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(回答先: 被告の母、心境吐露 今市事件、真相解明されるか(出自とマザコン故の犯罪??) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2016 年 2 月 28 日 18:14:59)
血痕も無く、指紋も無く、自白に頼った捜査。細かな物証と証言を積み重ねて、動かぬ証拠を確保する代わりに、監視カメラや遺伝子捜査に頼る様になって冤罪が増えたと思えるのは気のせいだろうか。
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2016.2.27 20:59
【栃木女児殺害】
自白の信用性・任意性が争点 検察と弁護側真っ向対立 29日初公判
http://www.sankei.com/affairs/news/160227/afr1602270019-n1.html
勝又拓哉被告*写真略
平成17年12月、栃木県今市市(現日光市)の小学1年、吉田有希ちゃん=当時(7)=が殺害され、茨城県常陸大宮市の山林で遺体が発見された事件で、殺人罪に問われている栃木県鹿沼市西沢町、無職、勝又拓哉被告(33)の裁判員裁判が29日、宇都宮地裁で始まる。被告側は無罪を主張する方針で、自白の信用性と任意性が主な争点となる見通しだ。
勝又被告は偽ブランド品をめぐる商標法違反事件で勾留中だった26年2月に、有希ちゃんの殺害を供述。6月に殺人容疑で栃木、茨城両県警に逮捕された。宇都宮地検が起訴した際にも殺害を認めていたが、昨年5月から「一切関与していない」と否認に転じている。
否認前の26年8月から24回行われた公判前整理手続きで検察側が示した勝又被告の自白によると、17年12月2日午前4時ごろ、常陸大宮市の林道で、有希ちゃんの胸をナイフで刺して死亡させ、そばの山林に遺体を遺棄したとしている。
これに対し、弁護側は「捜査機関により、事実と異なる自白をさせられた」として、自白の信用性や任意性を否定。遺体の状況から推定される死亡時刻が1日午後4〜5時で自白と異なる点や、現場に血痕がほとんどないなどの矛盾点を指摘し、秘密の暴露もないと主張する。さらに「別件で不当に長期間拘束した」とし、取調官が「事実を語らないのは被害者への冒涜」と話すなど威圧的だったとして、自白の任意性に問題があるとしている。初めて殺害を供述した26年2月の取り調べは録音・録画(可視化)がされていなかったという。
一方、宇都宮地検幹部は「有罪立証には自信がある。違法な捜査をしたとの意識はない」とし、殺人容疑で逮捕後の取り調べの録音・録画で自白の任意性を立証できるとみている。捜査関係者によると、殺害状況を問われ、勝又被告が刃物で刺すしぐさをする姿も記録されているという。
取り調べの可視化に詳しい黒川亨子・宇都宮大講師は「客観的証拠や物証に乏しい中、録音・録画は立証の一つの有効な手段になりうる」と話す。ただ、「厳しい取り調べで萎縮した状態だったとすれば、『抵抗しても無駄だ』と諦めてしまう可能性がある。任意だったとしても、コロコロ変わる供述に信用性があるかが争点になる」と指摘する。
公判には被害者参加制度で有希ちゃんの父親、祖母が出廷、意見陳述する。事件発生後、何度も手記で真相究明を訴え、裁判でも被害者参加制度を利用することを望んでいた母親は昨年5月、47歳で病死した。
公判は15回開かれ、今年3月22日に論告求刑、31日に判決公判が予定されている。
■栃木小1女児殺害事件
平成17年12月1日、栃木県今市市(現日光市)で、下校途中の小学1年、吉田有希(ゆき)ちゃん=当時(7)=が行方不明となり、翌2日午後2時ごろ、約60キロ離れた茨城県常陸大宮市の山林で遺体が発見された。約8年半後の26年6月、栃木、茨城両県警が商標法違反罪などで起訴されていた勝又拓哉被告(33)を殺人容疑で逮捕。起訴後の公判前整理手続きは、被告が全面否認に転じて長期化した。商標法違反罪などの区分審理は今月9日、有罪の部分判決が出た。
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