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今、アベノミクスを推進してきた【取り巻き】連中の中で、消費税引き上げを先送りするようにとの意見が強くなってきており、【取り巻き】連中が一斉に安倍政権から逃げ始めています。
消費税引き上げを述べて駆け込み需要を起こさせ、景気を見かけ上引き上げる>株を買い上げさせる>参議院選挙で自民党勝利、というシナリオを書いた外資系ですが、ここにきて、「もうおいしい食事は終わった」として、
日本は用済みとなりかけているのです。
相次いで発表されましたアメリカの金融機関利益急増も、アベノミクスがあったからであり、今後は買って儲けたのだから、今度は売って儲けようとなり、消費税引き上げを停止させ、膨らむだけ膨らんだ財政問題で、日本を格下げに追い込み、【株売り・国債売り・円高】の3点セットで儲けようとしても何ら不思議ではありません。
消費税引き上げは、景気は落ち込めば先送りするという条項が入っており、「から」景気がピークアウトした今、
景気指数が落ち込み始めており、先送りの「理由」はいくらでも出てきます。
「アベノミクス」が「から」景気とだったとわかっても、選挙は終わっており誰も文句は言えませんが、問題は消費税引き上げを見越して動いた企業・個人です。
システム投資をして無駄になりますし、在庫を積み増した企業も無駄になりますし、駆け込みでマンション・家・車を購入した国民も多くいるはずで、需要を先食いした以上、今後猛烈な反動減が来ることになります。
日本の景気が落ち込み、積み上げた在庫が市場に流れ込めば、インフレどころかデフレが襲ってきます。
そこにヨーロッパ危機が起こり、円に資金が戻り円高が急激に進むという、本来の動きに戻れば、株は暴落し、
日銀バズーカ砲が空砲とわかり円高が進み、日経平均8,000円、一ドル70円台、60円台という昔の流れに戻ることになります。
これは上記で述べました外資系の「シナリオ」とも一致します。
このシナリオ通りにいくのかどうか。
それとも、もう一度、日銀はバズーカー砲を鳴らす(空砲を、ですが)のか。
金融緩和では景気は回復しないという歴史をどう判断するのか。
アベノミクスに踊った投資家、企業家がどのような結末を迎えるのか。
そして中国・インドネシア・インド・タイ・シンガポールで進む金融危機がどこでどのような形で火を噴くのか。
7−9月期は重大な岐路にあります。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4501633.html
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