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新たな変化を迎えるエジプト
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エレクトリーク解説員
エジプトのモルシ大統領が就任からわずか1年で、軍によって解任されました。エジプトの最高憲法裁判所のマンスール長官が、暫定大統領に任命されました。マンスール長官は4日木曜、モルシ氏に代わって一時的にエジプトの大統領に就任することを宣言しました。モルシ氏は革命後初の民主的な大統領で、現在拘束されています。エジプト軍はモルシ大統領が軍によって監視されていることを明らかにしました。
一方で、怒れる軍は、モルシ大統領だけでなく、モルシ氏を支持するムスリム同胞団の幹部らも拘束しました。モルシ氏と共に拘束されたのは、イスラム同胞団のトップとナンバー2となっています。またムスリム同胞団の支部で、モルシ氏が属する公正自由党のカタートニー党首も拘束されました。一方でエジプトは、今も緊迫した状況の中にあります。エジプト政府の支持派と反体制派の間の衝突で、8名が死亡、340名以上が負傷しました。軍はエジプトの全権を完全に掌握しました。国民救済戦線の幹部であるエルバラダイ氏やムーサー氏といったリベラル派は、最大のモルシ反対派グループで、エジプト軍の司令官や高官との協議を行っています。協議は暫定政府の樹立に向けて開始されており、6ヶ月以内にエジプトで大統領と議会の選挙が実施されることになっています。
現在、エジプトの情勢は革命当初の、そして革命中の状態と化しています。軍隊は再びエジプトの政治に回帰し、同国の舵をとっています。モルシ大統領とその支持者はこの軍隊の動きをクーデターだとしています。こうした中、反体制派は、それを革命とその成果の維持に向けた軍による措置だとしています。
さて、これからエジプトはどこに向かうのでしょうか?エジプト軍は3日水曜、モルシ氏の解任を発表した後、モルシ氏とその側近を逮捕しました。警察は、ムスリム同胞団のメンバー300名の逮捕状が出されたことを明らかにしました。この措置は、エジプトをグループや政党間の対立や応酬に向かわせるのではないかという疑いを強めています。
昨年、モルシ氏は旧政権に属する要員を治安機関から排除する目的で、数十名の軍の幹部や司令官を強制的に退任させました。この出来事は軍の記憶に刻み込まれました。軍は国の現状に注目し、国民救済戦線がモルシ氏に対して開始した抵抗を利用することで、今を報復のための機会と見たのです。しかしながらこれはエジプト情勢の表面でしかありません。というのも、これは、ムスリム同胞団がエジプト社会の構造において、突出した地位にあることを意味するからです。エジプトの貧困層はここ数十年、ムスリム同胞団の慈善活動にだけ目を向けてきました。そのため、嵐が去った後に、今度は貧困層が長年エジプトの贅沢な生活に慣れてきた軍に対して再び立ち上がることが予想されます。この推測は、エジプトの不安定な未来を描いています。こうした中、エジプトの民主的な大統領に対する今回の暴動や革命の発生に注目し、エジプトにはどのような未来が待ち受けているのでしょうか。1月25日の革命の目的の一つは、政治、経済、社会の分野から軍が離れることでしたが、エジプトで昨日起こったことは、軍が革命から2年半を経て再び政治の舞台に回帰したとうことでした。
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聞くに堪えないデマばかりが報道される
{モルシになって治安も経済も悪化した」
最高裁判所はイスラム同胞段多数の議会を解散させた。
軍は大統領権限を大幅に制限しようとした。
そんな中、まず政府を掌握しなきゃ何にも出来ないじゃないか。
そんな状況で就任当初から反政府デモを繰り広げれば、経済は
悪化するに決まっているじゃないか。
治安悪化など、CIA,モサド、軍が工作したんじゃないか??
「イスラム化に反対」、
そんなことをやってる暇も無いじゃないか
デマに洗脳される人間が出てきて困る。
反政府デモを正当化させるデマの一つに過ぎない。
「民主主義には早かった」
ムバラクではどうにも成らないという、国民の
怒りから革命を起こしたんだろう。
生みの苦しみだ。
そんな中、CIAやモサドが介入したんだろう。
アムネスティ インターナショナルが盛んに治安に問題が有るとか
言っている。
これは軍に弾圧しろと言ってるようなものだ。
たぶんイスラム同胞団は非合法化され弾圧されるのだろう。
欧米や日本は反政府デモを国民の要求として、クーデター政権を
即承認するんだろう。
しかしモルシを解任したって混乱は続く。
もはや国民はアメリカ傀儡のような政権には我慢できないだろう。
アラブの反米感情は強い。
マンスールって何だ
ムバラクの亡霊のように見える。
- Re: 今回の軍部の介入は、自ら大きな墓穴を掘ったことになるだろう。大失策であった。 仁王像 2013/7/05 19:52:07
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