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(回答先: 経済改革へ本腰、北朝鮮が変動相場制を導入・・対米ドルへの深慮遠謀? 投稿者 墨染 日時 2013 年 4 月 24 日 11:02:44)
http://www.mmc.co.jp/gold/market/toshima_t/2013/1400.html
「ミャンマーにはすでに多くの投資家が集まっている。今、投資を考えるなら北朝鮮がいい」
ジム・ロジャーズ氏の筆者との対談(日経マネー6月号)での発言だ。
そこで、先週末のシンガポールでの緊急対談(昨日本欄参照)では、「その後の北朝鮮情勢が急速に悪化したが」と突っ込んでみた。
答えは、「北朝鮮有事は買いだよ。あそこで、万が一カタストロフィック(破壊的)なことが起きれば、それが朝鮮半島統一のキッカケになりうる。あの地域は、金など魅力的な資源もある。ただ、北朝鮮へのエクスポージャー(投資マネー投入)といっても、投資媒体が少ない。でも、間接的にたとえば韓国関連を買う手はあるな。」
一般的なプロの発想として、buy disaster(有事や天災は買い)ということはある。相場がアンダーシュート(大きな下振れ)して、大幅なディスカウント(割安)になったときに買いを入れるわけだ。直接的な投資アクセスが難しければ、北朝鮮関連で今売られているセクターを買う選択肢はある。
「相場は絶望で生まれ、歓喜で終わる」という格言もある。
日本人の筆者は、北朝鮮へのこだわりがあり、個人的にはついてゆけないが、超長期投資家の彼ならではの発想と感じた。
69歳になる彼の現在の投資目的は、5歳と9歳の実の娘たち(孫ではない)のために資産を残すことにある。米国からシンガポールへ移住して、娘を中国人学校へ通わせるのも、「この子たちが成人する頃は本当に中国の時代」と読めばこそだ。その時点では、北朝鮮情勢も安定し、今のミャンマーのような人気投資スポットになっているかもしれない。
昨日日経マネーのコラムで、彼が円売りトレードを「crowded=混みすぎ」として敬遠していることに言及した。一貫して混んだ市場は避け、すいている市場を物色する投資スタンスだ。ミャンマーも3年前に注目して行動を起こしていた。
いま、彼は、北朝鮮、そしてロシアに興味を示している。
さて、金価格は旺盛な現物需要に支えられ、1420ドル台まで回復してきました。下げ止まり、ひとまず小康状態。ただ、急落で逃げ切れず、上に取り残された投機家が、価格が戻るとヤレヤレと売り戻しに入るので、上値は重い展開。
ただ、ここのところ米国マクロ経済指標の出方が悪いので、FOMCでも再び緩和継続論が盛り返す気配もあり、金急落をもたらしたマクロ経済背景にも若干変化の兆しが感じられます。
ドル円は100円つかなかったけど、これだけ皆が100円いって当たり前みたいに思っているときには、プロは手を出さないね。(以下略)
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