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一刻も早く売れ!株価は1万2250円まで下がる 6月5日と10日がXデー
http://gendai.net/articles/view/syakai/142648
2013年5月31日 日刊ゲンダイ
30日の日経平均は737円も下落し、1万3589円で引けた。23日の1143円安に次ぐ大暴落だ。ここ1週間あまりで日経平均は2000円を超える下げ幅を記録しているが、これが底ではない。ヘタをしたら昨秋の8500円水準に逆戻りの声も出ている。もう一刻も早く売るしかない――。
7月の参院選まではアベノミクス効果で株高が続く――。市場関係者の多くは、そう信じて疑わなかった。大手メディアも、23日の大暴落を目の当たりにしながら、「1万4000円を割り込むことはない」という識者の声を大々的に取り上げ、あくまで調整局面だと強調していた。
だが、市場は調整どころか暴落を繰り返し、「節目の1万4000円をあっさり割った」(市場関係者)。
こうなると、下落傾向に歯止めが利かなくなる。
「恐怖の2段下げでした。23日の取引時間中につけた高値と、30日の安値を比べると2400円も下げている。15%の下落です」(株式評論家の杉村富生氏)
アベクロがでっち上げた期待先行の「円安・株高」の化けの皮が剥がれたのだ。黒田バズーカ砲なんて呼ばれた異次元緩和の底も知れた。
「米FRBのバーナンキ議長は金融緩和の出口戦略を示唆している。米景気は回復傾向にあるからです。これは円高要因で日本経済にはマイナス。安倍首相と黒田総裁は異次元緩和によって円安は維持できると踏んでいたが、大外れ。マーケットは米景気の回復を重要視し、円高方向に向かっている。アベクロは完全に読み間違えです」(市場関係者)
<「半値押し」が現実に>
現在、1ドル=101円台後半から100円台で推移しているが、「海外要因など、ちょっとしたキッカケで90円台入りする」(三井住友銀行チーフストラテジストの宇野大介氏)という。そうなれば株価はどこまで下げるのか。
「テクニカル的には1万3130円が次の節目ですが為替相場が1ドル=100円を切る円高になれば、あっけなく突破するでしょう」(宇野大介氏)
Xデーは6月5日だ。
「この日発表される成長戦略の第3弾にサプライズがなかったら、市場は失望します。3本の矢は折れ、株価下落は底なしになる」(株式ストラテジストの中西文行氏)
6月10日もブラックマンデーの候補だ。市場を左右する米雇用統計が前週末の7日(日本時間深夜)に公表されるのだ。
「いい数値が出たら、米経済の景気回復が鮮明になり、金融引き締めが意識されます。そうなったら日本株に投資していた外国人の資金が、ごっそり米国市場に向かいます。日本市場は壊滅するでしょう」(市場関係者)
こうなると日経平均は、昨秋から直近高値までの上げ幅7500円の「半値押しが現実になる恐れがある」(証券アナリスト)。具体的には1万2250円だ。ここを割り込むと、テクニカル分析的には、昨秋の8500円水準に逆戻りだという。すべては元のもくあみだ。
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