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行政がそれらの影響を受けることは問題だが、ほとんど誰からも見捨てられたひとを支える行為は、創価学会であれ共産党であれ票のためであれ必要だと思っている。
そして、面倒を見るのなら、生活だけでなく、今回のようなケースにおいてもできる限りサポートするべきだろう。
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【神戸女児遺棄】容疑者の背後に存在した「貧困というカネと票」
2014.10.22 09:00 DMMニュース
共産党系NPOに捨てられて創価学会が拾った
10月21日、神戸女児遺棄殺件の容疑者・君野康弘(47歳)が黙秘から一転、事件への関与を認めた。「全面自供」(警察筋)だという。
9月23日、遺体発見という最悪の形で結末を迎えたこの神戸の女児行方不明事件の背景には、これまで“甘すぎる”と批判されてきた貧困層を食い物にする政党や宗教団体の思惑が透けてみえる。“貧困”という「カネと票」になるエサに群がるハイエナが共産党だとすれば、そのハイエナが食い尽くしたエサを公明党・創価学会というバクテリアが溶かす――。事件と君野容疑者を「貧困層と政党・団体の関係」という視点から見てみたい。
君野容疑者は2008年から今日まで、服役していた約2年を除き、少なくとも計4年間生活保護を受けていたことが筆者の取材でわかった。
判明した君野容疑者の足取りは、2008年に神戸市兵庫区のアパートへの入居。その際、保証人となったのが共産党と近い関係にあるといわれる生活保護斡旋に注力するNPOだ。しかし、このNPOと君野容疑者の関係は窃盗容疑での服役を契機に途切れてしまう。共産党系といわれるNPOから“捨てられた”格好だ。
「君野容疑者は関西地方の刑務所を出所してすぐ生活保護を受けています。通常、君野容疑者のように身寄りのないものは刑務所出所後、更生保護施設に入所します。だが、どうもその形跡はない。服役で生活保護受給が打ち切られた君野容疑者が出所後すぐの時点で、なぜ神戸市の生活保護受給者に支給される家賃補助の満額である賃料4万2500円のアパートに入居したのか。誰がその面倒みたのか。気になるところです」(捜査関係者)
出所後、生活保護受給に力を入れているNPOから捨てられた君野容疑者に手を差し伸べたのが、「創価学会・公明党だ」(全国紙社会部記者)といわれている。まさに共産党系といわれるNPOから捨てられた君野容疑者を学会が拾った格好だ。
敷金・礼金の工面をしたのは学会関係者
君野容疑者は、出所後すぐ神戸市長田区寺池町のアパートに入居したが、本サイトでも既報の通り、ここでは「アリを煮詰めて食べる」などの奇行や騒音トラブルを引き起こす。
それが理由なのか、約1か月で賃貸契約を解約。事件発生地となった現在の同長田天神町のアパートへ引っ越す。その際、引越し時、敷金・礼金などを工面したのが、「創価学会関係者」(捜査関係者)だったというのだ。
「生活保護受給者には家賃補助は出ても敷金・礼金は出ません。その敷金・礼金を工面し、引っ越しの手伝いを行なったのが地元創価学会の有力会員。君野容疑者の創価学会入会を斡旋した人物だといわれています」(前出・全国紙社会部記者)
君野容疑者と創価学会の関係が話題に上ったのはこれだけではない。事件発生現場である現在の居住アパート住民が、君野容疑者が入居時の挨拶に訪れた際、「創価学会もやっとった」と言ったと囲み取材で証言したのだ。ここで初めて君野容疑者と創価学会の関係は大勢が知るところとなった。
加えて、9月25日に行なわれた事件発生現場である君野容疑者宅への家宅捜索時、立ち会ったのが「地元創価学会で君野容疑者の世話役とされている人物」(捜査関係者)だという(続く)。
(取材・文・写真/秋山謙一郎)
http://dmm-news.com/article/894454/
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【神戸女児遺棄】君野容疑者と"学会"の関係を神戸市議に直撃
2014.10.23 09:00 DMMニュース
ムショ帰りの君野を迎え入れた創価学会の思惑
10月21日、神戸女児遺棄殺件の容疑者・君野康弘(47歳)が黙秘から一転、事件への関与を認めた。君野容疑者の足取りを取材すると、そこには“貧困”という「カネと票」になるエサに群がる政党やNPOが存在していたことが明らかとなった。とくに君野容疑者と創価学会との関係では、生活保護受給をめぐり「口利き」があったという話もあった。前編(容疑者の背後に存在した「貧困というカネと票」)に引き続き、今回は事実関係を公明党の市議に直撃した!
そもそも君野容疑者が出所したのは2013年の6月のこと。この頃、地元の創価学会関係者と君野容疑者の縁ができているが、なぜ「ムショ帰り」の君野容疑者に創価学会関係者が入れ込んだのか。
「2013年10月には神戸市長選挙がありました。この選挙では自民・民主・公明が押す現市長が約5600票という僅差で競り勝つという難しい戦いだった。公明党の支援母体・創価学会としては、支援者をひとりでも多く囲い込みたい。そんな心理から“曰くつきの問題物件”である君野容疑者という毒饅頭を手にしてしまったのではないでしょうか。6月に出所した君野容疑者は、10月の神戸市長選挙にはもう選挙権がありますから」(週刊誌記者)
創価学会関係者と良好な関係を築いていた君野容疑者だが、すぐに正式入会したわけではない。地元兵庫県の創価学会関係者はその内情をこう明かす。
「創価学会では今、新規入会者は座談会への参加や聖教新聞購読の意思を示すなど、いくつかのハードルを越えてやっと入会となります。君野の場合、学会は当然、入会を渋った。理由は前科があること、酒を飲んで暴れるなどの素行が悪いこと。さらに『学会に入ると生活保護受給など手厚いから』と組織利用目的での入会希望をほのめかしたからです。でも、最終的には受け入れてしまいました。『宗教は人を選べない』というのがその理由です」
「口利きはなし」短期間で生活受給決定の舞台裏
ここで一旦、2013年年5月、君野容疑者の出所時に時計の針を戻す。
君野容疑者が出所後、短期間で生活保護の再受給(入所により中断していた)が決まったことは、アパートが「生活保護受給者向け」であったことからも明白だ。建前上、生活保護は申請から受給決定まで「原則14日以内」(厚生労働省)の日数がかかるという。しかし、受付窓口の区役所では、「面談時、いくら知的障がい者で療育手帳を持っているからといっても、まず行うのは資産状況の聞き取りと就労支援。受給を認めず、水際で帰すことがほとんど」というのが現実だと神戸市職員は言う。
たとえ、就職条件が厳しいと思われる知的障がい者や前科持ちでも、まずはハローワークで就労機会を得るよう支援するのが区役所の生活保護担当窓口での一般的な対応なのだ。
「君野容疑者のケースでは、出所後すぐに生活保護受給を受けている。これは住所地選出の市議会議員や県議会議員が、受給申請時に同席するなどして“熱心な働きかけ”が行なわれた可能性が高い」(神戸市職員)
公明党市議「私、ITに弱いので……」
君野容疑者の住所地であり、事件発生地でもある神戸市長田区選出の市議会議員で、創価学会を支援団体とする公明党の所属議員はN市議だ。はたしてN市議は、君野容疑者への生活保護受給を市に熱心に働きかけたのか。少なからず気になるところではある。そこでN市議を直撃した。
――選挙区で起きた事件、政治家としてどう思うか?
N市議「子どもが犠牲になった事件で残念に思います」
――公明党支持母体の創価学会メンバーである君野容疑者と会ったことはあるか?
N市議「会ったことはありません」
――君野容疑者の創価学会入会を創価学会側に働きかけたことはあるか?
N市議「ございません」
――生活保護受給の口利きを行なったとの声もあるが?
N市議「そういったことはしていません」
――この事件について地元政治家として、どういった対策を打ち出すか、なにか追求する予定は?
N市議「私、わかりません。これから勉強します」
――わからないというのは政治家として、また福祉を標榜する政党・公明党の政治家としては無責任の謗りを免れませんが?
N市議「できることをひとつづつやらせて頂きます」
――この件で地元政治家として、ご自身のHPなどでコメントを出す予定は?
N市議「IT関係弱いので。そのつもりはありません。その予定もありません。勉強します」
こうしたN市議の対応について地元創価学会関係者は、「公明党の地方議員は、創価学会職員よりも学会内部では地位が低い。創価学会の使い走りみたいなもの。彼女もまさかこんな事件が起こるとは思っていなかったのだろう。公明党議員として情けない」と前置きした上でこう続ける。
「N市議の関与はない。実際に、君野容疑者の生活保護受給や寮育手帳交付に便宜を図った者もいない。ただし、同志として善意で相談に乗った学会メンバーはいるかもしれない。それ自体は何も問題はない。問題は事件を引き起こした君野容疑者にある」(地元創価学会関係者)
女児殺害遺棄事件で迷惑する創価学会・公明党
さて、遺体となって見つかった美玲ちゃんだがこれを包んでたのは「創価学会の機関紙である聖教新聞」(捜査関係者)であることもわかっている。事態を受けて公明党・創価学会は、「聖教新聞購読者数減」「創価学会離れがますます加速する事態」(創価学会幹部)が進むことを恐れている。とりわけ「福祉に強い団体」のイメージが、この事件で泥にまみれたことに「学会内部では危機感を抱いている」(前出・同)という。
今回、この事件の取材に当たっている全国紙社会部記者、大手週刊誌記者らは、「事件をてこに貧困ビジネスとそこに群がる政党やNPOの関係を暴きたい」とその意気込みを露にする。
これからの展開次第では、「政局になる可能性もある」(大手週刊誌記者)というこの事件、公明党・創価学会のみならず、今回、名前が出てきた共産党も含め、実際に生活保護受給を認めた神戸市行政など、これまでメスが入れられなかった「福祉のあり方」に一石を投じる事態へと波及しそうだ。今後の動きに注目したい。
(取材・文/秋山謙一郎)
http://dmm-news.com/article/894458/
- 君野康弘容疑者に"学会員"説浮上「地元幹部も困っていた」:容疑者が逮捕前に吹聴「バックが学会、怖いもんない あっしら 2014/10/24 23:49:14
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