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2013年12月16日
特定秘密保護法案を強行採決した直後の記者会見で、安倍首相は初代日本版NSC事務局長に谷内正太郎元外務事務次官を就けることを自ら発表した。
これで決まりである。来年早々にも事務局の人事が発表され日本版NSCが発足することになる。
その時はこの日本版NSCと初代事務局長となった谷内事務局長に関する記事で溢れるだろう。
御用メディアのことだからもちろん期待を込めた記事になる。
その前に書いて起きたい。
決してうまく行かないということを。
他紙にさきがけてきょう12月16日の日経新聞が「旬の人 時の人」という人事紹介コラムで書いている。
今度の谷内人事について書いている。
その中に、彼が不適任である事を見事に示す鍵が隠されている。
それは一つは彼がみずから不適任であると知りながら安倍首相のたっての頼みで断れなかったと認めたことである。
二つは彼が中国との信頼関係があるというウソである。
すなわち彼が外務事務次官時代に冷え込んでいた日中関係の打開に向け、当時中国の外務次官であった戴秉国(たいへいこく)と協議を続け、新潟の温泉地に招くなどして信頼関係を築き、2006年10月の安倍首相の訪中のお膳立てをしたという話が繰り返されるだ。
これほど脚色された話はない。
日中関係がこのような個人関係で好転されれば外交はいらない。
それどころか安倍首相と一体となった谷内日本版NSCの外交・安保政策は中国との関係をさらに悪化させるだろう。
それとも安倍首相と谷内事務局長が方向転換をして尖閣棚上げをするとでもいうのだろうか。
しかし、この日経新聞の記事で触れられていない谷内NSC事務局長の致命的欠陥がある。
それは谷内氏ではオバマ政権との日米関係が上手く行かないということだ。
谷内氏はもちろん日米同盟重視を唱えるが、米国を好きでもなければ米国における人脈があるわけではない。
それどころかオバマ大統領を市民活動家が大統領になったようなものだとオバマ政権を見ている人物だ・・・
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