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(回答先: 典型的な「人格分裂」 安倍政権の「価値観外交」:安倍政権の「価値観外交」の偽りのベールを剥ぐ 投稿者 あっしら 日時 2013 年 6 月 14 日 02:45:42)
「新たな冷戦」の企て 安倍政権の「価値観外交」
--安倍政権の「価値観外交」の偽りのベールを剥ぐ(下)
安倍政権発足から半年余り。日本の外交活動はこれまでの政権よりも主導性、積極性が明らかだ。だがこれには、いわゆる「共有する価値観」を強調し、外交の場で必ず「自由、民主主義、人権」を口にするという注視すべき傾向がある。安倍政権は、まるで「自由、民主主義、人権」が日本の登録商標であり、日本と他国との関係における問題は本質的に価値観の争いであるとの印象を与えるべく力の限りを尽くしている。これは6年余り前の第1次安倍政権期に推し進めた「価値観外交」と全く同じだ。
安倍政権が愛して止まない「価値観外交」とは一体どんな代物なのか?
現代世界では世界の多極化と経済のグローバル化が急速に進行し、平和、発展、協力、ウィンウィンが後戻りの許されない時代の潮流となっている。国の大小や強弱を問わず世界各国の共通利益は増え、共同で対処する必要のある試練も増えている。当然ながら各国は相互尊重、互恵協力、共同発展を図るべきである。いかなる国家間の人為的障害や対立を引き起こす企みも、時代の潮流に逆行する。
安倍政権は明らかに時代の潮流に逆行し、いわゆる「価値観外交」を推し進めることで、一体化しつつある世界を再び分断しようと企んでいる。本質的に言って、いわゆる「価値観外交」は完全に冷戦思考の禍であり、その目的は冷戦時代のように世界の文明発展の多様性を抹殺し、イデオロギー、政治体制、社会制度上の異同を国家関係の親疎を決定する基準とし、世界を再び截然と対立する陣営に分断することにある。
第2次安倍政権は元の稼業に戻り、「価値観外交」に一段と熱を上げたうえ、これに「戦略的外交」の美名を冠している。これは実際のところ、何ら新しいものではない。第1次安倍政権期にも「平和と繁栄の弧」という名のいわゆる戦略構想を打ち出し、イデオロギーによるユーラシア大陸の分断を企てた。
日本が冷戦思考を愛して止まないのは決して偶然ではない。冷戦時代、日本は他国の戦略に助けられる形で冷戦にただ乗りし、経済発展に専念することで、戦後の廃墟からわずか20年足らずで再び台頭を果たし、一躍世界第2の経済大国となり、冷戦の主たる受益者となった。この特殊な経験が日本の政権階層に頑固な戦略上の惰性を植え付けた。冷戦終結からすでに20年以上になるのに、一部の日本人は世界でイデオロギーの小さなグループをつくることで、冷戦時代に奪い取った巨大な既得権益を守ることを企んでいる。
世界経済が成長力を欠き、国際協力が複雑に入り組む中、国際社会はとりわけ「新たな冷戦」をつくりだそうとする日本極右勢力の企てに強く警戒し、国際関係の雰囲気を悪化させる察しの悪い様々な行動を防ぐ必要がある。アジア諸国は歴史的発展の貴重なチャンスを迎えており、なおさらに日本極右勢力の良からぬ魂胆を見破り、アジアを分裂させるいわゆる「価値観外交」を自覚的に拒絶し、協力・ウィンウィン、共同発展という地域の良好な状況を共同で守るべきである。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年6月14日
http://j.people.com.cn/94474/8284736.html
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