http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/252.html
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橋下氏が面会した元慰安婦の方々に土下座を含む謝罪を行うという情報が事実かどうかは別として、橋下氏の謝罪は、「従軍慰安婦」問題を解決していく上で促進要因とはなっても、阻害要因とはならないはずである。
支援団体は、元慰安婦たちの面会と彼女らに対する謝罪が忌み嫌う橋下氏の政治的“復権”に利用されることを忌避したのであろうが、支援団体が日本政府の事実認定・公式の謝罪・国家賠償を求める立場であるなら、愚かな判断と断じる。
「心から私たちに申し訳ないと感じ反省するならば、自身の口から出た犯罪に等しい妄言を撤回し、公式謝罪しなければならない」との理由を付けているが、橋下氏が「謝罪パフォーマンス」を行ったら、「自身の口から出た犯罪に等しい妄言」という問題をさらに追求できる条件を手に入れられるではないか。
非道徳的な言い方になるが、単刀直入に言えば、元慰安婦や支援組織が求める日本政府の謝罪も広義の意味で言えば「謝罪パフォーマンス」なのである。
政府による謝罪は、日本政府に限ったことではなく、米国政権のアルブレイユ収容所などの不祥事に対する謝罪も詰まるところパフォーマンスなのである。
しかし、パフォーマンスであっても、そのような謝罪は“政治的”に重要な意味を持つのである。
実を言うと、「土下座謝罪パフォーマンス」はともかく、橋下氏は元慰安婦たちとの面会で謝罪をするだろうと予測していた。
そして、そのような行為は、うまく活用すれば、「従軍慰安婦」問題の解決を少なからず前に進めるだろうと期待もしていた。
元慰安婦支援組織は、望んでいるだろう日本政府による公式の謝罪と国家賠償を近づけるためのせっかくの機会を無に帰したと思う。
※ 土下座という表現を使ったのは、元慰安婦支援組織が、記者会見で土下座も企画されていると説明したことによる。
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元慰安婦が橋下氏との面会中止、「謝罪パフォーマンス」と非難[ロイター]
2013年 05月 24日 14:09 JST
[大阪 24日 ロイター] 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長と24日に面会する予定だった元従軍慰安婦の韓国人女性、金福童さんと吉元玉さんが、同日になって面会を取りやめた。
橋下氏は、旧日本軍の従軍慰安婦について「必要だった」などと発言し、これまで発言の撤回にも応じていない。
元慰安婦の2人は支援団体のホームページに掲載された声明で、面会により橋下氏が発言を撤回することにつながればと期待していたが、報道を通じて、同氏が「謝罪パフォーマンス」を企て、「マスコミ操作を準備している」ことが分かったなどと、面会取りやめの理由を説明。
その上で、橋下氏が「心から私たちに申し訳ないと感じ反省するならば、自身の口から出た犯罪に等しい妄言を撤回し、公式謝罪しなければならない」と訴えた。
© Thomson Reuters 2013 All rights reserved.
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE94N03A20130524
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