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ひとりぼっちの山本太郎 待ち受ける「イバラの道」
2013年07月23日 日刊ゲンダイ
当初の劣勢を跳ね返し、参院選で66万票を超える得票を集めた山本太郎(38=無所属、東京選挙区)。当選後、「既存の政治家のようにはなりたくない。どこまでも市民に寄り添い、国会で言いにくいことを言わせてもらう」と意気込みを語ったが、気になるのは、いつまで「ひとり」で突っ張れるのか。
というのも、ひとりじゃ何もできないのが国会だ。議員2人以上で構成する院内会派に属さないと、ただ通っているだけで6年間が過ぎてしまう。
参院の場合、首相に疑問をぶつける代表質問をするには、10人以上の会派に所属することが要件だ(通常国会のみ5人以上)。議員立法も10人以上の賛成を取り付けないと提出できない。予算が伴う場合は、20人以上に倍増する。個人プレーをブロックするきまりごとがわんさかあるのだ。
3選目の糸数慶子(65=無所属、沖縄選挙区)は「山本太郎さんなど無所属で当選した方がいる。院内会派をつくれるなら、そこに所属し、質問時間を確保できるよう模索していきたい」と秋波を送っているが、無所属が束になっても9人。所属議員が1人になった新党改革を足しても、ようやく10人だ。
もっとも、「脱原発」一本勝負の山本が組める相手はおのずと限られる。
原発反対の旗印を明確にして戦ったのは、共産党、生活の党、社民党、みどりの風。共産は11人に党勢を拡大し、みどりの風はゼロで解体。可能性があるのは、所属議員2人の生活と3人の社民だけ。山本本人が言う通り、これからが「イバラの道」だ。
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