★阿修羅♪ > 環境・エネルギー・天文板5 > 145.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
神の数式  第2回 宇宙はどこから来たのか〜最後の難問に挑む天才たち〜/NHKスペシャル
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/145.html
投稿者 短足鰐 日時 2013 年 9 月 23 日 21:35:37: 1dEIvwQCPSw5M
 

(回答先: 神の数式 第1回 この世は何からできているのか〜天才たちの100年の苦闘〜/NHKスペシャル 投稿者 短足鰐 日時 2013 年 9 月 23 日 21:07:30)

総合2013年9月22日(日)放送
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0922/

 第2回は、物質の理論を手にした物理学者たちが、もう一つの偉大な理論、広大な宇宙を支配するアインシュタインの一般相対性理論(重力理論)との統合をめざし、その2つを網羅する“神の数式”に迫ろうとする闘いを描く。ミクロの物質から、極大の宇宙の果てまで、ほとんどを数式で表すことに成功した人類だが、どうしても説明できない場所が存在する。それはブラックホールの奥底だ。宇宙空間の超ミクロの点を解き明かすことができれば、宇宙がどのように始まったのか、という究極の難問にも答えることができる。

 現在彼らがたどり着いたのは偉大な2つの理論を含む「超弦理論」と呼ばれる最新の数式。しかしその数式が示したのは「物質の根源は点ではなく、“ひも”である。そして、この世は“10次元”でなければならない」という、私たちの常識をはるかにを超えた世界像だった。車いすの天才スティーブン・ホーキング博士ら一流の物理学者たちが、ブラックホールをめぐって議論を闘わせてきた、人類の知のフロンティアを映像化していく。

〔短足〕
 物理学者たちが数式を突き詰めていくと何度の突き当たったのが、分母がゼロになる無限大の問題であった。最初に場の量子論に出てきた無限大を乗り越えたのが朝永振一郎であった。
 次に出てきたのがホーキングによって指摘された宇宙誕生(ビッグバン)やブラックホールに出てくる無限大の問題をを解決したのは、「超弦理論」(10次元で成立)の研究者ジョン・シュワルツ博士であった。
 その次にも出てきたホーキング・パラドックスと言われるブラックホールは何故熱を発生するのかという難問であった(無限大に関係)。これをを解決したのが、超弦理論を進化させたジョセフ・ポルチンスキーの「超膜理論」であった。膜理論から導き出した数式によってブラックホールが発生する熱を計算できることになった。  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2013年9月24日 00:49:45 : EhlORToRb2
こういう内容を高校物理に取り入れる必要性があると思いませんか。
いつまでも大昔のカルキュラムが続いている。

02. 短足鰐 2013年9月24日 06:31:44 : 1dEIvwQCPSw5M : fRm8lWi4GE
ジョセフ・ポルチンスキーは、次元認識について面白いたとえ話を示している。
綱渡りする人間にとって綱は前後にしか動けないので、一次元の世界に見える。だが、綱の表面を這う天道虫には二次元面(筒状の)に見える、と。

 この話は端的で分かり易い。人がミクロの天道虫になって素粒子の世界を探索できれば、4次元以上の次元が見えてくるかもしれないという想像を掻き立てる。


03. 2013年9月24日 22:39:12 : EhlORToRb2
一般相対論の測地線の説明にも、歪んだ面を這い回る虫を例として式を導き出すことがある。

04. 短足鰐 2013年9月30日 20:02:09 : 1dEIvwQCPSw5M : w8H5D4gugo
 ブラックホールと言えば、そのエントロピーを計算する式があって、ホーキングとベケンシュタインが独立に導いたと竹内薫が書いている。
 (エントロピーとは「状態数の対数」のことで、その対象物(あるいは現象)の状態数が大きいほど「エントロピーは大きい」ということで、その対象物がもたらす「情報が少ない」ことを意味する)。
 この「ホーキング=ベルケンシュタインの式」は、二人が近似的に、えいやっと計算したもので、この公式が正しいかどうかは誰にも分からなかった(実際のブラックホールのエントロピーを測定して照合したものではない)。

 ところが、1996年にストロンジャーとバッファという人が超ひもの状態を数えて、ブランクホールのエントロピーを計算したら、見事にホーキング=ベルケンシュタインの結果と一致した。実験とはまったく関係がない理論の世界で二つの結果が一致した。
 この結果には二つの見方があって、これによて「超ひも理論が正しい」という人と、両者とも「理論上の話だから、机上の空論にすぎない」という人に分かれている、と。

【出典】「ゼロから学ぶ 超ひも理論」講談社’07年


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

 次へ  前へ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 環境・エネルギー・天文板5掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

▲上へ      ★阿修羅♪ > 環境・エネルギー・天文板5掲示板
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧