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★「天木直人氏の視点ー(2013/06/29)」★ :本音言いまっせー!
私はいまこのメルマガを読売テレビの「ウェークアップ」という番組
を聞きながら書いている。
ほかに書くことがあったが、この番組を聞いて緊急にこのメルマガを
書く衝動に駆られたからだ。
この「ウェークアップ」という番組はあの辛坊というメディア人が
司会をする偏向に満ちた番組だ。
その辛坊氏がいなくなって真実が見えてきた。
それはどういうことか。
メディアやそこに登場する人物たちは偏向に満ちた者や悪意のある
者たちではない。
あの辛坊氏でさえ日本や日本国民の事を憂い、少しでも良くしようと
考えている人物かもしれない。
ただ、どうしたらいいかわからないのだ。
わかっていてもそれを実現できないのだ。
かくしてメディアは無駄な討論やコメントの繰り返しで貴重な時間を
費やす。
結果としてガス抜きに終わり、既成勢力を利することになる。
悪意であれば批判すればいい。
しかし悪意でなく、どうしたらいいかわからない、異なる意見に折り
合いをつけて合意を見つけることができない、もしそういうことが本当
のところであれば問題は深刻である。
たとえば「ウェークアップ」で最初に議論された年金問題だ。
すでに年金制度は世代間の不公平から始まって支給年齢の限りない
引き上げなど、事実上破たんしている事は明白だ。
しかし誰も新たな年金制度を示せないでいる。
示す事は出来ても合意できないままだ。
この事は年金問題に限らない。
経済政策も外交・安保も原発問題もすべてそうだ。
このままではどうにもならない事は皆わかっているのに、根本的な
解決策を見いだせず、見いだしたとしても合意できないのだ。
そうであるとすれば、今度の参院選の結果、自公政権が大勝しても、
あるいはその逆に民主党や野党が健闘しても、共産党が躍進しても、
何も変わらないに違いない。
あらたな政治家が生まれ喜び、かつて活躍した政治家が失意のうちに
退場する。
その繰り返しばかりで何も変わらない。
政権交代しても何も変わらないのである。
これを要するに、既存の政党、政治家、そしてメディアに登場する
有識者だけに政治をまかせておいてはダメなのだ。
国民が政治に直接参加する。
それは既存の政治にとってかわるのではない。
権限と予算の一部を国民に使わせて国民の力でもう一つの政治、
もうひとつの日本をつくらせてみろという事だ。
この私の構想の実現は今度の参院選前までにはかなわなかったが、
必ずいつか、誰かの手によってそのような構想を実現しようとする
動きが出てくると確信している。
既存の政党、政治家が、既存の政治の枠組みで何を議論しても
国民生活を救えない。
国民自らもまた政治に自由に参加する道が開かれねばならない。
「ウェークアップ」を見ながら私はあらためてその思いを強くした
のである。
- 天木氏の年金制度に対する理解では国民を救うことはできない あっしら 2013/6/30 03:39:01
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