http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/894.html
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地デジや大マスコミ紙では「不正受給」報道がトレンドなのか、生活保護受給者側への締め付け問題について大きく扱うことは最近殆ど見られない。この件についても、ネット上の情報ではじめて知った。
記事にした紙はあったのだろうか。
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「大阪府警が生活保護当事者へ不当・違法な弾圧-貧困を犯罪とし国家による殺人強める生活保護バッシング」
http://blogos.com/article/71583/
ダイヤモンドオンラインの「生活保護のリアル」を連載されている、みわよしこさんが政策ウォッチ編・第41回(9月27日付)で、「生活保護当事者への弾圧がついに始まった!? “不正受給”の疑いで行われた家宅捜索の中身」を書かれています。
その冒頭で、みやよしこさんは、「2013年9月12日、「全大阪生活と健康を守る会連合会」および「淀川生活と健康を守る会」事務局等6ヵ所に対し、大阪府警による家宅捜索が行われた。理由は、1人の女性の生活保護費不正受給であった。ちなみにこの日は、9月17日に予定されていた生活保護基準引き下げに対する一斉審査請求の5日前であった。今回は、この家宅捜索についてレポートする。なぜ、このタイミングで、生活保護費不正受給を理由とした家宅捜索が行われたのであろうか?」と書かれています。続きはぜひダイヤモンドオンラインで読んでください。↓
http://diamond.jp/articles/-/42223
そして、昨日10月10日にも同様の生活保護当事者への弾圧が繰り返されています。この間の生活保護改悪や生活保護バッシングは、国家による殺人 だと思っていますが、この日本という国は、1830年代のイギリスの産業革命期における貧困を犯罪と同列視し、バスティーユ監獄にもたとえられた貧民収容所の惨状をもたらそうとしている のではないかと疑いたくなります。以下、「全大阪生活と健康を守る会連合会」の抗議声明を紹介します。(byノックオン。ツイッターアカウントはkokkoippan)
大阪府警の不当・違法な家宅捜索に対する声明文
(1)2013年10月10日、淀川生活と健康を守る会事務所と全大阪生活と健康を守る会連合会(大生連)事務所、全国生活と健康を守る会連合会(全生連)が被疑者女性Bに関連して、大阪府警察本部警備部によって家宅捜索を受けた。淀川生活と健康を守る会と大生連の家宅捜索は9月12日に続いて2回目である(このときは被疑者女性Aに関連して)。
大阪府警は2回の家宅捜索とも理由を明らかにしなかったが、新聞各紙は被疑者女性AとBとも生活保護を申請した際に淀川生活と健康を守る会役員が同行したことで大阪府警が捜索をしたと報道している。
(2)そもそも生活保護の申請同行は何ら違法行為ではない。大阪府健康福祉部社会援護課は「相談者本人が第三者同席を求める意思を示したときは、これを確認の上、第三者同席による相談を行ってください」(2007年3月23日付 大阪府社援第3626号)という通知文書を各市の福祉事務所に出しており、申請同行を認めている。大生連は、本人が申請同行を求めた場合、同行をして本人の申請権を守るという立場をとっている。生活に困窮し、生活保護を利用したいと福祉事務所へ行っても、申請させてもらえずに追い返される事例は今もあと絶たない。こうした実情を反映して日本の生活保護の捕捉率は15%〜18%という低水準に止まっている。したがって申請同行は生存権保障のための大切な権利である。
(3)生活と健康を守る会は憲法第25条の「生存権保障の確立をめざし、生活と健康・権利を守る運動をすすめ、福祉と教育の充実〔略〕社会保障の確立、および平和と民主主義に寄与することを目的」(大生連規約第2条)をもとに60年にわたって運動を続けてきた市民団体である。私たちは、法律に反することや「不正受給」は絶対に許さない立場を明らかにしており、2009年7月の第31回大生連大会でも「運動は地域住民から支持される社会的道義にもとづく活動に徹する」と方針にも明記しており、これを内外に明らかにしているところである。
(4)9月12日の捜索は、全国いっせい生活保護基準引き下げに反対する不服審査請求提出日(9月17日)の直前に行われた。10月10日の家宅捜索は今国会で生活保護改悪法案が審議される直前である。9月12日に押収した資料の中には大生連がとりくんでいる不服審査請求の集約表なども含まれており、10月10日の押収資料は大生連第33回大会議決定集と全生連発行の「守る新聞」だけであった。これら資料は淀川の被疑者AとBの生活保護法違反容疑とは何ら関係がない。刑事訴訟法第102条2項の「被告人以外の者の身体、物又は住居その他の場所については、押収すべき物の存在を認めるに足りる状況のある場合に限り、捜索をすることができる」という条文から見ても、大阪府警の家宅捜索と押収は不当であり違法である。同時にこのような捜索令状を許可した裁判所の行為も不当といわざるを得ない。今回の家宅捜索は憲法25条の生存権保障の確立をめざして運動する生活と健康を守る会に対する弾圧以外のなにものでもない。この弾圧事件対して、私たちは弁護士とともに法的手段もふくめて、毅然とした対応をしていくことを表明する。
2013年10月11日
全大阪生活と健康を守る会連合会
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- 困窮者支援法案:賛否の声 臨時国会で論戦に(支払い拒否に水際作戦強化?) 戦争とはこういう物 2013/10/15 04:05:55
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