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予報士が警鐘 3月、4月も大雪降らす「南岸低気圧」猛威のクセ
http://gendai.net/articles/view/life/148266
2014年2月26日 日刊ゲンダイ
2月15日の東京郊外/(C)日刊ゲンダイ
今月の大雪はつらかった。8〜9日と14〜15日の2度にわたって雪が降り、東京・大手町では戦後4番目となる積雪27センチを記録。山梨県甲府市では観測史上を大幅に更新する114センチに達した。
このところ寒さがやわらいでいるので、「もう雪は来ない」とタカをくくっている人もいるだろうが、考えが甘い。3月、4月にまた大雪が関東甲信地方を襲う恐れが強まっているのだ。
そもそも今回の大雪は南シナ海や東シナ海で発生する「南岸低気圧」が原因だった。気象予報士の佐藤大介氏が言う。
「日本の南岸を北東に進むため、この名で呼ばれています。南岸低気圧は北上する際に内部で反時計回りに風が吹きます。この風が南側の暖かい空気と北側の冷たい空気をかき回し、その結果、冷たい空気を南側に引きずり込んでしまったのです。普通、南岸低気圧は移動する速度が速いので降雪は短くて3時間程度、長くても6時間くらいです。ところが今回は速度がゆっくりだったため、長時間にわたって雪が降り、かなりの高さまで積もってしまいました」
どうやら今年は、この南岸低気圧が3月になっても活動を緩めそうにないのだ。
「3月や4月になっても南岸低気圧が雪を降らせることが考えられます。というのも、台風が前のルートをなぞるように、低気圧も前回と同程度の猛威を振るうクセがあるからです。偏西風の蛇行などが引き金になって再び大雪を降らせる可能性も考えられます。実際、45年前の1969年3月12日は東京で30センチの積雪を記録しました。このところ土曜日に天気が崩れがちなので、週末の天気は注意が必要。まだ長靴やスコップをしまわないほうがいいでしょう」(佐藤大介氏)
今年の大雪はしつこい……。
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