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JR北海道・不祥事連鎖の謎
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2013-09-26 陽光堂主人の読書日記
JR北海道は事故を多発させ、記者会見の場で謝罪・説明している最中にも不祥事が発生したりして、一体どうなっているのかと批判が殺到しています。わざとやっているんじゃないかと思うほど、酷い有様です。
民営化の弊害が指摘されていますが、JR北海道は形だけ民営化しているものの、実際には旧国鉄時代と何ら変わっていないようです。25日付の「ハフィントンポスト」にはその辺の事情が明らかにされているので、以下該当部分を引用します。
(http://www.huffingtonpost.jp/2013/09/24/jr-hokkaido_n_3985142.html)
JR北海道、赤字300億でも倒産しないカラクリとは
(前略)
安全軽視は民営化による利益追求が原因との声も聞かれるが、現実問題としてJR北海道が置かれている状況はもっと深刻であり、民営化の是非を議論する以前の状況といってよい。
JR北海道は基本的に自力経営とはほど遠い状況にある。同社の2013年3月期の鉄道事業の売上げは約780億円だが、経費はなんと1100億円である。赤字額は300億円を超えており、毎期大量の赤字を垂れ流している状況である。これで同社が倒産しないワケは、国鉄民営化の際に提供された「経営安定化基金」と呼ばれる資金を保有しているからである。現在、同社はこの基金の運用益である300億円を赤字補填に回すことで、何とか経営を維持している。つまりJR北海道の収益の半分近くはファンドの運用益なのだ。
だがこの運用益にも問題がある。2013年3月期の基金の総額は約7300億円。だがこの基金からの運用益は300億円あり、4.1%もの高利回りで運用されている。この超低金利時代に4%の運用などどう逆立ちしても無理である。
このカラクリは、実質的な国庫補填にある。安定化基金の多くは、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構に貸し付けられており、この貸し付けについては4%近い特別な高金利となっている(他の民間からの借り入れは1%以下)。つまり、この独法に対する貸し付けは事実上のJR北海道救済資金であり、当該独法の性質上、最終的には国の特別会計が負担していることと同じになる。
つまりJR北海道は民間企業などではなく、形を変えた国鉄であり、しかも鉄道事業としてまともに継続できる状況にはないのだ。この状況を考慮せずに「民営化の弊害」と捉えると本質を見誤る可能性がある。
(後略)
JR北海道は、毎年300億円超の赤字を発生させており、通常なら疾うに倒産しています。そうならないのは、民営化の際に提供された「経営安定化基金」を通じて国費が投入されているからで、要は血税が使われているのです。
そんなことは国民は知らされていませんが、それならば尚更、留まるところのない不祥事を引き起こすことなど許されません。こんな状態でも、JR北海道は新幹線導入の野望を捨てていません。呆れ返るばかりです。
会社の体質に問題があることは明らかですが、単なる「体質」として片付けてよいかどうか、その辺は疑問が残ります。自動停止装置をハンマーで叩き壊した職員がいましたが、これなど文字通り破壊行為で、何らかの勢力が意図的にサボタージュや破壊行為を引き起こしている可能性があります。
JR東日本と革マル派の関係は有名で、民主党の枝野幸男と革マル派の関係が取り沙汰されたこともありましたが、労組を通じてそうした勢力がJR北海道の中にも入り込んでいたとしても可笑しくありません。
これとの関係で気になるのが、21日付の「DARKNESS」の記事です。それによると、東日本大震災で役所ごと流されたりして戸籍の記録が失われ、他人になりすます「背乗り(はいのり)」が横行する懸念が生じており、警察や公安が神経を尖らせているそうです。
北朝鮮の工作員は「失踪」した日本人の戸籍を取得して本人になりすましていましたが、そうした「背乗り」が容易な状況になっています。照合する原資料がありませんから、本人だと名乗られても中々否定出来ないわけです。
そうした一団が北海道に渡って破壊行為に従事するという可能性も存在するわけです。何故それが北海道なのかという疑問は残りますが…。
旧ソ連時代には北海道奪取計画があり、今も引き継がれているのかも知れませんが、安倍政権は北方領土問題解決に前向きで、先日、北方担当相の山本一太が択捉島を視察しています。米国は日露が接近し出すと常に妨害して来ますから、米系の工作員が暗躍しているのでしょうか? そう邪推せざるを得ないほど不可解な事件です。
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