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「で爺」さんへ:核兵器だ!ミサイルだ!という“国際政治ショー”の裏側で北朝鮮の「ウラン濃縮」が容認されるワケ
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/223.html
投稿者 あっしら 日時 2013 年 2 月 20 日 18:26:38: Mo7ApAlflbQ6s
 


「原発ゼロ修正を米に表明へ 首相、首脳会談で:やめることまで米国にお伺いをたてる日本政府:原発継続は北朝鮮への資金供与?」( http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/200.html )のコメント欄で、「で爺」さん(こうお呼びしてもいいのでしょうか?)からいただいたコメントへの返信です。

【引用】

「02. 2013年2月20日 07:56:43 : iKCWVxTNaQ
え、米朝原子力協定で、ウラン濃縮が認められているの?(笑)韓国にさえ認めていないのに。で爺」

【あっしらの返信】

 米英など現時点で世界政治を牛耳っている勢力が北朝鮮にウラン濃縮活動を認めているのは、あくまでも、自分たちの利益になるからであって、北朝鮮のタメではありません。

 まとまったかたちのものは別途用意したいと考えているので、そのワケを列挙するかたちで説明します。

● 採掘可能レベル400万トンと世界一と目されている北朝鮮ウラン資源の確保

 コメント欄01.で転載した東京新聞の記事に、「北朝鮮のウラン埋蔵量は二千万トン以上とされる」と書かれていますが、採算性を考慮した北朝鮮の採掘可能埋蔵量は400万トンと言われています。(韓国政府や日本原子力産業会議もこの量を認めています)

 なぜか、北朝鮮領域に埋蔵されているウランについて語られることはほとんどありませんが、敗戦まで「アジア太平洋戦争」時に原爆開発を企てていた日本の領土だったのですから、日本政府も、北朝鮮領域に眠るウラン資源の高品位やその量をおおよそは知っているはずです。

 世界の採掘可能レベルのウラン資源は500万トンとされていますから、400万トンとされる北朝鮮の埋蔵量は、中・高品位ウラン資源の80%を占めていることになります。
 話半分の200万トンと考えても、世界の40%ほどを占めていることになります。

 個人的には、世界の採掘可能ウラン埋蔵量は、北朝鮮400万トン+世界500万トンの900万トンではないだろうかと推測しています。それが正しい見方であれば、北朝鮮のシェアは44.4%になります。

 これだけの情報でも、原子力を商売のネタと考えている勢力が、北朝鮮を放っておくはずがないことは想像できると思います。


※ 2012年5月2日の韓国聯合ニュースの記事

▼北朝鮮核開発の原動力は良質なウラン=韓国専門家 | 聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国政府の核専門家は2日、北朝鮮のウラン埋蔵量は約2600万トンで、可採量は400万トンに達するとし、「北朝鮮の核開発は良質なウラン資源が原動力になっている」と述べた。

 2010年現在、全世界のウラン供給量は年間7万1000トンほど。北朝鮮のウラン資源量は北朝鮮を除く全世界の資源量の5〜6倍に上り、純度も高いため、経済性が非常に高いと分析されている。

● 採掘可能ウラン資源は100年もしないうちに枯渇する見通し

 07年の世界のウラン生産量は4万トン超で生産国は18ヶ国、上位はカナダ(約9千5百トン)、オーストラリア(約8千6百トン)、カザフスタン(約6千6百トン)、ロシア(3千4百トン)、ニジェール(3千百トン)、ナミビア(2千8百トン)、ウズベキスタン(2千3百トン)、米国(1千6百トン)と言われています。この上位8か国で世界の生産量の92%を占めています。

 国別ではそのような分布ですが、企業レベルで見れば、カメコ:Cameco(カナダ)、アレバ:AREVA NC(仏国)、リオ・ティント:ERA(オーストラリア:リオ・ティントRio Tinto(英国)が68%株式を保有)など主要8企業で世界のウラン生産のおよそ約80%を占めています。

 世界の商業的採掘可能ウラン埋蔵量は500万トンですが、07年の原子炉が必要とするウランは6万5千トンほどだったと言われています。
 年間生産量の4万トンほどではすべての需要を満たすことはできず、ウラン二次供給(解体核高濃縮ウランや民間在庫など)でしのいでいます。

 このような事実は、07年ベースの原発稼働数でも、ウラン資源の寿命が500万トン/6万トン=83年ほどしかないことを意味します。(コストを度外視すれば、海水からウランを抽出することもできますが・・・)

 北朝鮮の400万トンが、それがこれまでの確認埋蔵量の別枠であればなおのこと、とてつもなく重い意味を持つことはご理解いただけると思います。


※ 「主要国のウラン生産量推移」
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/04/04020102/02.gif

● 北朝鮮と縁が深い中国にウラン利権をとられる危険性

 ご存じのように、北朝鮮との関係がもっとも良好な国は中国です。そして、ご存じのように、中国は、急増するエネルギー需要を“一時的”でも環境悪化を招かないように満たすため、原発の新増設を大々的に計画しています。
 中国は、その他の資源でも確保にしゃかりきになっています。


※ 関連記事

「アジアで原発新設100基 日韓ロ、受注競争が加速:プロメテウス信仰と貨幣崇拝に走った近代世界の悲劇的判断力」
http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/305.html


 ここまで書けば説明する必要はないと思いますが、現時点のウラン資源トップ企業が手を拱いてじっとしていれば、北朝鮮のウラン資源は中国の手に落ちることは間違いないでしょう。

 ひょっとしたら、日朝平壌宣言で経済支援を約束した日本が、北朝鮮のウラン資源に手を伸ばす可能性もあります。日本は、ウラン濃縮活動の権利を得ていますが、その権利を活かせるだけのウラン資源が国内にはないため、オーストラリアの試掘権をめざして激しい争奪戦に加わったくらいです。

● ウラン採掘が引き起こす健康被害や環境悪化で採掘を拡大できない“先進国”


 日本ではあまり報じられていませんが、ウラン採掘はとんでもない汚染発生源で、人身と環境に大きな被害をもたらしています。

 このため、オーストラリアやカナダでは、ウラン鉱山の開発を進めにくい状況が生まれています。
 オーストラリアの鉱山会社パラディン社の部長は、「オーストラリア人やカナダ人はウラン鉱の開発に関係する問題にあまりにも意識が高くなりましたので、これからはアフリカに行かなければなりません」と語っています。

 このアフリカを北朝鮮に置き換えれば、核燃料関連企業は、ウラン発掘にまつわる危険を、オーストラリアやカナダといった自国ではなく、北朝鮮に押し付けていることになります。


 ウラン濃縮は、イスラエルなど秘密裏に行っている国は別として、核兵器保有国や日本を含む一部先進国といったごく限られた国しかやっていない(やる権利を持たない)ものです。
 北朝鮮は、黒鉛型原子炉でプルトニウムを抽出していたので、ウラン濃縮の必要性はなく(インドもCANDU型で濃縮不要)、ウラン濃縮技術は保有していませんでした。

 ウラン濃縮については、米国がウラン濃縮施設の縮小ないし更新を行っていることを知れば、北朝鮮との絡みが見えてきます。
 米国は、電力消費が遠心分離法の50倍に達すると言われるガス拡散法でウラン濃縮を行ってきましたが、21世紀に入り、それらの施設を遠心分離法に更新する計画を打ち出しています。
 米国政府の本音は、様々な有害物質が出てくる核燃料の国内での製造は核兵器に必要な限定的な量にとどめたいというものではないかと推測しています。

 “核燃料製造クラブ”は、03年頃から、北朝鮮にウラン濃縮機器を提供し、技能や工業力を試したようです。
 それが、10年の元ロス・アラモス研究所所長シグ・ヘッカー氏の北朝鮮ウラン濃縮施設訪問というかたちになったと思っています。
 そして、北朝鮮は能力が十分にあると認定されたことで、昨年末に報じられたようなウラン濃縮施設の拡充が進んでいると見ています。(それまで2千台の濃縮装置だったのが倍増されるという話)


● 北朝鮮もただ利権を貪られるような契約は拒否する

 北朝鮮がウラン濃縮の下請けをやっているということは、核燃料棒製造に関して、

1)ウラン鉱石の採掘
2)化学処理でウラン含有率を60%ほどにするウラン精鉱(イエローケーキ:現在1ポンド当たり43ドルほどで取引)
3)イエローケーキから六フッ化ウランを製造する転換(転換工場は日本にない)
4)転換で純度が高くなったウランを濃縮(六ヶ所村に濃縮施設がある)

までの工程が行われていることを意味します。


このあとの工程は、

5)二酸化ウラン粉末を生成する再転換
6)燃料ペレットを製造しジルカロイ被覆管への封入と被覆管を束ねての燃料集合体作成

となりますが、北朝鮮がそこまで行っているかどうかはわかりません。

 北朝鮮が米国からウラン濃縮活動の権利を得たのは、わずかなお金と引き換えでウラン資源だけを持って行かれる取引を忌避し、付加価値が得られる道を強く求めたからだと推測しています。

 イエローケーキは、現在1ポンド(約453g)当たり43ドルほどで取引されていますから、下請けであっても、ウラン濃縮後のモノは軽く50ドルを超えるはずです。
 これが、アーミテージ氏が言う「北朝鮮は資金が潤沢」の理由だと思っています。

● 北朝鮮がIAEAの査察官を追放したワケ

 北朝鮮は、何かことが起きる度に、IAEAの査察官を追放してきました。米国などはそれを非難していますが、実際のところは、IAEAにウラン濃縮活動の実態を見られることを回避したい思惑から、米朝合作で査察官を追放した可能性が高いと思っています。

 10トンを超えるイエローケーキもIAEAの査察対象になりましたが、濃縮手前の転換処理で生成される六フッ化ウラン以降は、従来から査察の対象です。

 IAEAは、米国の息がかかっているとはいえ、北朝鮮が核燃料の元となるウランの低濃縮活動を大々的に見られるのを避けたかったからだろうと推測しています。


 

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コメント
 
01. 2013年2月20日 19:12:56 : s3vzXhnNp2
>米英など現時点で世界政治を牛耳っている勢力が北朝鮮にウラン濃縮活動を認めている

その証拠はいかにと思っていたら、元投稿からすれば、証拠のない、ただの思い込みのもよう。

『昨夕投稿した北朝鮮絡みの文章のなかで簡単に触れたが、ウラン型原爆との関係で問題になっている北朝鮮のウラン濃縮事業は、米国政府の支援(公認)のもと、リオ・ティント子会社の核燃料棒製造過程の下請けとして行われている可能性が高いと思っている。』
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/200.html
  
  
結局、『米英など現時点で世界政治を牛耳っている勢力が北朝鮮にウラン濃縮活動を認めている』と断言しながらエビデンスは何も提示できず、結局、個人的に『可能性が高いと思っている』だけではねぇ。

空耳版のほうがふさわしいのでは?
  


02. あっしら 2013年2月20日 19:37:15 : Mo7ApAlflbQ6s : DvLZNEv2EI

s3vzXhnNp2さん、コメントありがとうございます。

持説にエビデンスがないことは認めますが、2月12日の核実験も、12月12日の衛星打ち上げも、エビデンスなぞありません。

人工的地震波は検知されていますが、それを核実験だとして、各国政府やメディアがわあわあ騒いでいるだけです。北朝鮮の核実験にエビデンスがあるというのなら、お示しください。
(だからといって、核実験の実施を否定しているわけではありません。手持ち核兵器の“廃棄処理”としての核実験を行った可能性はあると思っています)

人工衛星の打ち上げも、成功したと発表したのは北朝鮮政府であり、それを追認したのは米国政府だけです。衛星からの通信もなく、中国もロシアも、米国がそう言っているのなら成功したのだろうというスタンスです。
人工衛星の打ち上げにエビデンスがあるというのなら、どのようなものかお示しください。

「ウラン濃縮活動核燃料製造下請け」という持説は、北朝鮮の核実験や衛星打ち上げと同等の推論だと思っています。



03. 2013年2月20日 22:27:05 : GzNEPj5w1w
ウランが500万トンとか2千万トンとか

頭がおかしいのではないのか。そんな量はどこにもない。
カルト記事をもとに論争してもはじまらない。


04. あっしら 2013年2月20日 22:46:10 : Mo7ApAlflbQ6s : DvLZNEv2EI

GzNEPj5w1wさん、コメントありがとうございます。

 北朝鮮のウラン埋蔵量がどれほどなのか、また、その品位がどれほどのものなのかは不確実だと思っていますが、“国際核燃料製造クラブ”が放ってはおけないほどの埋蔵量と品位であることは間違いないと思っています。

「ウランが500万トン」という世界の採掘可能埋蔵量は、正誤はともかく、カルト記事が出処というわけではありません。
 「頭がおかしいのではないのか」とか「そんな量はどこにもない」というのであれば、ウランの採掘可能埋蔵量がどれほどなのかお示しくだされば幸いです。



05. 2013年2月20日 23:26:31 : JTbJPDhJ12
なるほどね。北朝鮮はウラ二ウムが豊富だから、アメリカが裏資源戦略として北朝鮮のウラン濃縮を黙認しているという説ね。ま、「可能性としてなら」言えるかもしれませんね。(笑)

でもね、少なくとも公式には、北朝鮮のウラン濃縮をアメリカは認めていないんじゃないの?KEIDOの枠組みが崩壊した理由は、ケリーとカンソクジュの会談じゃない。そのあたりはどう説明するのかな。

で爺


06. 2013年2月21日 00:24:30 : tGEQibFRl6
聞いた〜?

>だからといって、核実験の実施を否定しているわけではありません。手持ち核兵器の“廃棄処理”としての核実験を行った可能性はあると思っています

なんだこれw
「あっしら」って、理詰めでいっつもこんなんだよなー。
もう、ネジが5本くらいはずれてるんだよ。


07. 2013年2月21日 00:51:43 : 2BeFjQATdk
北朝鮮が計算高く自国のウラン資源を他国に売り付けるよう能力があればいいが、実際はある意味狂信的で堅く融通の利かない支配層が跋扈している国のようだ。日朝間で国交正常化をしたとしても国の体質が変わらないと得られるものも少ないのではないか。度重なる核実験の強行もそんな頑強さの裏返しだとしか思えない。

http://www.geocities.co.jp/WallStreet/3277/2012kenpou.html


08. あっしら 2013年2月21日 03:13:53 : Mo7ApAlflbQ6s : DvLZNEv2EI

06. のtGEQibFRl6さん、こんばんは。


 北朝鮮は核兵器を放棄する(核兵器開発を断念する)ことに合意しており、大の大国である米国や中国そして日本を含む6ヶ国が、そのような北朝鮮の約束を信じるがゆえに協議を行ってきたのですから、北朝鮮がわざわざ新たに原爆を製造することはないと考えています。
 このような考えから、2月12日に本当に核実験を行ったのなら、持っているのならいずれ廃棄しなければならない手持ち核兵器を“廃棄処理”する目的で、核実験を行った可能性はあると書いたのです。

 わかる人はわかるのかも知れませんが、「ネジが5本くらいはずれてるんだよ」と書いても、そのように判断できる根拠が明示されていないので、たぶんですが、ある割合の人は、なんでそうなのと思っているかもしれませんね。


09. カノープスへの旅人 2013年2月21日 09:12:37 : kvo3oMLuYPpmI : ObnzX9gnP6
 「あっしら」氏の見解にも一理有る部分が在り、「ネジが足りない云々」と安易に非難する意志など全く持ちませんが、私はむしろ「北朝鮮の核実験その物が完全な虚偽である」と言う可能性と、「不可思議な幾つかの致命的疑問」を考えるのですよ。

 それは今回も含め、過去三回の爆発威力が小さすぎる事です。一回目が3kt、二回目が2ktと小型化し、今回が再び3〜4ktとトランク型ミニ・ニューク(極小核)並みの高性能威力だからです。

 あの核兵器を最初に開発し、実戦でも使用し実用化したアメリカでさえ、最初からミニ・ニュークは開発して居ません。これは旧ソ連、中国、インド、パキスタン、イギリス、フランスも同様で、どの国も最初は長崎型の20ktレベルの大型爆弾からスタートし、水爆へと発展させている事でも証明されます。

 これはプルトニューム238の臨界量と爆縮技術の為で、過去に北朝鮮の行った実験が本物だとすれば、アメリカの最新技術を盗んだか、北朝鮮が特筆すげき優秀さで独自に開発した、としか考えられないのです。

 しかしミニ・ニュークを造る理由は、決して人間が運搬する為では無く、むしろ打ち出すミサイルのペイロード(荷重)を減らし、核融合物質を増やして威力を増させる、例えば固形燃料核弾道ミサイルの弾頭用とする事が、本来の目的だからです。

 従って本当の核実験なら、少なくとも三回目の今回は核融合物質を加えた「水爆」であった筈だし、むしろその方が「核開発→金体制の維持→外交カードの強化」と言った目的にも沿うのです。

 故に私は「あっしら氏」がこの「北核実験虚偽説」と、「何故、北朝鮮は水爆実験をしないのか」の疑問を如何に考えるか、に興味を持ちますね。

 仮にこの虚偽説が事実なら、当板で述べられた「あっしら」氏の推察は総て見当外れとなる訳で、氏の「手持ちの核兵器廃棄処理説」もまた空論化します。また核融合物質(例えば重水とか)をなぜ使用しなかったかも説明不足です。

 また先日打ち上げられたミサイルも同様で、今回の様な大型の発射準備に時間が掛かる液体燃料型では無く、潜水艦弾道型の様な固形燃料タイプとする筈ですが、皆様はこの関連性を如何お考えになられるでしょうか?。私はこの様な、幾つかの疑問が解けない限り、「あっしら氏」の見解は素直に頷けないのですが・・。

 故に是非とも「あっしら」氏が我々に、「北朝鮮が既にトランク型超小型原爆を実用化している。」確かな根拠をお示し下さり、IRBMクラスの固体燃料弾道ロケットの開発している状況もご説明下さる事を期待しますね。


10. 2013年2月21日 11:02:10 : s3vzXhnNp2
>>02 = あっしらさん

あっしらさん、回答いただきありがとうございます。
  
  
>持説にエビデンスがないことは認めます

つまり、具体的なエビデンスに基づかない個人的な思い込みであることを認められたわけですね。


>2月12日の核実験も、12月12日の衛星打ち上げも、エビデンスなぞありません。

核実験については、あっしらさんも書かれている通り、複数の国家が自然現象とは異なる大きな地震波を計測しています。
そしてこの地震波の測定結果、及びこれまでの核実験時の地震のデータを照らし合わせて核実験の可能性が高いと複数の国家が判断しているわけですね。

そして北朝鮮自身ももこれは核実験だと宣言している。(下記)
http://www.asahi.com/international/update/0212/TKY201302120167.html
   
   
これらの直接的事実等から、国連安保理15か国は今回北朝鮮で核実験が行なわれたとが判断し、「国連安保理が北朝鮮の核実験を強く非難」しているわけです。(下記)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE91B01B20130212
  
  
もちろん、北朝鮮によるフェイクの可能性もゼロではありませんが、以上の事実からすれば、客観的に見て核実験である可能性は極めて高いと言えるでしょう。

かたや今回のあっしらさんの主張は、上記のような直接的事実に基づかない個人的な思い込にすぎません。

あっしらさんは以前は論理的な主張をされることが多く、なるほどとうなずく点も多々あったのですが、最近はかなりフライング気味ではないでしょうか?

何やらアメリカ憎し!との感情がプンプン伝わってきます。

そういう個人的感情は脇に置いて、客観的事実を冷静に見つめることが大切ではないでしょうか?
  
  


11. 2013年2月21日 11:32:34 : JTbJPDhJ12
>>10 そうなのよな。でも、アッシラ氏は一種の思考実験としてやってるんじゃないの。

従軍慰安婦問題への見解などは見事なものだったね。しかし他の投稿は、非常に手堅く押さえている部分と、「陰謀論的飛躍」のある推論が水と油ということが多いのよな。だから、戸惑っちゃうわけよ。しかし、情報的にも正確な場合が多いし、結構知らないことを教えてくれるから、この人の投稿はいつも読んでいるよ。ほめ殺しじゃないですよ。念のため。

では爺


12. 2013年2月22日 05:22:03 : WktOrcvmG6
>>03. 2013年2月20日 22:27:05 : GzNEPj5w1w
ウランが500万トンとか2千万トンとか

自分で情報集めもできない情弱低能は阿修羅には不要だ。黙れ!
↓程度の情報も検索できないとは、GzNEPj5w1wは頭悪すぎ。生きているだけで資源や食料の浪費にしかならないこの世のゴミ。

根拠:
http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2012/05/02/0900000000AJP20120502003400882.HTML
北朝鮮核開発の原動力は良質なウラン=韓国専門家
2012/05/02 18:36 KST文字拡大 文字縮小印刷 つぶやく

【ソウル聯合ニュース】韓国政府の核専門家は2日、北朝鮮のウラン埋蔵量は約2600万トンで、可採量は400万トンに達するとし、「北朝鮮の核開発は良質なウラン資源が原動力になっている」と述べた。

 2010年現在、全世界のウラン供給量は年間7万1000トンほど。北朝鮮のウラン資源量は北朝鮮を除く全世界の資源量の5〜6倍に上り、純度も高いため、経済性が非常に高いと分析されている。

 この専門家はまた、北朝鮮は寧辺核団地施設や大学研究施設、一般の核研究所などに勤務する核開発の専門家を3000人ほど抱えていると伝えた。北朝鮮は年間約80トンの使用済み核燃料を再処理できる施設を建設し、1989年から稼動しており、少なくとも3回(2003年、2005年、2009年)以上の再処理を行い約40キロのプルトニウムを抽出したとの見方を示した。核兵器1個の製造に約6キロのプルトニウムが使われることを考えると、6〜7個のプルトニウム型核兵器を製造できることになる。

 同専門家は、北朝鮮は2000基の遠心分離機を稼働中だと主張しているが、これが事実であれば年間40キロの高濃縮ウラン生産が可能だと分析した。高濃縮ウラン40キロは、ウラン型核兵器1〜2個を製造できる量だ。

 北朝鮮が2009年以降、プルトニウム生産から高濃縮ウランの生産にシフトしたと仮定すると、この2〜3年間で3〜6個のウラン型核兵器の開発が可能だったと、専門家は指摘する。プルトニウム型核兵器6〜7個とウラン型核兵器3〜6個を足すと、北朝鮮が保有する核兵器は10個以上になると分析した。


http://www.pyongyangology.com/index.php?Itemid=81&id=255&option=com_content&task=view
野口遵に学べば、北朝鮮は三ヶ年で世界最強国家になる プリント メール
2006/10/25 Wednesday 02:19:48 JST

野口遵に学べば、北朝鮮は三ヶ年で世界最強国家になる
(月刊日本・2006年11月号寄稿記事の初稿)
安部桂司

1:約束された土地、北朝鮮

 大日本帝国(以下帝国)が米国と太平洋の覇権を争えたのは、朝鮮半島北部の地下資源の豊かさが背景にあったからだ。第二次世界大戦で核開発を行ったのは、太平洋の覇権を争った日米両国のみであった。両国は海を隔てた戦闘から核兵器の有効性に気付いたとも言える。その帝国の核開発を支えたのは現北朝鮮の版図内のウラン資源であった。
 帝国は天然ウランと弗素を化合させ、反応で生成した6弗化ウランを熱して、軽いU・235は上へ、重いU・238は下へと自然分離させる熱拡散法による分離・濃縮を行おうとした。
 この帝国の核開発を支えたのが朝鮮半島北部のウラン含有鉱物資源であった。朝鮮半島北部はウラン鉱物資源に恵まれ、帝国崩壊後には、先ずソ連、次に赤色支那が関心を示した。
 ソ連は核開発に必要なウラン鉱石を運ぶために、北朝鮮からソ連沿海州向けの鉄道建設を急いだそうである(下斗米伸夫『モスクワと金日成』2006年7月刊)。
 ソ連が中央アジアでウラン鉱山を見付けたのが1947年であり、米国の核開発に慌てて追随するため、当初東欧と北朝鮮のウラン資源に依拠してソ連は核開発を行ったのである。
 それにウラン含有鉱石のモナザイト(モナズ鉱石)は平安北道に豊富に産し、日本窒素では興南に映画や青写真用のアークカーボンを製造する工場を建てた。この工場はアークカーボンの製造に必要な弗化セリウムを平安北道のモナズ石から抽出した。
 国際トレーディングは北朝鮮での合弁企業、国際化学合弁会社を平壌に設立し、成興市に工場を建設した。この国際化学合弁会社がモナズ鉱石からトリウム、ウラン、レアアースなどを分離抽出する作業をはじめたのは、1991年4月8日であった。日本では、『化学工業日報』紙が「きょうから操業入り」と、4月8日号で報道している。この国際トレーディングは、モナズ鉱石からレアアース(希土類)を生産する契機に、野口遵の日本窒素が行っていた先例を挙げている。そして北朝鮮側での国際化学合弁会社設立の理由には、従来モナズ鉱石がソ連、赤色支那へ原料輸出するのみであったから、自国で処理出来る道を模索していたと述べている。
 朝鮮戦争で、成興近郊の旧日本窒素系の工場へ、米空軍はB29爆撃機を使って早い時期から爆撃を重ねた。その原因にモナザイトの精錬工場があり、ソ連の核開発を支えている工場だという認識があった、との指摘もある。つまり、国際化学合弁会社の成興工場はB29爆撃機の爆撃で破壊された日本窒素のアークカーボン工場を再建した、とも言えるのである。むろん、国際化学合弁会社は操業前に、希土類工業を興すことによって期待される効果は、高純度金属精錬技術の向上、原子力工業への貢献を挙げている。


13. 2013年2月22日 05:33:46 : WktOrcvmG6
↑追記
北朝鮮のウラン、そして核開発の「影のキーパーソン」は、チッソ創業者(ついでに旭化成・積水化学工業・積水ハウス他の源流でもある)の「野口遵(のぐちしたがう)」であることは特筆大書しなければならない。

詳しくはこの人物について検索するなり調べるなりすること。朝鮮を植民地統治していた頃からの、日本実業界や軍部と同地、そして現在の北朝鮮に連なる深い関係が浮き彫りになるはずだ。


14. 2013年2月23日 03:05:38 : rjpmaLs936
9さんの疑問は、自分も以前から思ってました。
初期核実験にしては、規模が小さすぎるんですよね。

核兵器ってのは、大型化するよりも小型化するほうが難しいんです。

だから、普通の火薬を大量に爆発させて、さも核実験のように装い、俺達は強いんだぞ、怖いんだぞという精一杯の虚勢を張っているか、
どうしても小型核の爆発実験を行いたい国が、北を利用してやらせているか、どっちかだとわたしは思うんです。


15. カノープスへの旅人 2013年2月23日 23:50:45 : kvo3oMLuYPpmI : ObnzX9gnP6
 14番rjpmaLs936様へ

 やはり同じ疑問を抱く方がいらっしゃいましたか。インドやパキスタンでさえ、最初は15ktクラスの威力となり、しかも地下核実験した際の映像や陥没クレーターの画像付きなのに、肝心の北朝鮮では映像はおろか画像さえも無い有様・・。
 しかもTNT換算2000トン(2kt)は、C4・トーペックス高性能爆薬なら1200トンで足りる計算です。20トンダンプで60台。それこそ古くなった炸薬(廃棄核ではない)を、何年分か集めて爆発させれば充分に可能な規模と言えましょう。

 ただ実際の核なら陥没クレーターが生じる筈だし、空気中の放射性物質の量も明確な形になると思います。そして仮に虚勢だとしたら、更に多くの疑問が湧き上がるのですが、これ以上は敢えて申し上げますまい。
 金正恩体制を維持したい、ある意味で健気な北への「武士の情け」として。


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