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株の値上がりは続くか
http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/185.html
投稿者 taked4700 日時 2013 年 2 月 01 日 12:17:47: 9XFNe/BiX575U
 

株の値上がりは続くか。

 1月31日の日経一面は「日本株買い一段と厚み」というものだった。「日経平均1万1000円回復」とか「海外・個人に勢い」という見出しも付いている。日本株が今後値上がりを続けるかどうか、それを検討してみる。

 1985年のプラザ合意後、円高になり、その後、外需依存から内需依存経済への体質転換をするという名目で、日本国内へ資金が供給された。不思議なことに、そういった資金供給があったのにもかかわらず、日常生活物資、つまり、スーパーで売っているようなものについては殆ど値上がりしなかった。値上がりしたのは株と不動産だったのだ。このこと自体が、本来とても不思議なことで、昭和40年代の狂乱物価の時と比べたら明らかに異なった事態だった。つまり、意図的な操作が物価一般についても可能になっていたという意味だと思う。当然、1990年代の政治経済の停滞を経た現在の日本はより一層意図的な操作がいろいろな面で可能になっている社会だと考えるべきだ。

 非常に大まかに見れば、昭和40年代以降、戦後生まれの団塊世代が中年から熟年世代になるに従って日本経済はその報酬を受け取ってきた。つまり、賃金の高い、また生産性の高い人々が増えることがこのころの好景気の原因だった。

 翻って、現在は人口減が始まり、また団塊世代は退職しつつある。子供を作らず、子育ての負担を避けた働き盛り人口が増えるといういわゆる人口ボーナスは今後その付けを払う時期に入っているわけだ。

 おまけに日本は東北地方太平洋沖地震による震災や福島原発事故が起こり、まだ復興途中だ。更に、次の巨大地震がいつ起こるとも知れないとされ、首都直下地震が起こればその被害金額は100兆円を超えるとされている。

 だから、今後日本株の値上がりが続くとは思えない。「だるまさんが転んだ相場」という表現があるという。気づかれないように鬼ににじり寄り、何かがあったら、さっと撤収しなければ確保した利益が全部消えてしまうような相場だという説明がされている。

 背景にあるのは、今まで日本に投資をしてきた海外資本がその引き上げを狙っていて、日本の国内資金へ売り逃げを仕掛けているということのはずだ。

 ただし、もちろん、日本の企業の技術力はかなりあり、円安によって価格競争力が回復し、日本国内景気のけん引力となる面は事実でもある。

 ピンチはチャンスでもある。震災に備えて国土の改造を大胆にやり、脱原発を成し遂げれば、明るい未来がそこには拓けていく。政治と経済は、それを目指すべきだし、政治家と官僚、実業界、そして一般市民は単に目先の利益に縛られるのではなくて、10年、20年先の社会を見て行動するしかないと思う。目先の利益を追いかけてばかりではいいように踊らされて、結局破滅に追い込まれてしまうだろう。

*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<1315>>TC:38404, BC:18174  

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コメント
 
01. 2013年2月01日 13:08:16 : h4SMci7IkA
毎年20兆円の公共工事をやれば2万7000円位までは軽く行くでしょう。

インフレにする為に札をジャブジャブ刷ってるから、預貯金は目減りするから
株や土地に資産を移した方が良さそうだ。


02. 2013年2月01日 14:03:31 : xEBOc6ttRg
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国会で総理に質問して欲しいこと(デフレの定義)
2013/02/01 (金) 13:37


 デフレからの脱却が最大の優先課題だと言う安倍政権。そして、デフレからの脱却は、日銀がその気になりさえすれば可能なのに、それが実現できないのは日銀の怠慢以外の何物でもない、というリフレ派の人々。

 だからこそ、日銀をこれでもか、これでもかと叩く!

 いいんですよ、彼らを少しくらい叩いても。慣れていることだし。逆に彼らは、貴方がたのことを何と非論理的なことばかり言う人たちだ、という程度にしか思っていない訳ですから。

 ただ、私は、一国民として思うのです。

 デフレ論議に決着をつけるべきではないか、と。もう、10年以上も、どうしたらデフレから脱却できるか、なんて議論が続いているのです。

 何度も何度も国会で同じような質疑があり‥なんと時間と労力の無駄であることか!

 ただ、私がそのようなことを言っても、アベノミクスを支持する人々は、もう決着がついているではないか、なんて思っているでしょう、多分。円安になり株価が上がり、そして、輸出企業が助かっている訳ですので。

 しかし、そうしてムードがよくなっているとしても、それは円安のためであり、デフレ脱却の話とは本来筋が違うのです。

 いずれにしても、私は、デフレの定義くらいこの際はっきりさせたらどうか思うのです。そのことに反対する理由は、どのような人にもない筈です。デフレの定義が人によって区々だからなかなか話がかみ合わない。そして、皆、都合のいいことだけを述べる、と。

 よくこんな意見を聞きます。

 「デフレの状況で消費税を上げるのは何事だ。デフレの状況で消費税を上げるようなことをすればそれこそ消費が弱まり、景気は益々悪くなるではないか」と。

 どう思います、この意見?

 多分、9割以上の方が、それはそのとおりだ、と思うのではないでしょうか?

 でも、答えは違うのです。その訳は最後に説明させて頂くとして‥このように、「デフレの状況で消費税を上げるのは何事だ」という場合の「デフレ」にはどんな意味が込められているのでしょう?

 普通、リフレ派の人々、特に学者などは、デフレという用語を、物価が持続的に下がる状況という意味で使うのです。デフレはインフレの反対であるから、物価が下がり続けることだ、と。

 貴方も、そのような説明で納得しますか?

 承知しました。取り敢えずデフレとは、物価が持続的に下がり続ける状況だと致しましょう。

 ただ、そうしたデフレが続いたとしても、ひょっとしたら実質経済成長率がプラスの値を示すこともあるのです。つまり、物価はずっと緩やかに下がりつつも、景気がいい状態が続くことだってあるのです。

 例えば、インフレ率がマイナス1%である一方、実質経済成長率が3%、従って、名目経済成長率が2%である状態が続く場合もあるのです。

 こうしたケースも、物価がずっと下がっているから、デフレと呼ぶべきなのですよね?

 しかし、実質経済成長率が仮に3%もあるのであれば、景気が悪いなどと誰が言うことができるでしょう?

 ということは、「デフレの状況で消費税を上げることは何事だ」と主張する人々は、当然のことながら、「デフレ」に持続的に物価が下がるという意味以外に、景気が悪いという意味合いを含めているのです。そうでしょ?

 つまり、デフレとは、物価が持続的に下がる状況にあって、かつ、景気がよくない状況である、と。

 では、そうしてデフレの定義を変えたとしたら、デフレは、日銀が思い切った政策を取るだけで、つまりお札をじゃんじゃん刷るだけで脱却できる、なんてことが言えるのでしょうか?

 例えば、竹中教授は言うのです。デフレは貨幣的な現象であるから、中央銀行がマネーを大量に放出すれば、いつかはインフレが起きデフレから脱却できる、と。

 そうした主張はかなり疑わしいのですが‥それでも日銀が、仮に財政ファイナンスをしていると言われようが、とにかくどれだけでも長期国債を購入し続ければ、いつかはインフレになる可能性があることは否定できません。そして、そのようにしてインフレになれば、物価が持続的に低下するという意味での「デフレ」からは脱却したことになるのですが‥しかし、インフレになったとしても、景気がよくなるとは限らないのです。

 もし、インフレにすることによって景気が良くなると主張するのであれば、その理由がなければなりません。一体その理由とは何なのでしょう?

 いずれにしても、リフレ派の言うデフレの意味合いは、状況によって違うのです。つまり、デフレから脱却する必要があるという場合のデフレは、物価が持続的に低下しているだけではなく、景気が悪いことも含まれているのですが、デフレは貨幣的現象だとか、デフレはお札を刷れば必ず脱却できるという場合のデフレは、単に物価が持続的に低下する状況しか意味していないのです。

 ということで、リフレ派の人々、そしてアベノミクスを支持する人々に言いたい。

 デフレ脱却を主張するのは結構。しかし、その場合のデフレは何を意味するのかをはっきりとさせて欲しい。

 単にインフレ率がマイナスからプラスの領域に移っただけで、デフレ脱却と言っていいのか? あるいは、インフレ率が1%か2%に達すれば、それでデフレ脱却と言っていいのか?

 否、そうではなくて、インフレ率がプラスになることも必要だが、併せて実質経済成長率がある程度の値を示すことも必要なのだと考えるのか? もし、そうだとすれば、例えば実質経済成長率が1%を達成したら、デフレから脱却したと言っていいのか?

 そこのところをはっきりしてもらわないと議論がかみ合わないのです。

 これまでに何度かお示ししたところですが、物価上昇率がプラスになると何故景気がよくなると考えられるのかということについては、物価が上がるような状況になれば、価格が上がる前に商品を購入しておいた方が得だからと消費者が考えるようになって、消費行動に変化が起こるからということ、さらに、仮に、物価が上がりながらも金利が上がらなければ、実質金利が下がることになるので、そうなれば企業の実質的な金利負担が軽くなるので投資活動が促進されるから、という考えがあるのです。

 でも、他にも理由があるのです。

 もし、物価が上がるなかで賃金が上がらなければ、企業経営者からみれば、実質賃金が下がることになるので、雇用を増やそうというインセンティブが働くからだ、と。

 この最後の理由、どう思います?

 政治家の言うこととは逆なのです。政治家は、賃金を上げることによって景気を良くしたいと考え、しかし、学者は、物価が上がっても賃金が上がらなければ、実質賃金が下がるので雇用が増えるだろう、と。

 いずれにしても、日銀の尻を叩くことによってデフレ脱却は可能だと主張する人々の言う「デフレ」は、単にインフレを起こすだけのことであるので、その意味でデフレから脱却しても、景気がよくなる保証はないのです。

 国会の論戦が始まっていますが、質問する議員の突込みが足りず興味が湧きません。

 議員の方々に言いたい。是非、安倍政権の閣僚たちに質問して欲しい、と。

 何故、日銀叩きをすれば、デフレから脱却できると考えるのか? その場合のデフレの定義は何か? そして、インフレを起こすと何故景気がよくなると考えるのか、と。


 最後に、デフレの状況において消費税を増税すれば益々景気が悪くなるという主張が必ずしも正しくない理由をお示しします。

 私は、むしろバカ景気の状況で増税をすれば、景気にブレーキをかけることが考えられると思います。何故ならば、バカ景気の状況では消費者が見境なく商品を購入するようなことが多いので、増税されると、直ぐに消費を見直すことが可能であるからです。その一方、不況のなかでそもそも生きて行くための最低限度のものしか買わないような状況であれば、幾ら増税になっても、買わないと生きていけないので、消費を減らすことができないのです。

 消費税増税を実施すれば益々景気が悪くなるのではなく、増税が実施される前に駆け込みの需要が発生し、そして、増税が実施された後にその反動がくるので、急にモノが売れないように見えるだけの話です。そして、増税が実施されても暫くすると、消費者は引き上げられた税に慣れざるを得なくなるのです。

 消費者はただ増税が嫌だから、そうした政治家の主張を支持しているだけの話です。

以上


03. 2013年2月01日 14:08:58 : IOzibbQO0w

>日本に投資をしてきた海外資本がその引き上げを狙っていて、日本の国内資金へ売り逃げを仕掛けている

現状は金融危機のリスク回避局面から、適正なウェイトに戻る回帰局面での必然的な株価調整

そろそろオーバーウェイトになっている可能性も高いが

グローバル投資家にとって、政治体制がしっかりしており、教育や技術水準も高い日本は、多くの優良企業が存在し、安定した投資先の一つなので、

今後、人口減少があったとしても、状況に応じてウェイトが変化するだけだろう


04. 2013年2月01日 15:27:13 : JfFbs5hoTk

「成長戦略」ってのが、景気の足を引っ張る気がしてならない。

彼らの言う成長とは、企業中心、供給サイドの強化のことだ、
デフレはますます深化するのではないか。

競争政策で、首切りリストラや賃下げで競争力を強化し、
企業の内部留保はうなぎのぼり、賃金は下げ続け。

http://www.tse.or.jp/market/REALIDX/def01.html


05. 2013年2月01日 15:28:32 : JfFbs5hoTk

04:

URLを間違えた

http://www.nhk.or.jp/r-asa/businesswm01/5b2.asx


06. 2013年2月01日 16:05:52 : sekAj4S9tQ
2様が取上げた文章の以下の部分について

「消費税増税を実施すれば益々景気が悪くなるのではなく、増税が実施される前に駆け込みの需要が発生し、そして、増税が実施された後にその反動がくるので、急にモノが売れないように見えるだけの話です。そして、増税が実施されても暫くすると、消費者は引き上げられた税に慣れざるを得なくなるのです。」

上の論理は「デフレの状況において消費税を増税すれば益々景気が悪くなるという主張が必ずしも正しくない理由」として聊か説得力に欠けるようです。そもそも駆け込み的出費というのは臨時出費にならざるを得ないので、その分他の出費を抑えてバランスを取ろうとする圧力がかかります。ということは、経済全体での消費の押上げ効果は、増税開始前後を通して、ほとんど期待出来ないことになります。しかも、臨時出費という無理をしてでも購入するほどの商品というのは、そうそうあるものではありません。このように考えれば、駆け込み需要というものが、経済全体からみれば、如何に限定的、局所的、刹那的であるかが想像されます。

経済が停滞している状況での消費増税は、まず、価格転嫁を避けたい売り手への影響こそ第一に考えられなければなりません。ただでさえ金融緩和による円安で原材料の価格が上昇する中、消費増税による圧力が加われば、更に苦境に陥る企業が増えることも容易に想像出来ます。

よって、不況下(所得も売り上げも伸びない状況)では、売り手と買い手の双方にとって消費増税は迷惑なものでしかない。その当然の帰結として景気は更に悪化すると考えられるのです。


07. 2013年2月01日 16:18:35 : E3i38K0G5w
大手が今、釣り上げている。素人が乗り出したころ、売り逃げ、空売りでダブル利益を上げるつもりで、現在、カモ募集中。それ覚悟でどうしてもやりたければ、パチンコ、競馬のつもりで、その日で清算するデイトレがよい。日々賢くなる。

08. 2013年2月01日 19:22:56 : kNmmaAsBLM
下の安倍バブル ヤケドしない3箇条のような弱気があるうちは大丈夫。
ど素人までが手を出して、早く買わないとのような記事が出始めたら要注意。

09. 2013年2月02日 03:01:19 : NiriqaWsXc
ドル円や日経の一方的なトレンドを見ると絶対儲かると見込んでついてを出したくなるが絶対関わらないほうがいい


10. 2013年2月02日 10:37:42 : yxSCPflQ8k
俺は大手ではないが
売ってくれと言ってきたときには人助けと思って売ってやる
買ってくれと言ってきたときには人助けと思って買ってやる

世間は俺に頼みごとをしてきた奴をカモと呼んでいるが
カモは自らカモになっているだけで、俺がカモにしているわけではない


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