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自民党の農業潰しがいよいよ露骨になった
2013/10/29 09:43
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-873.html
自民党は、減反政策を見直し、各種補助金を廃止すると言い出しました。
反面、大規模農家は「育成」し競争力をつけるだそうです。
一見、もっともらしいようにも聞こえますが、とんでもない政策です。
日本の農業を潰してしまって、何故、将来の日本があるというのでしょうか。
補助金制度が、農家の活力を削いでいるとか、やる気のない農家をつくり出している、甘やかしているなどという主張がありますが、とんでもないことです。
農家が置かれている現状をみて、どうして、これで農家が楽をしているなどという発想になるのか不思議でなりません。
後継者不足で今後、引き継いでくれるあてもないまま日々、生活をしている農家に対する補助金がそこまで敵視されなければならない社会に異様さを感じざるを得ません。少なくない若者が農家の跡を継ぎたがらないことをみても、決して恵まれた状態ではないことは一目瞭然ではないですか。
もともと食料は誰もが食べるもので代替などありえようはずもありません。それぞれが責任を持たなければならないのです。
外国から安い食料を買えばいい?
国際競争力が何故、農業分野で必要なのか、単に消費者は安い食料さえ食べられればいいんだという発想は、食の安全に対する視点がまるでありません。
あるいは、食料を生産する国々からカネで買えばいいんだという発想は、札束で生産国の農業従事者の横っ面を張って食料を買い漁るようなものです。
安いからには安いだけの理由があるのであって、単純な「競争」でないことくらいわからないのでしょうか。
もともと財界などは食料品が安くなることを「歓迎」し、他方で農家への補償制度を敵視していました。
理由は、
@食料品がやすくなれば賃金を引き上げない、むしろ切り下げることを可能にする。
A補助金を削減することによって法人税現在の財源となる。
ということです。
自分たちの利益のためにこそ、日本の農業を潰すのです。
「悪政競い合う民自公 国民を切り捨てる財界 日本全体がタコ部屋だ」
しかし、今後、食料事情が世界規模で悪化していく中で、何故、時代に逆行するかのような農業潰しをしようとするのか、犯罪的ですらあります。
誰もが敬遠する農業従事者に相応の所得を保障するのは当然のことです。
もちろん減反政策自体は、生産する方向で転換されなければなりません。
さて、ここまで自民党が露骨に農業潰しを始めました。
農業従事者の方々は、まだ自民党についていくつもりですか。
自民党についていって未来がありますか。次の選挙で自民党を下野させる覚悟ができないものでしょうか。
これでは自民党に見下されて当然でしょう。
「TPP重要5品目も…やっぱりねと思っていなかった人たち」
「自民党安倍首相によるTPP交渉参加と業界団体の怪」
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