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(回答先: ボルカー・ルール最終案の採択とその影響 闇株新聞 投稿者 初心に帰るお天道様に恥じない生き方 日時 2013 年 12 月 11 日 00:39:29)
米銀、外国国債の取引は原則容認 金融規制の細則発表[日経新聞]
2013/12/11 0:05
【ニューヨーク=佐藤大和】米連邦準備理事会(FRB)など米金融当局は10日、「ボルカー・ルール」と呼ばれる銀行の市場取引規制の最終的な細則を発表した。2008年の金融危機を教訓に危機の再発を防ぐために銀行の投機を厳しく規制した。原案段階で禁じていた日本国債など外国国債の取引は、日欧当局の反発を踏まえ原則として認めることに方針転換した。
同ルールは10年7月に成立した金融規制改革法(ドッド・フランク法)の中核となる規制で、オバマ大統領の有力ブレーンだったボルカー元FRB議長が提唱した。金融機関の破綻や公的資金を通じた救済が続出したことを踏まえ「預金者のお金を高リスク取引に二度と回させない」との理念に基づいている。
ルールは金融危機時に巨額損失を出した銀行の自己勘定取引を「金融商品」と「取引目的」の両面から制限する。
金融商品については、株式、金融派生商品(デリバティブ)、商品先物の取引を禁じる。かつてはウォール街の金融機関の収益源だったが、複雑なデリバティブ取引の失敗で一転して巨額損失を出した反省を踏まえた。
一方、米国の国債や政府機関債、地方債などは「例外」としてこれまで通りの取引を認める。債券市場の混乱を回避するためだ。
原案では日本国債などの外国国債の取引も禁止していたが、最終案は米銀の海外拠点に対して外国国債の取引を認めた。原案の規制では米銀が日本国債の取引を控えたり、邦銀の米拠点が米国で日本国債を販売しにくくなったりする懸念が浮上。日欧の金融当局が「自己中心的だ」と反発していたことに配慮した。
米銀が未公開株ファンドやヘッジファンドなどへの出資も実質禁止。こうした出資はリスクが高いためで、成長産業への必要なマネーの供給が滞ったり、市場の厚みが失われたりする可能性がある。ボルカー・ルールを巡っては「米国経済の活力を損ないかねない」(JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者)との批判も出ていた。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGN1001C_Q3A211C1000000/?dg=1
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