請書を手渡した」ことを明らかにした。
「私は彼に一切の手続きの内容を説明した。FMSのスタッフの一人が空港まできてスノーデンの暫定亡命申請書を受け取ることが決められた。これはスノーデンが空港のトランジットゾーンから出ることができないからだ」と弁護士は語った。
スノーデンが申請書を書くのは数時間で済んだ。
申請書の中でスノーデンは、彼は命の危険を感じるのでロシアでの亡命を求めている、と書いている。
「彼はアメリカ政府から追われているーこれが彼が書いたことで、私は引用しているが、彼は自分の命や安全上の懸念を持っている、拷問されたり死刑判決をうけたりすることを、だ」とクチェレネは語った。そしてスノーデンは15日に申請書を書き上げたが、FMSへの手渡しは16日になったと語った。
彼は、スノーデンは「確かに」非常に困難な状況下にある、と説明した。スノーデンはロシアの法令を理解してなかったので申請書を書くのに長い時間がかかったと、クチェレナは語った。
クチェレナによれば、スノーデンはもしもロシアでの暫定亡命が認められたら、第三国に行くかどうかはまだ決めていないという。
「私と話している際、彼は亡命が受理された後、他の国へ行くかどうかについては語らなかった。彼は最終決定はしていないようだ」と語った。
スノーデンはロシアへの政治亡命ないしは暫定亡命のいずれかを選択することができたと、クチェレナは説明した。スノーデンは暫定亡命の方を選択した。これは申請書の吟味の時間が短いからだ。「彼は空港のトランジットゾーン内で生活することに疲れた」と語った。
政治亡命の場合は、当局は六ヶ月かけて申請内容を吟味する事ができる。
もしも受理されれば、スノーデンは彼が望む限りいつまでも、毎年亡命を更新する事ができるようになる。彼はまた特別な証明書を受け取ることができ、それで彼は自由に国内を動けるし仕事にさえ就けるのだ。
暫定亡命とはある意味、「人道的地位」、あるいは強制退去の延期である。ロシア連邦内でこのような亡命許可を受けるためには、申請者はFMSに向けて必要な用紙に書き込みをして提出しなければならない、と移民局ではウェブサイト上で説明している。
申請書の最初の吟味は5日間を要し、残りのプロセスには三ヶ月まで掛けられることになっている。
亡命が許可された際は、申請者は国内に12ヶ月滞在する権利を持つことになり、ついで次ぎの一年へと延長することができる。
ロシア側ではスノーデンの申請書をこれから数日かけて吟味し、その間スノーデンは空港内のトランジットゾーンに留まるか、亡命希望者のためのセンターへ移動することができる、とFMSの公民館長のヴラジミール・ボロコがインターファックスに語った。
「現在のところ、第一段階を開始している、これはスノーデンの法的地位の決定だ。スノーデンはトランジットエリア内に留まるか、ないしはFMSは彼を難民のための暫定施設へ移送できる」とボロコは語った。
スノーデンはこのシェレメティエボ空港内のトランジットゾーン内に23日間滞在している。
スノーデンが政治亡命を許可される為の一つの条件は、彼がアメリカを害する行為を停止することである。
12日スノーデンはクチェレナとその他の人権活動家らとシェレメティエボ空港内で会った。そこでスノーデンはロシアへの亡命を求めていると発表し、その際、「アメリカを害することはしない」と述べた。
スノーデンから手紙類を受け取って、彼と会うためにやってきた人権活動家らは、アムネスティー・インターナショナル、トランスペアランシー・インターナショナル、ヒューマンライト・ウォッチ、その他の団体で、またロシアの有名な弁護士らも含まれている。
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