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(回答先: シリア反政府勢力内で同士討ち (ROCKWAY EXPRESS ) 投稿者 福助 日時 2013 年 7 月 21 日 01:12:47)
化学兵器の攻撃で負傷したシリア人女性と少女(アレッポの病院で)
◆7月10日
シリア軍が化学兵器を使用したと、米英仏が喧伝してきたが、国連の調査団は確たる証拠は発見できないでいる。逆にロシアの調査では反政府側が化学兵器を使用した証拠がある、と国連にそれを提出した。
英米仏は常に陰謀を組む側であり、ロシアはそれを覆す側、という印象がこのところの国際事情である。もしもシリア政府軍が頑張れず、ゲリラ側に押され、敗退していたら、これら化学兵器がシリア国民に向かって大量に使用されていた可能性が高く、その大惨事を避けることができただけでも喜ばしいことである。
反政府側のゲリラ戦士らは、目的のためには何でもする、という輩であるから、このような大量破壊兵器が彼らの手にあったということは恐ろしいことであり、彼らが現在劣勢に立たされている中、それを大量に使用する前に早期に発見できたことは僥倖と言えるかもしれない。
人類が大馬鹿者で終わるのか、それともこの地球上にまだ生存することが許されるほど、賢くなれる可能性が残っているのか、が問われている現在である。きわどいところを進んでいるのが人類の今の現状である。
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●ロシア:シリア反政府ゲリラが化学兵器を使用した
http://rt.com/news/syria-chemical-attack-rebels-848/
【7月10日 Russia Today】
化学兵器が使用されたといわれる場所から採取されたサンプルは、反政府ゲリラ側が使用したことを示していると、ロシアのヴィタリ・チュルキン国連大使は語った。
ロシアは分析後のサンプルを国連側に手渡したと彼は語った。
「私はサンプルの分析結果を国連事務総長(潘 基文)に渡した」とチュルキンは9日語った。
ロシアの科学者らが研究した証拠は、神経作用剤サリンを運んだ発射物は、反政府ゲリラによってカーン・アル・アサルから発射されたことを示していると思われるとチュルキンは指摘した。
「3月19日、反政府側はバシャイルー3ミサイルをカーン・アル・アサル町で発射したことが突き止められた。分析の結果は、カーン・アル・アサルで使用された砲弾は工場で製造されたものではなく、またそれにはサリンが封じ込められていたことを示している」と彼は語った。
チュルキンは更に、この砲弾は「毒性物質の中に化学安定剤を含んでいなかった」ので、「これは通常の化学弾ではない」と語った。
弾頭に発見されたこのRDX(シクロトリメチレントリニトロアミン)−工業・軍事用仕様の通常の爆発的ニトロアミン−は軍が使用するものと一致しなかった。
ロシアによれば、このバシャイルー3の弾頭の生産は2月に始まり、自由シリア軍に近い旅団のバシャイル・アル・ナスルの仕事である、という。
チュルキンは、国連に持ち込まれた他の報告とは異なり、このサンプルは現場でロシア人専門家が採取したもので、そこには第三者が関わる環境は無かったことを強調した。
北部のアレッポ地方にあるカーン・アル・アサルの事件では30人以上の人々が死んだ。シリア政府は反政府ゲリラ側が化学兵器を攻撃に使用したと非難し、国連の調査を最初に要請した。
しかしながら、国連の調査は欧米グループが2012年12月ホムスで化学兵器が使用されたとして、それへの調査を行うことに固執したため立ち往生してしまった。この調査は軍事施設への調査を要請するものなので、シリア政府は容認したがらなかった。
国連はまた調査チームからロシアと中国を排除することを決定したが、シリア政府はこの決定に抗議した。
今までのところ、国連シリア調査委員会は化学兵器が使用されたという確たる証拠は発見しないままである。これは米英仏が、シリア政府軍が化学兵器を使用したとするレポートが提出されているにもかかわらず、そのような結論であった。
シリアは「国全体を破壊する」に十分な化学物を発見している。シリア政府は国連化学兵器調査員アケ・セルストロムと国連軍縮のアンジェラ・ケインを8日、ダマスカスでの会談に招待し、反政府側の貯蔵場所で山積みの危険な化学物を発見したことを発表した。
「シリア当局は昨日、バニアス市で危険な化学物資が詰まっている281個の樽を発見した」と、シリアの国連大使であるバシャール・ジャファリは語り、この化学物資は「国全体ではないとしても、町全体ならば破壊できるものだ」と語った。・・・・以下略
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